昔から
ずーっと好きだった
ロバート・キャパ
写真展示を見に

宿から
徒歩3分ラブ

たくさんではありませんでしたが

ゆっくり
堪能してきた

前から行ってみたかったの
今までは
家族の計画が優先で
本当に自分が実はしたかったこと
色々やってなかっんだわ
と思う
今やっと
時間ができて
歳をとって
わがまま言える自分になった

さて
ロバート・キャパ。

1913年
ブダペストに洋裁店を営む
両親のもとに生まれ
名前はエンドレ・フェルドマン。

若くしてハンガリーを出て

...やっぱりこの名前じゃ売れないよね...
ってことで改名

確かに
ロバート・キャパ
の方が響きも百倍かっこいい

新聞や雑誌の戦争記事
LIFEへも投稿しているけれど

貧乏に生まれて
貧乏で生涯を終えた

撮影活動の旅に出るときは
ライカのカメラと
他にはほとんど荷物を持たずに
でかけたそう

写真が良くないのは
接近が足りないからだ

と言って
接近しすぎて
地雷を踏んで亡くなったキャパでしたが

白黒
ということを忘れてしまうほど
現実に近い
今にも動き出しそうな被写体

ひとりひとりの表情に
魅入ってしまう

ボケた感じも
躍動感も

背景は
戦争ですが
とても好きな
写真家のひとり

浸ったわー爆笑

☝おしゃれな正方形の入場券1500Ft(600円)

タイムトラベルしたあとは


英雄広場まで
アンドラーシュ通りを
夕日を背に


向かうは
広場の向こう
市民公園


1896年ブダペスト万博
のために作られた公園
万博終わったら取り壊す予定が
みんなの反対でそのまま残ったという


前回来たときから
28年経っとるわぁ...

でもここは
何も変わっていない、
記憶とたがいない

ともかく

フランクフルトから
ブダペストへ飛んできたとき
丁度夕方から夜にかけての
イルミネーションが見えて
19世紀末
この街を計画した人の偉大さに
溜息が出た

パリもバルセロナも
同じ頃に都市計画されているね

ドナウ川にかかる鎖橋も
国会議事堂も
そこから放射線状に広がる大通りと
美しいユーゲントスティールの建物

この20年で
この街が再び元の美しさを
取り戻していっているというのは
喜ばしいこと

まだまだ工事中も
多いけどね

長い目で見ればほんの数年のこと。



9世紀頃生きていたと言われている
無名詩人の像を通り過ぎ
(その名もAnonymus、無名)



そこから更にずっと裏に行くと
「ワンちゃん公園」
ここで今日は
友人家族と待ち合わせ

都会のワンちゃんたちも
こういう大きな公園があって
思いっきり遊べるところがあるのは
良いですね。

昔はハンガリーで
犬をペットとして飼う人は
ほとんどいなくて
番犬として
鎖で繋がれたままで

まだ
田舎の方に行くと
ジプシー対策に
凶暴に育てられている
犬たちもいるんですけどね

私も昔住んでいた村で
「愛犬の散歩」に行き
「犬を連れてわざわざ歩くのか!?」
と村人たちに珍しがられたものです爆笑
(ホントよ!)

公園のベンチで
ワンちゃんたちが遊んでいるのを見ながら
もしかしたら
あのとき違う決断をして
違う人生歩んでいたら
もしかして
それでもやっぱり
このブダペストの市民公園のベンチで
犬達を眺めているんじゃないかと
堂々巡りの妄想中爆笑



ではでは〜