転職活動のリファレンス を書いてて思ったのですが

 

日本の採用にも犯罪歴の有無の確認程度の

 

バックグラウンドチェックはあるんですかね?

 

 

 

日本では考えたことがなかったから

 

つまり聞いたことがなかったんだと思いますが

 

人事で働いたことがないのでわかりません。

 

 

 

アメリカでは当たり前のことで

 

仕事募集の情報からして

 

リファレンスとバックグラウンドチェックがある

 

と明記されていることも多いです。

 

 

 

私が働いている職場で

 

営業職の募集をした時

 

このバックグラウンドチェックで

 

落とされちゃった人がいました。

 

 

 

履歴書の内容と面接の結果で

 

一番良かったとして選ばれた人だったんですが

 

車の事故を起こして裁判中(訴えられた側)だったんです。

 

 

 

お金もうけできるチャンスと見れば

 

何でもかんでも訴える輩がはびこる社会なので

 

当たり屋みたいなのにぶつかっちゃって

 

裁判所を通してお金をせびられていただけの可能性もあります。

 

 

 

でも事情はとにかく車の事故で訴えられていて

 

まだその裁判中だということが判明したので、

 

仕事能力的には断トツでマッチしていたけれど採用されず

 

オファーは2番手候補に回ってしまいました。

 

 

 

営業職で、日々車でお客さんを訪問するのが仕事なので

 

車関係の問題を起こす人は採用できない

 

というのが理由です。

 

 

 

飲酒運転する人であるとか

 

運転が乱暴だとか下手だとか

 

運転手個人に非がある理由だったとしても

 

業務中に事故ったら会社が訴えられますから。

 

個人を訴えるよりお金が取れるのが理由で、

 

間違いなく会社が訴えられますよ。

 

 

 

もらい事故だってありえるけれど

 

人事は警察じゃないので

 

そんな理由の調査までしません。

 

 

 

裁判まで行くような事故歴がある人は

 

採用できません!で終了です。

 

 

 

もし既に裁判が終わっていて

 

勝訴して非がないことが認められていたら

 

問題視されなかったと思いますが

 

まだ裁判中だったので。

 

 

 

そもそも何のケースであれ裁判中の人は雇わないかな・・・。

 

裁判所に行かなきゃ行けないので休みます!

 

ってことが多発しかねない新人なんていらないですね汗

 

 

 

日本って性善説で社会が動いているところがあるので

 

なさそうですね、そういうチェック。

 

業務に直接支障を来たすような既往症の申告ですら

 

自己申告制みたいですし。

 

 

 

こんなことを言うのもアレですが、

 

日本も今後移民を入れるのであれば

 

せめてバックグラウンドチェック制度は

 

入れたほうがいいと個人的には思います。

 

 

 

善悪や道徳のラインっていうのは文化によって違うことに

 

日本文化に染まって育ってきた人ばかりで構成された組織は

 

気づいていないでしょうけど

 

全てにおいて「常識」がまるで違いますから。

 

 

 

面接も履歴書も「嘘でもいいから言ったもん勝ち、採用されたもん勝ち」は

 

日本では悪(虚偽の内容、騙してることになる)でも

 

他の文化では「誰もがやってる当たり前のこと」だったりします。

 

 

 

そのかわり企業は雇ってみた後に

 

「全然使えないじゃん!となったらクビにして問題なし」

 

という制度になっています。

 

 

 

でも日本は一度雇ったら、

 

雇用主の側に雇用継続努力義務があって

 

「能力の欠如」を理由に解雇は基本的に不可能な気がします。

 

雇用されてる側が犯罪を犯すか、

 

もしくはリストラしないと会社が潰れます!

 

って状況以外は解雇が法的に不可能だからこそ、

 

肩たたきというか、

 

従業員側から辞めてくれるように仕向ける

 

嫌がらせが起きたりするんですよね?

 

 

 

アメリカではそんな面倒臭いことをする必要なく

 

いらないと思ったらその瞬間にでも

 

「お前、使えないからクビ!明日から来ないでいい!」

 

で済むので、ある意味シンプル。

 

 

 

肩たたきとかそんなまどろっこしいことは

 

そもそも不要なんです。

 

 

日本の古い法律制度のまま

 

違うルールと常識に則って生きている移民を入れるのは

 

もんっっっのすごく危険だと思います。