鎌倉の翌日。
お散歩日和なお天気でしたので、またしても野川沿いを散歩

川に沿って歩き、そのまま深大寺辺りでお蕎麦を食べて帰るプランを立てて出発。
陽射しが暖かくて気持ち良かったぁ。
深大寺は、かなりの人混みでした。
(そりゃ、そうか。)
着いてすぐに私たちの通る先に小さなお堂が見え、なにやら人だかりが。
近づくと、
"深大寺開創の地、縁結びの神様
「深沙大王堂」特別公開中
"

の看板が。
"堂内にて、縁結びのお守り、絵馬 限定授与中"、
とも。
限定授与!?
と、魅力的な言葉に惹かれて、何も考えずに入ってみました。
堂内はまだ入るスペースがあり、順番待ちもなかったのでラッキー。
小さなお堂なので、もちろん中もとても小さい1室のみ。
中に入ると、お坊様が少しお話をして下さいました。
覚えている限りですが、
この小さなお堂が、1400年前の奈良時代から、400年前の江戸時代まで、深大寺の本堂だったというのです!
今の大きな建物は、江戸時代からのもの。
そもそも、そんな古いお寺だったことすら知りませんでした。
天上に描かれた龍の絵は、昭和43年となってたけど…。
(後ろのほうに座ってたので逆さまです)
ここが長い間、本堂であったことを示すように、お堂までまっすぐに道が伸びています。
多摩川まで続いていた参道だそう。
このお堂は、1年に1回のみ公開され、私たちの立ち寄った日が、公開最終日だったんです。
ご縁でしたのね

この奥に、深沙大王がいるらしいのですが、それはお坊様もみることができないのだそう。
住職さんが、その職の間に1度だけ拝むことができるのだとか!
ですが、深沙大王ってどんな方?と思う人たちのために、だいたいこんな感じです的な像が、写真の手前にいる赤いお方。
首から人の首を下げ、膝には象をくっつけているのが特徴なのだそう。
人を苦しめる恐ろしいものよりさらに恐ろしい出で立ちで、追い払ってくれる神様なんですって。
もっと説明長かったけど、忘れました

一通りのお話を聞き終え、写真撮影も許されているので皆さん一生懸命撮影会。
その間に、私はひっそり例の「限定!」御守りを入手していましたよ

何が限定か?
もちろん、この時期しか売り出さないものだから。
それというのも、この中身。
神様の替わりとなる御札の他に、刈り取った稲が入っているのです。
水のきれいな深大寺の一角で、住職さんが田植えから刈り取りまで行った稲。
その稲の2粒(って表現でいいのか謎ですが、米2粒分)繋がったものを入れてあるのです。
だから縁結び。
できあがった御守りもあったのですが、その場で私たちのために新しく作って下さり、何やら念を込めるような動作らしきことをしていた…。
ご利益ありそう~

「この稲がある分しか作れない御守りなので限定なんです。
私たち夜なべして作りました。」
……と、いきなり現実的なことも仰るお坊様。。。
ありがたや~。
この後、現在の本堂にも立ち寄りました。
前回はここのおみくじは、あまり良いこと言われなかったけれど、この時は気分も上々

今回、大吉なんて出しちゃったらますますイメージ良くなっちゃう!
1回200円は他より高いけど、今の気分なら大吉出る気がするわ!!
…………………って、
なんだとぅっ!?
燃えさかる街から逃げ出す人々、な感じの絵の通り、大凶じゃないの?くらいな御言葉でしたよ。。
………ふん。
鎌倉のほう、信じるもんね

あまり人が結んでいない日陰のおみくじ掛けの1番上に1人陣取って結んで来ました。
お空高く、行ってしまえ~
