父が亡くなって20年。

やっと楽譜の整理を始めました。

楽譜特有のインクの匂い、
子供の頃によく聴いた懐かしい曲。

一枚一枚めくりながら、
色々、
普段ないような
不思議な気持ちにさせられた。

ドイツ、
フランス、
イタリア、
アメリカ、
ハンガリー、
ロシア、
スペイン。

色々な国から
父が取り寄せて
集めた楽譜

中には、
私の今住む近所の町の
今はもうない出版社のものもあって

ここで産まれたものが
日本に渡って、
半世紀以上経ったあと
またここに戻ってきたのだなぁ
しみじみにやり

さてさて

ダンボール箱15個、
一体どうやって分類するべきなのか、
素人にはさっぱり。

とりあえず、
楽器編成別、
作曲家別にして、
それから時代別か。

一曲の譜面を探して始めたこの作業、
結局探していた譜面が
15個目の最後の箱に入っている辺り、
天国からワハハ
っと
ものすごく遊ばれてるとしか思えん(笑)!

自分たちは
音楽が生活の中心みたいなのに
子供には
音楽教育に
全く熱心でなかった両親

こんな
楽譜の山
残されても
行き場に
困るよね

自分ももっと
音楽やってたら
この楽譜たちも
もっともっと
使ってあげられてたのになぁ
って思います

今からではもう無理。

使わなければ、
悲しいかな、
ただのごみ。

断捨離の決意まで
20年もかかってしまいました

断捨離とはいえ、
捨てるのはいけないなぁ
と思い、
使っていただける方に
譲ることにしました

父のメモ書きの入った楽譜たち。

誰かが音にしてくれて、
誰かに楽しみと、
喜びをもたらせてくれますように。