思いがけないこと。計画できないこと。


旅の予定はいつもアナログ手書きニコニコ


ネパールで大きな土石流が発生する直前に、カトマンズ行きの航空券を購入しておりました。死ぬ前に見たいもののリストをひとつずつクリアしていく中、やっとヒマラヤ山脈の番になっていたのです。
ネパール国内はバスで移動しようと思いオンラインでチケットも購入しておりましたが、ただでさえ整備されていない道路が大混乱になっている上、橋が19本流されてしまったということや、物資の輸送にも迂回道路を使っているなどの懸念事項が多かったので、よく落ちるから危ない。と言われているネパール国内移動を急遽飛行機に変更しました…どちらが良いかはその時にならないと全く分からない。きっちりプランしてうまくいかない事もあるし、計画通りにいかない時の方が、後から振り返って面白かったと思えることの方が多いことを経験上知っている。さてさてどうなることやら。

アナプルナ連山が私を呼んでいる。あ、登りません、見るだけです笑。

宿泊予定のホームステイからは、「こちらは平常運転です、心からお待ちしております」と連絡が入る。国の非常事態時に観光旅行とは何事か!とも言えるけれど、現地でバンバン現金落としに行ってきます。確定申告も無事終わったし(ホッ)。

今朝、日本から電話を一本もらいました。
祖母の、兄のお孫さんから。
ものすごーーーーく遠い親戚です。初めて話したにも関わらず、やさしい声に癒された。年明けに会いに行きます。歳を取ったら、行動がとても積極的ニコニコいやいや、元気なうちに色々やらないと!

それから、たくさんお裾分けしたイチジクのお礼に、とお隣の奥さんがトルコ風チーズ入りパンを焼いて持ってきてくれました。こんな幸せな思いがけないこともあるし。





さぁ、今週も頑張ろう。



今日のおうちスープは、庭のビーツとにんじん、さつまいものポタージュにサフラン入りルイユです🥣



ではでは(^^)/

久しぶり!

ロンドン行ってきた。


マイルで購入したルフトハンザのビジネスクラスでひとっ飛び。


待ち時間もラウンジがあれば一人旅でも楽しい。


が…

乗る予定の便が、「遅れます」を3度繰り返してからの、キャンセル真顔に。


代わりの飛行機は、次の日だと!

むむむ、困った。

二泊三日なのに、1日失うのは哀しすぎる。


…ということで、

ルフトハンザのAIチャットに、「絶対今日中にロンドンに着く便を手配して」と命令してみたら、

6時間後の便に振り替え出来た。


一度帰宅して出直してもいいけれど、

夏休み初日で混んでいる空港のセキュリティーチェックをもう一度通る気がしないため、

この際、普段は縁のないラウンジを堪能することにする。


ラウンジの案内カウンターには長蛇の列ができていて、乗換便の手配などでごった返していた…

ロンドンが目的地ではなく、ヒースローで乗り換えるだけの人も多いからね。


私の次に乗る便は、今いるターミナルからさらに離れたものすごい端っこのターミナルから出るという。フランクフルト国際空港は巨大驚き

ものすごくテキパキと対応をこなしていた案内所のアジア人の女性が、「ここよりもきっと静かで良いラウンジですよ」と教えてくれたので、ラウンジのはしごをすることに。


飲み食いは自由ですから、だいぶのんびり過ごせました。お酒は、ぐっと我慢爆笑


待ち時間を利用して、ロンドンでずっと行きたかったレストランにもキャンセルの電話を入れました…悲しい。

「また次の機会にぜひ来てくださいね」と言ってくださった。ううう、イギリス優しい。


遅延、待ち時間、更に遅れが出て、

結局10時間以上空港で過ごしました…

が無事に離陸。


太陽に向かって飛び立ちます。

この不穏な動きをしていた雲たちが、

便のキャンセルの理由でした。

上から眺めるだけならこんなに美しいだけなのに。


ロンドン市内が見えるといいな、

と思ってたので、

翼のない右側の席を取りました。

今回は行くつもりのない、

ビッグベン、バッキンガム宮殿、植物園などがよく見えました。


テムズ川、相変わらず泥色。


22時ロンドン到着。

かつて、「太陽の沈まない国」と呼ばれた国の、

沈みそうな夕焼けに迎えられました。

さらっと自動検査場を通過。

日本の最強パスポート🇯🇵、本当にありがたい!


預け荷物もないので、まずはヒースロー空港から電車に乗ってパディントン駅へ。

以前の旅行で使ったOysterCardも持参しておりますが、残高をチェックしていないので、とりあえずクレジットカードで乗車。


3月に行ったナポリでも思ったけれど、

クレジットカードで乗れるのは本当に便利!

券売機でモタモタせずに済みます(モタモタしがち驚き)。


そういうところ、我がドイツ、遅れてる。

券売機の前でオロオロしている観光客やお年寄りをよく見かけます(超絶分かりにくい)。

パディントン駅で地下鉄に乗り換え。ノッティングヒル駅から歩いてすぐのホテルを予約しております。


夜遅く、ロンドン一人で歩くのは、おばちゃんであろうと、ちょっと気をつけなきゃね!

慣れてるおばちゃんオーラを発しながら、23時過ぎに宿に到着。


ロビーにはカフェバーも併設されていて、音量大きなBGMと土曜の夜を満喫している若者たちがガヤガヤと楽しそう。


飛行機さえ飛んでくれたなら、お昼前にここへ来ていたはず。

土曜日のアンティークマーケットでぶらぶらしたかったんだよ…無気力

何年も前ですが、ロンドンに来る度に、アンティークの日用品をノッティングヒルで購入して、とても満足していたので、また出逢いがあったらいいなと思っていたけれど、今回はご縁がなかった…。


防音抜群のお部屋で爆睡。



さて!


次の朝。


今回のロンドン訪問、大きな目的がありました。


バケットリストがあるのですが、

その一つを達成しにきたのだ!


ホテルの前から出る赤いロンドンバスに乗って市内へ。


張り切って2階に上り、ハイドパークの景色を堪能しながら移動。二階建てバスいいなぁ。降りる駅が近づいて、赤信号の停車中にボーっと階段を降りてたら、急発進して…あと2、3段のところで足を踏み外す驚き慣れていないのがバレバレじゃぁないか!

とりあえず大事にならず良かった…注目を浴びて恥ずかしかったです笑い泣き


私のバケットリスト。

歳とともにどんどん追加されていってるような?びっくり


↓こちら飛び出すハート

ザ・グローブ座での観劇、

…でございます✅


従姉と待ち合わせをしておりました。


この木の感じが良きニコニコ


演目は、はちゃめちゃコメディ、シェイクスピアの真夏の夜の夢。


役者さんも、ノリノリの観客も素晴らしかった。若い観客も多かった。

パック役が、中年のおっさんだった(サイコー)。

レベルの差を見せつけられたというか、伝統の力を見た気がする。舞台と客席の一体感が半端なく、時折吹く爽やかな風や差し込む太陽。全てが感動的!


まさか、台詞が半分しか分からん真夏の夜の夢で泣く日が来るとは思っても見なかった誤算。

400年前から培ってきた空気まで感じられる時空パラレルワールドへのタイムスリップ。


歳を取るって良いなぁ。世界にはまだまだ感動が私を待っている。


木のベンチなので、お座布団を予約しておいた。行ってからも借りられるけれど。これは従姉にも感謝された。もし行かれる方がいたら、絶対あった方がいいです☝️😊


笑い、泣き、心を揺さぶる至福の時間はあっという間に過ぎ。

グローブ座の真ん前にあるカフェでアフタヌーンティーと洒落込みます。従姉と感想を言い合える楽しい時間!言いたい放題。

お味は今ひとつだったかな、でもサービス、お茶、テムズ川を眺める景色、雰囲気は最高でした。


町中をぶらぶらと散歩。

雨は一滴も降らなかった。

ロンドンで初めてかも。


従姉が宿泊している宿の最寄駅がパディントンだったので、駅舎と車両を見に行く(駅が大好きだから)。


グレートブリティッシュレールウェイズの車両は、日立製作所のもの。鉄道発祥の国で日本の車両が、世界で一番古い鉄道会社に選ばれるとは誇らしい事ですな。


世界で活躍する企業さんには、

その場限りのお金儲けでなく、

良き品質をずっと作り続けて欲しい。

世界中で信頼される日本の技術。誇らしいし、私個人が恩恵を受けていることも多い。先人の努力、いつも感謝しています。


パリの北駅、ミュンヘンの中央駅、マドリーのアトーチャ駅、ローマのテルミニ駅、ムンバイのチャトラパーティシヴァジマハラジャ駅、そして我らの東京駅、思い出がいっぱい。ターミナル駅はどこの国であってもわくわくする。


今自分、旅に来てるんですけど(笑)、更に旅に出たくなる駅の魔法にかかってるニコニコ


古き良き時代を懐かしむ気持ちは、世界共通のノスタルジア。

昔はここに蒸気機関車が来ていたんだよね(だから天井が高い)。


パディントン駅では、熊のパディントンの像があって、しっかり写真を撮って参りました。


従姉の希望で、ヴィクトリア&アルバート美術館へ行く。

ロンドンはミュージアムがたくさんあって、行きたい場所があり過ぎて困る。2泊3日じゃなーんもできん!


あっという間のロンドン滞在。

憧れのグローブ座にも行けて。思ってたより何倍も良かった。

どこのお店に入っても、店員さんが丁寧で笑顔…サービス砂漠の国から来た私には泣きそうになるくらい嬉しい。

今回初めて陸路でドイツに帰る。

ユーロスター!ドーバー海峡を地下に潜るなんて、想像すると、空を飛ぶより恐ろしい驚き


パンクラス駅からブリュッセルへ向かう。


旅は楽しい、しかない。



ではでは(^^)/


うちの近所で毎夏開催される音楽フェスティバル、オープニングコンサートへ。テレビ中継もあるので、モデレーターやカメラマンがいたり。



今日は気温35度を記録する猛暑で、ドイツの古い建物にクーラーなどあるはずもなく、きっちり燕尾服の指揮者や演奏者さんたち、本当に暑かったと思います。私は日本の扇子を持参、大変重宝しました。



演目は、まずアレクサンドル・ボロディンの「韃靼人の踊り」。美しい旋律とのびのびと奏でる弦楽器にうっとりします。ボロウィンが書いている途中で亡くなってしまったので、リムスキー・コルサコフと友人が完成させた作品です。中央アジアの草原を想像しながら、リムスキー・コルサコフらしい旋律もあり…観客としては、時たま目を合わせながらものすごく楽しそうに演奏している姿が、これから9月まで続くフェスティバルに相応しいと思わせてくれます。

大喝采と共に次に聴けたのは、Cateenこと角野隼斗さんのラフマニノフピアノ協奏曲第二番。こちらも名曲で、聴くたびに鳥肌が立つ。

あの細い指から、なんて力強い音が出るんだろう。
そしてその技術を最大限に引き出す完璧に調律されたスタンウェイのピアノ!特に低音はピアノとは思えないほどの、今までの人生で一番感激した低音の響きでした。




後半はエドワード・エルガーの「エニグマ変奏曲」。こちらも泣きそうなくらい素晴らしかった。最後の音が一晩経った今もずっと耳に残ってる。

指揮者はアラン・アルトニグリュ。
アルメニア系のトルコ生まれフランス国籍。
ヘッセン放送交響楽団。
日本人のソリスト。

…が演奏する、ロシアの作品とイギリスの作品。



美しい音楽に本当に国境はない、舞台の上も観客席も、そこには愛しかない。

美しい音楽を可能な限り美しい心で聴いていきたいものです、心から世界平和を望みます☺️🙏🍀


ではでは(^^)/

(3ヶ月以上もブログを放置驚き…イタリア旅続きます)



イタリア半島の踵の方から、

ふくらはぎを北上。


何泊かかけながらゆっくりドイツへ向かいます。


最後に2泊したのはFerrara。

昔からある広場、教会、お城。

石畳、小さな個人商店、昔からある食堂。

住みたいと思うくらい、すてきな街でした。

宿も一人暮らしの女性のうちのはなれで、まるで「フェラーラに住んでみた」みたいな時間を過ごすことができました。


イタリアはどこもかしこも

見どころがいっぱいで、

どこでストップしようかとても悩む。


帰宅して、買い物を広げる。


イタリア旅行の最終日は、大きめのスーパーに寄った。


見たこともない地元の野菜が並んでいる。片っ端から試してみたいところだけれど、恐る恐るRapone delle Murge というブロッコリーのような野菜を買ってみた。調理の仕方は帰宅してからネットで調べればいいや…(という便利な時代になりましたな。)


収穫した日付がラベルに貼ってあって、ドイツでは見たことのないイタリアのこだわりを感じる。





巨大な赤パプリカをゲット!これはそのままオーブンで焼いて皮を剥いてオリーブオイルとバルサミコ酢でマリネ。パプリカってこんな甘くて味が濃いんだなぁと感激。トマトも完熟。レモンも香り高い。


もうこれだけで食卓は完璧。ラディッキオは苦くて好きではなかったと思っていたけれど、道中食べたのがあまりにも美味しくて3玉で69セント(100円くらい?)購入。リンゴもみずみずしい。ニンニクもドイツで買えるやつと香りが違う。


来世は、食材がすばらしい国に住みたいものだなニコニコ







旅の途中でも、食べたことのない野菜、特に葉物を試す機会があった。濃い緑色のほうれん草のような物体がパンに挟んであったり、「旬だからね」とレストランで付け合わせに勧めてもらったりもした。どれも美味しかったので名前を聞いたけれど、その場で覚えたつもりが情け無いことに(やっぱり)忘れてしまった。

…

鮮魚売り場もため息が出るほど素晴らしかったけれど、流石に何時間も魚を積んで旅行はできない。

次回はクールボックスを持ってこよう。



お家に帰ってからも、食べ物で、しばらくは旅の余韻を味わう。








お土産に買ってみた。



Abruzzo州のケーキと、あわとひえでできたクラッカーのようなものもめちゃくちゃ美味しい!どうなってるんだこの国は。


あとはチーズとワインを買って帰りました。車で旅に出るとこういう時は便利ですね。




アルプスさえ越えれば、すぐに行けるイタリア。


今度は南のプーリア州やシチリア島などを探索してみたい。

うーん、どう考えても、人生短すぎる…。



ではでは(^^)/

ずっと行きたかった場所。
イタリアはプーリア州にあるCastel del Monteに行きました。





とても不思議な建物で、きっちり8角形の要塞。小高い丘の上にあり、周りはどこまで行っても平地なので、まさに360度なにもない景色が見渡せます。





建物の中には少しインフォメーションがあるくらいで何もないのですが、元々あった装飾や使えそうなものはなんと、先日見学したキンキラキン豪勢なあのカセルタ宮殿に持って行かれてしまったのだそうです。ひどいなぁ。でも、つい最近までは自分とこに持ってっちゃう、っていうのはどこも普通にやってたよね。世界一のコレクションを持つ大英博物館だって、ベルリンのペルガモン博物館だって、他の国で見つけて勝手に持って帰ったものしか展示していないもん。博物館に行くのは大好きだけど、最近複雑な気持ちになってるわ。








模型が置いてあります。本当にきれいな八角形をしています。

1時間くらい静かに見学していたのですが、小学生の課外授業グループがガヤガヤと入ってきて、雰囲気もガラッと変わります。





プーリアの時間はゆったりしていて、南の空気が流れています。

外側も一周する。

ここに来れて本当に良かった。


さて次はどこに行きましょうか。

まだ今夜の宿も決めていないし、とりあえず東の方向へ、海へ向かう。

オリーブ畑を通り過ぎながら、

この空気はもしかしたらもう千年も変わっていないんじゃないかなと想像する。


妄想で時空をトリップできる。

…愉快です。




ではでは(^^)/

…さて、レッカー移動されたその後。

実は15年前にも、ボローニャの街中でレッカー移動されたことがありまして。
その後10年間イタリアに行かなかったほど、散々な目に遭っていたのでした。

しかし今回は!
本当にみなさん優しくて、親身になってくださって。



そして私も、スペアタイヤを取り外しするためのキーを家におき忘れてしまったこと、キーを持っている工場はないだろうか、もしくは新しいタイヤを購入することはできないだろうか?とイタリア語で頑張って伝え、お兄さんは色々考えてくれて、あちこちに電話してくれて、とにかく一番近いタイヤ屋さんに行きましょう、ということになりました。
そのタイヤ屋さんでも、一人の従業員はコンピューターと電話でタイヤを持っている会社を探し続け、もう一人はパンクしたタイヤを直せるかどうかチェックし、できないと分かればタイヤを外すために(キーがないので)ベテランらしいおじさんが大きなハンマーでガンガンとボルトを外し、もう一人はオロオロする私達に油まみれの手でコーヒーを入れてくださり、イタリアの町工場チームワークを見せていだだきました。

新しいタイヤを注文すると3日かかるというので、私はこの間、ホテルと、電車で行ける観光地を検索し始めておりました(あくまでも前向きに🤣)


なんと、奇跡的に同じモデルのタイヤが見つかり、それを隣町まですぐに取りに行ってくれて、なんと旅を続けることができることに。


よく考えたら、スペアタイヤに変えてしまっていたら、最高速度時速80キロしか出してはいけない。旅を中断するにしても、のろのろヨタヨタとドイツの自宅に帰るのは気が遠くなる距離。だから新しいタイヤが見つかって、取りに行ってくれて、交換してくれて…この全ての一連が幸運でした。


町のATMを探して現金を引き出し、タイヤ代はその場で払い(ドイツよりはるかに安かった)、工場の代金は保険が持ってくれて。もちろんチップは弾みましたですよ!有り難かったもん。


ありがとうございます😭


出発、そして急に来る豪雨。


実は、台風や大雨が大好きだった私のおばあちゃんが、なんかあった時に雨となって必ず現れるのです。つい最近の家族の集まりの時もそうでした。一気に降って、そこから太陽が出る。

早速従姉妹たちに、「おばあちゃん来ました」とメッセージ。



今夜のお宿には、遅くなりますと連絡を入れて、周りにレストランもない場所なので、(そういう場所を選びがち)、夕食を準備してくださいとお願いしておきました。


ナビを見ながら森の中をどんどん入っていき、不安になった頃に現れた今夜の宿。

本当は昼間に着いて、森を散策したかったのですが、その代わりに自動車整備工場で過ごした一日。


宿のにこやかな老夫婦の素晴らしい手料理が、さらに美味しくありがたく感じました。

↑前菜のブラータ

↓手打ちのパスタ

↓いちごのチョコレートかけたものと、中からとろけるチョコレートケーキ。

ワインも一本空けてしまい、

昼間はどうなることかと思いましたが、

思いかけず素晴らしい一日となりました。


朝起きたらワンコが待っていてくれたラブ


朝から豪勢ラブ

部屋は二つあるようですが、今日の泊まり客は私たちだけでした。

センスの良いお部屋、モダンに整えられた寝室や浴室。今まで泊まったB&Bの中で、最高だったんじゃないかな。

小さい宿に泊まると、地元の方とお話しができて本当にうれしいし、こういう体験がしたくて旅に出てるんだよなぁって思います。大きなホテルも快適だけれど、私は小さい宿に泊まりたい派。


ハプニングがあっても、こうやって旅を楽しむことができること、十分すぎる食事をさせていただけること、感謝しなきゃなとつくづく。「忘れるんでないよ」と、おばあちゃんも雨となって言ってくれていますニコニコ




ではでは(^^)/

旅は続きます。

港町のアパートを出発して、長靴半島のかかとの方面に行くことに決定。実はどこに行こうか決めていなかった。

早速ネットでB&B宿を予約して、3時間のドライブで到着予定、せっかくなので道中にある欧州一大きなカセルタ宮殿に寄って行くことにした。






18世紀に贅を尽くし建てられた宮殿はびっくりするくらいの豪華さと規模。巨大過ぎて庭にはシャトルバスが走っているくらいです。後で知ったのですが、スターウォーズのエピソード1のナブー王国の宮殿という設定で使われているそう、そういえば柱や大階段に見覚えがあるわ。





↓ムラーノ製のシャンデリアでしょうか?デザインにも見覚えがあります。

ヨーロッパのお城見学でよくあるのですが、

豪華絢爛すぎてなにがなんだかわからなくなっちゃう…

これでもか、と飾りまくっている。



無事に見学を終えて町を出ようとして、高速道路に入ろうとしたその時。



イタリアの道はでこぼこで、パッチワークのような波打つ舗装道路を走る事になるのは普通なのですが、高速道路に乗る直前に「ドボン」と大きな音を立てて前輪が大きな穴に落ち、ゲームオーバー。予期せぬことがあるのも旅にはつきものとはいえ…


レッカー車、呼びましたチュー

レッカー車の運転手さんはもちろん英語できなくて、私の怪しいイタリア語で、なんとかなったのは、レッカーの方がとても優しかったからなのですラブ

身振り手振りで、解決法を一緒に考えてくださり、最悪な場合(部品を取り寄せるのに1週間)と最良の場合(なんとかする)を説明してくれて、さっき出たばかりのカセルタの町の整備工場へ連絡を取ってくださり、レッカー車に一緒に乗せていってくださる行くことになりました。


道中、「お昼は遅くなるよ」と奥さんに電話してて、待ち受けが子供の写真で。

良き方に巡り会えました。


実は10年以上前にボローニャの町でも車が壊れたトラウマがあり…。

当時は思い出すだけで恐怖と怒りが湧き上がるくらい、本当に散々な目に遭いました。


さてここは、男たち、頑張ってくれ‼️


工場の方たちもとても親切で、南イタリアの印象が爆上がり。

油だらけの手で出してくれたエスプレッソでさえ美味しく感じます爆笑


南イタリア、今まで偏見持っててゴメン!




旅は続きます(^^)/

ポンペイ遺跡へ行く。

紀元79年、ヴェスピオ火山の噴火で、1日にして埋もれてしまった町、そしてその後1700年もの間火山灰によって丸ごと保存された状態であった町。




知らない人はいないくらい有名な遺跡だけれど、

今まで来ようと思ったことはなかった。


しかし規模感や空気の感じなどはやはり自分の体で感じないと分からないこともあるので、機会さえあれば、回り道しても良いと思う。


昼過ぎにゆっくり行ったら、そんなに混んではいなかった。敷地が広いと言うこともあるけれど。

気合を入れて来る人はきっと朝一番に来るだろうし、団体客やグループ観光客は、もうそろそろ帰ろうかー、と言う時間帯だったのかもしれない。



18世紀に発見されてからは盗掘と無知によるむやみな発掘によって(要するに金目の物だけなくなっている)無惨な状態だったものを、少しずつ発掘して来たものだ。

しかし今、1700年間うまく保存してあったものを掘り起こし、太陽光と吹きっさらしになってしまって、この先も長く保存できるとは到底思えない。

今私達が見学させてもらえるのはありがたい事だけど。


こういうモザイクを見ると、「ザ・ローマ帝国の邸宅」って感じがするねぇ。最近では去年エーゲ海沿いのエフェソスでも「ローマ人の家」を見学しました。同じような技術の造りと間取り、デザインだったと思います。


なかなか凝っていて洒落ています。



前日に博物館で発掘品を見ていたのは本当に良かった。遺跡のある現場には多少のモザイクや壁画が残されているとはいえ、保存状態の良い壁画をはじめ代理石像やブロンズ像などは何も残されていないから。

一応本物を見せてもらっているので、あとは想像力で補って行く。





バジリカやフォーラム(集会所)、劇場やグラディエーターが闘った円形闘技場があり、劇場前の通りには居酒屋や商店が並んでいたであろう場所がある。商品棚や木戸を嵌める石のレールが残っている。広い門構えはきっと貴族の館があったのだろう。上下水道の充実もさすが見てうかがえる。通りを歩くだけで、2千年前の人々のざわめきが今にも聞こえて来そうな気がする。




↑お店の陳列台、石のレールには木戸があったそう。



ポンペイ遺跡へはナポリから電車で簡単に来れた。


自家用車(ドイツの自宅から自分の車で来た)は、宿の近くの予約しておいたガレージに置いたままにして、電車移動で観光をする。大都市の路上駐車は外国人にはハードルが高すぎる。


クレジットカードのタッチ決済は、本当に楽で、これまでの窓口で切符を買うというストレスがない。その分、旅の面白さが半減しないでもないが。


日曜日ということもあって、ポンペイ行きの電車は超満員!更に、アコーディオンとラジカセを持った物乞い音楽家が乗ってきた。窓は鍵がないと開けられず、ただでさえ遅れてるのに途中で電車の電気が切れて10分以上うんともすんとも動かなくなるし、乗った時は普通だったドアが開かなくて降りられないし、暑いしうるさいし座れてないのに遠いし無駄に時間を食うしで、これは良き神経の訓練になります。普段細かいことを気にしすぎる私への戒め、またはショック療法よ…



やれやれと着いたポンペイ駅。とりあえずサラダとスパゲッティ・ボンゴレを食べて遺跡に挑みました。うん、これはおいしかった。

因みに、大変な思いをして乗って来た電車は帰りも満員、なんと財布を擦られた男性がいて、大騒ぎでした。まぁ、わたしがスリだったら、この疲れ切った、またははしゃぎまくっている外国人観光客しか乗っていない車両はお宝の山にしか見えないことでしょう。

そんなこんなで、とにかく。
窓口で当日入場券を購入しようとしたら、「今日は国際女性デーなので、女性は無料でどうぞ!」と太っ腹!入場券はなかなかのお値段なので、めっちゃ嬉しかった。



ヨーロッパには各地にローマ帝国の名残があるけれど、このポンペイ遺跡は、火山の噴火によって一瞬のうちに消え去ってしまった町として、また違った悲劇と相まって、特別な雰囲気のする場所でした。



ポンペイ遺跡、自分の足で大きさを確認して参りました。良き疲れ具合。これがまた旅の楽しさのひとつなのですな。



続きます(^^)/

ごちゃごちゃしたナポリの町中に車を安全に停める自信もない、夜はゆっくり静かに出来る場所がいいなと思って鉄道で30分ほど行った港町ポツツォーリに、ホテルではなくローマ遺跡のすぐ隣に建つ1DKアパートを借りた。とりあえず1週間分の洗濯を済ませる。


ナポリ行きの電車は頻繁に出ているし、朝夕は静かに過ごせるし、無理にナポリに宿を取らずにきて良かったです。時間と車がある時は、こういうのもありですな。


ナポリ市内は本当に賑やかで、

楽しめる人はきっと楽しめると思う、

けれど私には合わなかった。



町の地下への入り口↓


旧市街の地下40メートルにある空間(貯水池→ゴミ箱→防空壕がここの2千年の歴史です)とローマ遺跡を巡るツアーに参加したけれど、これは大変面白かったです。


美しいギャレリーに行く。


しかし、若者達がファーストフードのゴミを食い散らかしていたので、変なものを踏まないように足元を見ながら歩く。


裏通りにある小さな古い食堂に入る。

前菜はとりあえずブルスケッタ。

コントルノ(付け合わせ)にタンポポの煮炒め、「好き?食べてみる?」と聞かれてオススメされたので初めて食べてみました。ケッパーと黒オリーブで味つけてあって美味しかったです。





地球は本当に重いよねぇ、

お疲れ様です🙏




旅は続く(^^)/

「ナポリを見て死ね」

…ドイツの文豪ゲーテが言ってました。


とても感動したらしいです。


最近のナポリはすごいらしいよ、

昔と比べてすごくきれいになったよ、

トレンドだよ、


と散々聞かされていたので、

ポッツォーリの港町から電車に乗って、

ナポリに行ってみます。

電車はとても快適!

乗り換えなしで中心まで連れて行ってくれます。


窓口でチケットを買わなくちゃと思っていましたが、入り口の機械にクレジットカードをかざせば、1日の終わりに自動的にお得なチケット(一日券とか往復券とか)に換算してくれるというので、ドイツの複雑な発券機なんかより遥かに進んでいるシステムです。


因みに、乗り換えの時はその都度機械にクレジットカードをかざしておかないといけないようです。またナポリ市内に3社違う会社が乗り入れているので、ボーっと乗り換えていると決済が恐ろしいことになってしまいます。


なので、忘れずにピッ!

降りる時もボーっとしてるとそのまま改札を通れてしまうので、列車を降りたらリーダーを探す。


改札口に備え付けているところもあれば、

ホームにあったり、自動販売機の横にちょこんと隠れてたり…

統一しているわけではなくて、その辺がイタリアっぽい。


どちらにしても、ドイツ鉄道や地下鉄よりずーっと進歩していて便利なのは確かで、次の日カード口座をチェックしたらちゃんと✅引き落とされていました。


窓口でちゃんとイタリア語で言えるように、切符の買い方を練習していましたが、無駄に終わりましたチュー まぁいいわ。


ナポリに着いて、一番行きたかった場所へまず!

考古学博物館です。



猛犬注意。


メメント・モリ。


海に近い場所のモチーフだね。





ポンペイなどで発掘された紀元前1世紀前後のモザイクや調度品、大理石やブロンズ像が展示されている。すばらしい。警備員さんは携帯でYoutubeを見ていたけれど。「イタリアだから」で納得する。


しかーし!一番観たかったアレクサンダー大王のモザイクは修復中で会えず、泣く(鳴門の大塚美術館でコピーを見たから良いわ😭)。



Restauro=修復

というわけで、ポスターのみショボーン











気を取り直し、世界一美味しいピザ🍕があるというので、100年以上やっているガンベロロッソ2026版にも載っているピッツェリアに行ったけれど、特に、皆が言うほど感動する美味しさでは無かった。


キレイになったと言われる町中はゴミだらけで、悪臭を放ってどう見ても汚いし、これがキレイなら、昔は一体どんなに汚かったんだ!と鳥肌が立つ。


奇声を上げる小学生や、浮浪者、物乞い、これが普通なんだろうけれど、大声でしか話せない人たち、乱暴な運転のノーヘルのオートバイ、車のクラクション、趣味の悪い大音量の音楽。どの辺りがキレイになったんだろう…?


地下鉄がとても深いので、エスカレーターに乗っていたら途中でガタンと停まること二回。イタリアあるあるなのかなぁ。


とりあえず3泊、気に入ったら滞在延ばそうと思って来たけれど、早くここから脱出させてくれ。


旧市街の地下40メートルにある空間とローマ遺跡を巡るツアーに参加したけれど、これは大変面白かったです。


ナポリ。来てみて良かった、百聞は一見にしかず、自分で体験せにゃぁ想像ばかり膨らむところでした。