エサだけもらって猫が増えてしまっていたNさんち
2年前の春くらいから猫を捕まえて不妊去勢手術を進めてきました。
2017年4月12日夕方
不妊去勢手術をするにあたり、
どれだけ猫がいるのかを確認するのため撮影したもの
必死に1匹ずつ捕まえてはTNRを繰り返してきました。
でもせっかく手術が終わったのに姿を見せなくなった猫や
交通事故や病気で亡くなったり
捕まらずにいなくなる猫もいました。
その中に
亡くなったエサやりさんが用心深いと話していたオス猫のパッツン
という猫がいました。
2017年4月12日撮影
髪をパツンとまっすぐに切った形なので
エサやりさんがパッツンと呼んでいた猫です。
2017年5月23日
左側がパッツン
パッツンはなかなか捕獲器の中に入らず、
結局つかまらないうちに姿を消してしまっていました。
そのパッツンがつい最近
実家のNさんちに急に姿を見せたのです。
いなくなったと聞いてからおよそ1年半ぶりくらいでしょうか。
昨年春にエサやりの娘さんが亡くなるまでは、
私は猫を捕まえて不妊去勢手術を行うだけで
エサをあげたりという面倒はみてなかったので
実際にパッツンを見たのは2年ぶりくらいです。
見たことのない猫が急に現れたものの
その髪型からパッツンだと思いました。
かなり痩せこけて顔中が傷だらけだったので、
きっと新しいエサ場のケンカで負けて帰ってきたのかな・・・と思ってました。
いずれ捕まえて去勢手術をと思ったものの
相当用心深くわたしが行くとどこかに逃げて行ってしまい
たまに姿を見かけるだけでした。
先日夕方に行った時に
お腹が空いていたのか珍しく近くにいて逃げなかったので
よぉく観察しました。
すると・・・
その顔を見てギョッとしてしまいました。
ケンカ傷だと思っていたのは
おそらく疥癬のようなのです。
犬猫みなしご救援隊の中谷さんによると
疥癬は免疫力が落ちた時にかかってしまうらしいので
おそらくパッツンも弱っているのかもしれません。(>_<)
痒くてかきむしったであろう傷が顔と首回りにたくさんあります。
去勢手術より何よりもすぐに病院に連れて行きたいのですが、
野良猫を捕まえるのはそんなに簡単なことではありません。
パッツンが毎日その場所にいるわけでもなく
頭が痛いです。
疥癬は暑くなると虫が活発に動くのか症状が悪化するとネットで読んだので
暑くなる前に捕まえて治療したいのですが・・・
どうか早く捕まっておくれよパッツン
それは君のためなのだけれどね
とにかくその痒みから解放してあげたいと思うのです。
まほらねこ