多頭飼育 | まほらねこ

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いきものはみんな生きたいんだ

太田快作獣医師が・・・いわゆる多頭飼育崩壊は
「大抵は飼い主はいい人で本当に動物が好きでやっている」

と言っているが、ワタシもそう実感し始めている。


多頭飼育崩壊ぎりぎりヽ(゚◇゚ )ノの老人


昨年12月にセッター犬を引き取ったという。
飼い主が死んでしまって
面倒をみる人がいなくなってしまった老犬である

せっちゃん


「・・・でもじいちゃんだってこんなにたくさん犬がいるのに面倒みれるの?」と聞いたら

残った妻は施設に入所していて、
別に暮らしている飼い主の弟さんは飼えないらしく

「誰も引き取ってくれなければ保健所に連れて行く」と言ったんだ・・・
と悲しそうにしょぼん言い

「大丈夫だビックリマーク」と話してくれた

哀愁のせっちゃん



自分の生活も危ういのに



捨てられたばかりの子犬は
遊んでほしくていつもキューンキューン鳴いているけれど、
老人に遊ぶ体力は残ってない。
ちゃっぴー




じいちゃんが犬のためにできること
手作りご飯を1日1回あげるだけ





子犬は捨てられるまでどのような飼われ方をされてたのかわからない
とても可愛がられていたのかもしれない


けれど


最後には捨てられた



これからさきじいちゃんが捨てることはない
ちび助

子犬にはできたら新しい里親をみつけてあげたいが、
飼い主の承諾なしではそれができないジレンマはある


ただし犬が本当に幸せかどうかは人間であるワタシたちには知るすべもなく、
結局は飼い主の自己満足の世界なのだろうと思う時がある

じいちゃんがこの犬たちの面倒を見れなくなった時に、
周りはどれだけ支援することができるのだろうか?



そうなったときに

この犬たちを救う手だてがあるのだろうか