武井武雄さんという方を、私は知らなかったのですがどうも気になって観に行ってきました。
すごく良かったー

描かれてる絵がなんとも可愛らしい!
これが大正~昭和初期に描かれたものなのかって驚いてしまうくらい、新鮮なんです。
可愛らしいタッチの絵は、子どもの頃に母に連れられて行った美術館の雰囲気に似ていて懐かしい
そしてとても凝っている。
刊本を139冊(だったはず)出しているのだそうですが、本の紙質、装丁まで全てこだわり抜いたもの。
本の中の絵が螺鈿細工になっていたり、寄木細工であったり、またまた切った紙を織ったゴブラン織の絵だったり!!
そんなことできるの~
?!
って、見る方見る方驚いてました。
何よりびっくりなのが、古代書のパピルスにこだわって、紙を種から植えて作られた本

どひゃ~
って思いながら見てしまった。

当然、たくさんできるものではなく、
説明によると会員の300名にしか売らないとか?
会員待ちの我慢会なるものがあったとか?
我慢会にも入れない超我慢会までできたとか??
展示作品全てが美術品のようでした。
(いや、実際そうなんだけどね。)
館内で唯一撮影可のスポット。
平日昼間。
わりと空いてはいるけれど、年齢層の高い閲覧者ばかりのためか皆様観て終わり。
1人で行った身としてもはしゃぎようもなく、私もまた撮影して終わり。
無念…

長野県にイルフ童画館という美術館があるようなので、機会があれば訪れてみたいな

お土産、たくさん買ってしまいました

鳥と船がたくさんでてきて全ての絵が可愛らしい。
なんとこちら…
なんでも、黒柳さんが武井さんのファンで、挿絵を依頼し承諾してもらったのだとか。
ところが、承諾の3週間後に武井さんがお亡くなりなって中断。
それを娘さんがたくさんの絵の中から絵本に会うものを提供し、作品としてできあがったものなのだそう。
ところどころ状況と絵が合ってないのはそういう訳なのですね。
もしご本人が描いていたらどうなっていたのかと、とっても気になりました。
もう一冊。
他2冊も気になるけれどとりあえず1冊め。
これか昭和2年に出された本なんて…!
この頃の絵ってアルファベットが溢れてる。
ちょっと買いすぎた
??

横浜では、5/5まで展示しているそうです。
気になるかたはぜひ
