あの蘇民祭のポスターで有名になった黒石寺・令和元年十一月二十二日 | 猫汁の小部屋*2号室

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令和元年11月22日、
奥州市の
黒石寺(こくせきじ)
お参りいたしました。


天台宗の寺院です。


先日の遠野市の旅に続き、
この日も犬汁と一緒に参拝。

参考記事

黒石寺へ向かう道の
目印となる案内板(案内標になるのかな?)

横断歩道の向こう側にあるものも
見逃すわけにいかないので、
車から降りて近付いていった猫汁。
これは一体!?ポーン


ジャーン!
ひときわ目を惹く像が!ガーン
これ、
昼間だからいいけど、
夜に見たらちょっと怖いかも滝汗汗汗


そして、コレ↓
「蘇民」の像です!


いったい何!?ゲッソリ
と思われた方には、
これから説明します。


道なりに進んでいき、
ここを左に曲がります。
(駐車場はすぐのところにあります)
黒石寺は、毎年 旧正月七日夜半から
八日早暁にかけて繰り広げられる
裸の男と炎のまつり"
「黒石寺蘇民祭」が行われることで
知られています。


厳寒積雪中の裸祭りで、
災厄消除・五穀豊穣を祈願します。


「JR東日本のポスター」で
一躍有名になった、あの黒石寺
・・・と言えば
お分かりになるでしょうか?


2008年(平成20年)の蘇民祭に先駆け
奥州市が作成したポスターのデザインに
JR東日本が
「女性客が不快感を覚え、セクシャルハラスメントに該当するおそれがある」
・・・と、問題視して、
駅構内での掲示を拒否!
このことがニュースで連日取り上げられ、
結果的にこの祭の知名度が上がり
全国的に有名になったのですウインク


ちなみに、そのポスター画像は
ここでは紹介しませんが、
「黒石寺 蘇民祭 2008」と
検索すれば出てきますので
お時間のある時にご覧になってみて下さい。


次回の蘇民祭は
令和2年1月31日(金曜日)~翌早暁
・・・の予定です。


黒石寺の周辺は
景色が素晴らしい。

 
こちらからお邪魔します。
まだまだ紅葉が楽しめますね。


本堂への石段を上ります。


敷地右側には、
土塀に囲まれた庫裡と住職の住屋と
鐘楼があります。


本堂(薬師堂)

[御由来](Wikipediaより)

 天平元年(729年)、東北地方初の寺院として行基が開いたとされる。東光山薬師寺と称していたが、延暦年間(782年 - 806年)に、蝦夷征伐による兵火により焼失。その後大同2年(807年)坂上田村麻呂により再興され、嘉承2年(849年)、円仁(慈覚大師)が中興して現在の寺号となったとされる。

もとは修験(山伏)の寺であり、胆沢城鎮守の式内社である石手堰神社の別当寺として、盛時には48の伽藍があったと伝えられ、一帯には多くの寺跡がある。

現在の本堂と庫裏は明治17年(1884年)に再建。



梁に施された彫刻が
見事ですねぇ。
本堂から参道を覗いたところ。
参拝されていた おばさまの姿が
なんだか可愛らしかったので、
一緒にパチリカメラキラキラ


本堂の隣の収蔵庫は、現在修理中のため
薬師如来坐像の拝観はできません。
(令和元年11月5日(火)から12月23日(月)までの間)
修理期間中、薬師如来坐像は
岩手県立博物館へ出陳されます。




可愛らしい狛犬が
ちょこんと座っていましたおねがい


妙見堂へ上がる石段の
なんと急でキツかったこと!(笑)


本堂を裏手から見る。
写真右下の授与所で
お札やお守り、おみくじなどが頂けます。


御朱印をいただきました。


妙見山黒石寺 御朱印
令和元年11月22日 拝受
ありがとうございます。