新聞のおはなし。
新聞を読み終わったら、テレビ欄だけ抜いて所定の位置(テレビ近くのテーブル)へ。
記事とチラシは古新聞置き場へ持って行くのが我が家ルール。
そしてテレビ欄は、母が見そうな番組を赤ペンで囲う。
絶対に見ると確定している場合はテレビ予約。
でも、ここ2~3ヶ月はそのことで何度もモメていて、さすがにもうウンザリ![]()
なぜなら、母が当日のテレビ欄まで古新聞コーナーに持って行ってしまうから。
もう、「チラシ」というものがなんなのか、
「テレビ欄」というものがなんなのかもわからなくなってるみたい。
当然、なぜテレビ欄をテレビの近くに置いておくかも理解していない。
ずーーーーっと何十年もそうしてきた生活習慣なのに。
説明しても理解しない。
仕方がないから私が取り戻してきて置いておいても、
やっぱり古新聞置き場へ持って行ってしまう。
永遠にその繰り返し。
苦肉の策で、
「新聞関係の後始末は私がするから、お母さんはもうしなくていいよ。
そのまま置いておいてくれていいから」
とまで言ったのに、まったく聞かない。
むしろ執着しているかのようにさえ見える。
いっそ好きにさせればいいのか?
どうせ、テレビ欄がなくて困るのは母だし。
(私が見たいものは自室で録画しているのでまったく問題なし)
せめて面白いテレビを見て楽しんでほしいと思ったけど、
さすがにもう嫌になってきた。
面白い番組を見逃そうが、知ったこっちゃないわ。
むやみやたらにチャンネルを変えて落ち着かないしぐさを見るのは嫌だけど、
もう仕方ないのかも知れない。
それに、面白い番組を見たとて、
最近は見たそばからすっかり忘れてしまってる。
食べたものだってそう。
10分前に自分がなにを食べたかすら覚えてない。
お腹にたまりさえすれば、美味しかろうがマズかろうが気にしていないレベル。
同じことを何度も聞く、もしくは話すことも格段に増えたし、
そういえば、時々だけど洋服を後前に着るようにもなった。
ご飯もかなりこぼしてるし、袖口も汚してる。
「たまにはそんなこともあるよね」って大目に見てたけど、
1日中おかしいから、居間に行く度になにかかにかやらかしてて、
こっちの頭がおかしくなりそう。
せっかく裁判が終わって、やっとこれから静かに暮らせるはずだったのに、
こんなにみるみる認知症が進むだなんて。
安堵感から来る一時的なものかと思って様子をみてたけど違うみたい。
私もそろそろ諦めなくちゃダメかな。
本人もショートステイを受け入れるみたいだし、それならまぁね。
これじゃ、お留守番なんて到底無理。
もう、わかってもらうのは無理みたいだから、
なにをされても仕方ないって割り切らなくちゃね。
そうじゃなきゃ、こっちの精神が崩壊寸前だわ![]()
正直いうと、ショートステイに行かせることにすごく罪悪感を感じていたけど、
ここまで来ると、少しだけ気持ちが吹っ切れました。