外に帰っていったちっち
その日は姿を見せることはありませんでした。
もう戻って来てくれなかったらどうしよう・・・と少しだけ心配になりましたが、
次の日の朝にはいつもの場所で朝ご飯を待っていてくれて
いつも通り
元気でたくさん食べてくれました。
外にいる時は中の1.5倍の食欲です。
外にいるちっちの一番の悩みは寒さです。
寒さ対策さえしっかり取れれば私も安心していられるし
ちっちも震えながら外にいる必要がないので、
去年作って頂いたハウスをもう少しなんとか改良したいと考えてました。
この日は一日中この寒い場所でジッとしてました
こういう姿には胸が締め付けられてしまいます
そんな時
ちっちの現状を知っている銀次さんから
ちっちに寝床を作ってあげたいなぁ~というとてもありがたい申し出を頂き、
直ぐに協力をお願いしました。(*^_^*)
そこで出来たのがこれ
ジャーン
雪や風があたらない快適な温室&ハウスが完成です。
ネットで見つけたのを参考にし銀次さんに伝えると
すぐに対応し準備して下さいました
ちっちも相当気に入って出てきません
銀次さん今回もありがとうございます
今年も全てご支援をして頂くことになってしまいました<(_ _)>
NEWちっちハウスは日中太陽が出ていると温度が20℃以上にもなり
とても暖かいものです。
夜は気温は下がりますが、
風があたらない分暖かく、毛布の下にホッカイロをおいてあげれば完璧です。
これなら見ている私も寒さを感じずに、
ちっちもいつでも暖かく過ごすことが出来ます。
外猫に暖かいハウスをと試行錯誤されている方
温室&ハウスは思った以上にすぐれものでおススメですよ。
ぜひ外で震えている猫達に作ってあげて欲しいです。
今回のちっちの件
これはちっちにとってのベストな選択です。
この田んぼや果樹園が広がるのどかな環境で育ったちっちだから、
ちっちの望み通り今のままがいいと思ってます。
交通量の多い道路そばや都市部などでは家の中がベストですし、
野良猫みんなに外にいて欲しいわけではありません。
人間に捨てられて野良猫としてしか生きられない猫なんて
存在して欲しくはありません。
外を闊歩している猫はみんな誰かの飼い猫であって欲しいのです。
今年は山形は雪が少なく過ごしやすいです(今日までのところ)
現在のちっちは毎晩温室ハウスを寝床にし
朝まで過ごしているようです。
天気が良ければ
朝ご飯後にどこかで好きなように過ごし、
夕方戻ってきてまた晩ごはんを食べ、
温室ハウスでぬくぬくと眠りにつく毎日です。
安心して眠れる場所と必ず食べられるご飯があります。
ちっちは今幸せだと思います。
「ちっちの場合には」今まで通りがいい
これが今のベストの選択だと思ってます。
まほらねこ