12年の時を超え。 | JIRAKU

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フリーで大阪を中心に朗読やお芝居などの表現活動をしている
大塩静香のofficial blogです。

<JIRAKU>
《耳で楽しんんでいただけるように》と願いを込めて。

マジでかー!!!!

荷物片付けてたら、こんなん出てきました。





水鉄砲。

何のへんてつもない100均の水鉄砲です。

確かゲネあたりで1個壊れて、
こいつは予備に買っといた二代目(笑)


こいつは、12年半前
私が初めてお芝居を勉強した年の卒業公演の小道具です。
私はオーディションで舞台班になって。


確か演目はファンタジーで。

小さな村に住んでるレックって名前の悪ガキ役でした。

男の子です。
この頃は男役ばっかりでした!

男性のクラスメートさんと男役を競って、
で、アントーニオとか、マクベスとか、アテレコ実習やサウンドドラマでもやたらと男役だった。

男の子役なんか、更にムキになって欲しがった。


私は最初、男の子役ならこの人に任せたい!って思われる声優になりたかったんです。
そして、女言葉が苦手でした。
すっごく。


この役は
さらし巻いてて苦しかったなぁ(笑)

半ズボンで駆け回って、水鉄砲で敵を攻撃してたっけ(笑)

懐かしいなぁ。



村の人達と両親を殺されて、
幼馴染みと一緒に勇者の後を追っていくんです。

よく覚えてるなぁ(笑)
これ以上覚えてないけど(´・ω・`)




公演だって言っても、
何が何だかわからなかったあの頃。

これが終わったら、すぐ養成所の入所オーディションの準備だった。



ただ、がむしゃらに、
あの人みたいになりたかった。
ああいう風になりたかった。




今も男の子役は一番楽しい。

それは変わらないから不思議です。


あの人みたいに…じゃなく、
私自身が感じた楽しさ。

何だかんだ言っても今もドラ声だし、
息づかいも性に合ってるんかもな(笑)



けど、今は色々演る楽しさも知ってる。



また、ガキ大将やりたいな。



さて水鉄砲くん。

想い出に大事に取っておく…

ってわけにもいかないから、
さよならだよ。

再会できて嬉かった。
ありがとね。



☆へーはち☆
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