梅雨に入って
蒸し暑さを感じたり
急に雨が降り始め、雹が痛い程降ったり、雷鳴が響いたり不安定な日が続きます

そんな今日は、ライの火葬でした

昨年来より癌を患って居たライは、年齢の事や、体調を考えて積極的治療では無く、少しでもライが過ごし易くする為の最低限の投薬を、して居ました


痩せて来て
薬が効き過ぎると、動く事も出来ない日々も有りましたが、亡くなる前日迄、我が家の急な階段の登り降りもして居ました

お刺身も食べたし
アイスも少しだけ食べたり、ご飯も「絶対ご飯って言えてるよね?」って程、「ごあ~ん」と、鳴いて訴えてました

でも前夜、急に動かなくなり
私のベッドから降りたと思ったら、そこに立ちすくんで、水を飲む訳でもトイレへ行く訳でも無く、じっとして居ました

「苦しいの?」
覗き込む私に反応する事も無く
暫く、そのまま居たのですが、今迄そんな事をした事が無いのに、ゆっくり床に横になりました

30分位そうして居たでしょうか、今度は水を飲もうと立ち上がるのですが、水に口をつけても、飲む事はせず、そのまま、また立ちすくんで居ました
水をライの口元に持って行っても飲みませんでした

しばらくして
何とかベッドに登って来ましたが
ゆっくり横になるものの、寝る感じでは無く、目を開いて何も無い壁を、じっと見て居ました

気になった私も、殆ど眠れず、朝はまたベッドから降りたのですが、腰が立たない感じで倒れてしまいました

この日私は、出稼ぎ先の仕事をどうしても休めず、娘に託して出掛けましたが、その日の午後、旅立ってしまいました

最後を看取ってあげる事が出来ず、申し訳ない飼い主ですが、毎日毎日、同じベッドで眠り私なりに、覚悟を決めてライと暮らして来たので、後悔は少ないです

6月に生まれたライは6月に旅立ち、ちょうど20歳になりました

お祝いをしようね、と言って居た矢先の急変なので、それが心残りではあります

母を亡くした後、心の支えになってくれて、いつもいつも側に居たのはライでした
私の悲しみも、苦しみも、そして喜びも、皆誰よりもライが知って居たと思います

飼い猫であり
友達であり
子供であり
大好きな大好きな存在でした

旅立ってからの数日も、箱に入れられ花に囲まれたライと、幾晩か一緒に寝ましたが、愛しくて愛しくて、目を離せませんで

した
体は硬くなってしまいましたが、体毛は柔らかく撫でても撫でても、ゴロゴロが聞こえない、いつも撫でてると私の顎の下に入って頭を押し付けて来て、もっと違うところも撫でて、と伝えて来るのに、ただそのまま横になって居るライが不思議な感じでした

保冷剤で冷たくなって居る体も?ずっとずーっと撫でて居たかった

ライの存在を確認して居たかった

今日が来るのが、解って居るので寝る時間を惜しんでライを箱ごと抱き抱えて、見つめてました

火葬には、猫っ父は町内の仕事が重なり立ち会えませんでしたが、娘と娘の旦那さんと三人で送ってあげる事が出来ました

お骨になったライは
暫くは、お仏壇で、その後は私の部屋に来る予定ですが

まだまだ、ライの旅立ちを受け止め切れない自分も居ますので、ご報告はしましたが、皆さんのコメントに応えるには、時間が掛かるかも知れません



そして、猫が一匹も居なくなってしまいましたが、このままのハンドネームを使わせて貰おうと思って居る事も重ねてご報告させて下さい

今の気持ちを、上手く伝えられず申し訳ありませんが、先のご報告になるよりは、と思いお知らせさせて戴きました


皆さん優しいので

多分、私の事も気に掛けて下さると思いますが、私は元気です


もう、数日しみじみ眠って居ないのに、眠気も来ない位元気です

何も食べられ無くなる位悲しいのかと思って居ましたが、ご飯も普通に食べて居ます


家族と普通に会話して、笑ったりもして居ます


違うのはライが居ない事だけです


auブログの頃から

お付き合い戴いて居る皆さん

始め、ブログを通して親しくさせて戴いて居る皆さん

本当に、今迄ライの事を見守ってくれてありがとうございました


皆さんの心の何処かで、20年生きたライの事を思い出して戴けると嬉しいです