本来の目的であるお餅つきしました

熱烈なリクエストがあり最近はほぼ毎年ついてるらしいお餅。
夫は何度か参加してるようですが、私は知り合って4~5年経つのに参加するのは今回が初めてだと言ったらびっくりされました

餅つきって、ついて捏ねてとしてるところは見たことあるけれど、大抵の場合もち米は炊飯器で炊いたのでやってるんだと思ってたんです。
無知でした…
!
場所は夫友人宅の広~いお庭。
まず、1年使ってなかった杵と臼を熱湯でゴシゴシ洗って何度もアクを落とす。
同時に炊飯釜(?)に木材を入れ火がつくまで頑張る

火がついたら、前日から研いで水に浸してあるもち米を蒸籠に入れて火にかけます。
(びっくりしちゃうけどね、もち米20kgも用意されてた
20kg研ぐのってどんだけよ…!
感謝しかない
)
↓蒸籠ひとつ乗せ。
(20kgで7臼予定なのでこの蒸籠には3キロ弱。
水でふやかして倍くらいになってるので5~6kg。
けっこう重いのです。)

(煙がお隣さんのお庭に向かってるのが微妙に気になってしかたない小心者
)
木もあっという間に炭になるので絶やさないように頻繁に監視。
私は基本的に火の見張りしてました

3~40分経ったら下の段のもち米を臼にいれ、再び米を入れて、今度は上の段に置いて炊き上げます。


臼に入れた米はいきなりついて捏ねてではなく、ぐいぐいと杵で練っていくの。
これがすごく大変みたいですよ

1臼分頂いて持ち帰ったものを、一晩乾かしてから翌日カット。

なんとかタッパーに詰め込み、なんとか冷凍庫のスペースを確保しなんとかおさまりました

入りきらなかった分は焼いて味見

市販のとは比べものにならない!

男性陣、汗だく





ある程度練れたらようやくついて捏ねてです。
監修は夫友人のお父上なのですが、お祖母様に口出されつつ子供の頃からついていたと。
この杵も臼も70年以上使ってるんじゃないか~?と仰っておられた。
日本文化ってすごいと密かに感動

(現在お父上は監修のみで実行は息子とその友人2人。
ちなみに我が夫はすぐ疲れたとかいって一瞬で戦力外通告受けていた

いやなんかほんと申し訳ない。。。
みんな同世代だというのに…
)

つきあがったお餅は板に乗せて粉をまぶして女性陣が伸ばしていきます。
楽しそうだったので私は練るのも火の番も伸ばすのも体験させてもらったよー


この時点で干し芋みたいな切りごたえだったので2日目になったらさぞ堅いだろうなぁ。
(むかーし、田舎の親戚がついたお餅を毎年送ってくれていたのだけど、1度切ってないのが届いたらしく母親がものすごく苦労して切っていたのを思いだした。)
それにしてもひと臼ってすごい量だな…。
重いし…





市販のとは比べものにならない!
美味しい!!
と聞いていたけれど、実際美味しかったですよ~

夫友人宅でつきたてのを丸めてそのまま食べたりお雑煮作ってくれたりと柔らかい状態ではすでにいただいてたのですが、焼いたのは市販のものより表面が堅くお煎餅のようになってまた良い。
そしてなんだかボリュームがある気がする。
厚みが違うのかな?
お正月はこのお餅で生きていけそうです~



















今年ももう最後。
ほんとにあっという間でした。
なんの変化もなくだらだらと反省の多い1年でしたが無事に過ごせたのでまぁ良いか。
来年はもう少し頑張れますように
みなさま良いお年をお迎え下さい。