母 チャリダー再開 | こんな娘でごめんなさい

こんな娘でごめんなさい

            

末期癌の父を看取った後は、認知症の母の在宅介護を5年。
現在母は脳出血で入院中で、このまま病院で暮らすことになりそうです。
私自身も遅れてやってきた介護ダメージと戦いながら、日々新しい人生の準備中~。




うちの母、元気な頃は自転車をフル活用してました自転車



毎朝のプール、買い物、通院はもちろんの事、


車でも片道30~40分はかかるような山まで自転車で行き、


登山をして、また自転車で戻る・・・みたいなあせ



父や私が、


『車で送って行こうか?』 と言ってもガンとして聞かず、


『私には自転車があるからビックリマーク


と、キッパリ断られる確率ほぼ100%



それほどに、自転車を自分の足にしていた人でした。


そうですねぇ。父が亡くなるあたりまでは。



でも、父が亡くなって、なにかと私に頼るようになってからは、


私と同行 = 車で行動


となってしまった為、段々自転車が億劫になってしまい、



『足元もフラつくし、もう自転車は乗れないかも・・・』



と、今年は乗っていませんでした。




そんな今日、訪看さんをストップして時間ができたからか、


近所の図書館まで自転車で行って来ると言い出しました。



いい傾向ではあるのですが危険も伴うので、


まずは私が自転車のチェック。


ワンシーズン乗ってないとタイヤの空気が抜けたりしますからね~。


走るには走れるけど若干空気が少ないような・・・


(私の体重の問題か???)



今度は、母に家の前をチョロチョロっと乗ってもらったら、


なんとなく危なかしそうに見えたのですが、本人が



『あっビックリマーク大丈夫ビックリマーク乗れそうっハート



と、なにか勘を取り戻したように言うので、


じゃあ気をつけて行って来てねと送り出しました。




ただし条件が2つ。



① フラついて駐車中の車にぶつけない事(損害賠償とかヤダ)


② 図書館に行く途中に行きつけの自転車屋さんがあるので、


  まずはそこに寄って整備点検をしてもらう事



これだけは守るように念を押しました。



あとは何かあったら自己責任って事で。。。





結果、ものスゴい満面の笑みで帰って来ました。


そりゃ、そうですよね。


自転車復活 = 行動範囲がグーンと広がる


って事ですもん。



それに、あの重たい自転車を玄関から出し入れできる事自体、


まだまだ力がある証拠。


(慣れてないせいもあるけど私でもかなり重い。玄関まで2~3段の階段もあるし)




図書館から借りてきた本も、


読書 認知症の人のきもち 読書


という本だったので、母なりに前向きに取り組もうとしてるのかな?




訪看を減らしても、こうやって前向きに過ごしてくれるなら意味ありですねにへ