2023年10月の記録ブログです

日常の忙しさにブログが追いついておりませぬ


オリンピアから南下して

ミストラスの町にやってきました。


町といっても、

誰も住んでいない

遺跡の町…。


遺跡を見学するのに入場チケットを買う必要はあっても

カフェやお手洗いがあるわけでもなく、

自己責任で

その昔

町だった場所を

想像力を全開にして見学させていただく、

という世界遺産。

山にへばりつくように

建設された町。

かなり古いようで、起源2、3世紀にはすでに人が住み着いていたらしい。

すぐ近くにスパルタの町があって、

戦争もしょっちゅうあり、

支配者がどんどん変わる中、

町自体の全盛期は中世に入ってから。

確かにいつ誰が攻めてくるかわからない時代だったら、見晴らしのいい場所に住みたいでしょうよ。

360度見渡せる!

両手をあげて、

「わぁ〜、我は王なりー!」

などと叫びたくなってしまうほど、

気が大きくなってしまう絶景。

本当に山の上から

崖に沿って伝う感じに建てられているので、

坂道ばかり。

結構しんどい。


下からも登って来れるらしいのですが、

上から入場して下がっていく方が楽ですな(たぶん)


ただ駐車場が少なかった。

シーズン中は混雑するかもしれません。

教会もよく保存されておりました


ムスリムに支配が及んだ時にも

壊さないでおいてくれた教会。

オスマン帝国では、巨大な帝国が故に

人種と宗教においては寛容が普通だったらしい。

多様性を認めなければ崩壊するしかないもんね。



過去にタイムスリップ!(得意)

ここに住んでいた人々へ

思いを馳せます




トレッキングシューズで

挑んでおります。


木陰があるわけでもないので

飲み物持参で。


立ち止まっては、遠くの景色を臨みます。


14世紀ごろから

戦争から丘に逃げてきた人達が増え始めると、

廃墟になっていた古代スパルタの町から建築材として石を運んできたそう…

だから現在のスパルタには

他の都市のように古代遺跡がない。



ひゃー。

よく歩いたので

お腹が空いた!


麓の村で食べ物を探そう!

ピーマンの肉詰め〜


なんとなく良さげな食堂だなぁと思って

入ってみたけれど、

おじさんがひとりで切り盛りしていて、

食事もとても美味しく、

「おいしそうな食堂」の勘が当たると

うれしいもの


ギリシャに来てから

毎日「ギリシャサラダ」を頼んでいます


きゅうりとトマトって

こんな美味しい野菜だったんだね!


って毎回唸っている。




旅はまだまだ続きます!


もうすぐ次の旅に出るから

早くギリシャ旅書き終わりたいけれど

まだあるねん。