朝昼晩と時間さえあれば落語のシャワーを毎日浴びているが噺せるようになるとは想えない
昼寝や寝入り端にCDを流し出囃子と江戸言葉のリズムで心地よくうたた寝ができるようになった
幼い頃、歌謡曲のレコードを初めて聴きクラシックやビートルズも聴いた
今、落語
十代には洋楽やポップスをCM等で世間で流れるままに受動的に聴き、レコードがCDになった
二十代でようやく能動的にJAZZとビートルズ復刻版にたどり着いた、四十代で手習いでサックス演奏までしてみた
今聴いてみたいのは懐メロではなく演歌を飛ばして懐かしくもなく聴いたこともなかった落語になった
だんだん時代が遡っていく傾向は、おそらく自然の流れなのかも知れない、百くらいの演目を色々な噺家さんのパターンで繰り返し聴いただろうか
江戸落語と上方落語の他に、新作落語や改現代版パロディーがあったり英語版もあったり
古典は講談や歌舞伎・狂言から改編され永遠に語り継がれている噺が残っているようで
大岡裁きなんぞは現代の政治経済ニュースでは得られない、現代の理では裁かない唸る噺もある
登場するキャラもだいたいわかってきて、バカバカしい笑える噺も良い