感じるように伝えよう | Neji Pocket * イラスト&デザイン

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イラストレーション、グラフィックデザイン、そして時にはカメラマンのワタナベミヨコの日々徒然♪

五感を感じる『視覚的表現』


イラスト&デザインの ネジポケット ワタナベミヨコです(^0^)🎵
今日は「五感」をすっごく認識した体験が、ネジの再始動だったお話です。

私は二十代前半でデザイン事務所に勤務し、いろいろな印刷物の制作に携わり、その後、母校の大学で助手をした後、電車製造会社に勤務しました。
この時、自分のユルいスタイルから真逆のやり方と対面することになります。

手描きで崩した線を「味わい」があると捉えていましたが、電車を作るとなったら工業製品ですので、全てを数値に置き換えます。アール(円弧)もハッキリした数値で楕円もいろいろな弧をつなげて、決してフリーハンドではない作り方をするのです。

デザインには数字で操作するシーンがあって、「絵」(表現)から入った私のようなタイプの人にはけっこうな壁と感じるかもしれません。

デザイン事務所時代も、エディトリアル(新聞、雑誌、書籍など読み物)のデザインにおいては、文字の大きさ、行間、それからマージンや写真のサイズなど、紙面に対して数字でガイドをとり、それに合わせてレイアウトするのが一般的です。ページをめくると構成が揃っているので美しく見えるのです。

工業デザインにおいては、さらにシビアで、イメージを設計図に起こして、工場に伝えて製造。作りやすさも問われます。それから製品として、人が利用して「安全」なものを提供しないといけないわけです。絶対的に「安全」が大事なので、インテリアや居心地、装飾など付加価値部分は、かなり後回しなところですが、私が勤務していたころは、やっと通勤車両に女性専用車両が導入されたりして、ココチをデザインする時代になってきたという時期でした。

私は工業デザインでの数値化にとても壁を感じ、拒否し、それでもトライしたあげく、環境ともに不具合な状態が悪化して、休職。その会社は退職しました。それからの数年、デザインに対してものすごい悩みの渦中にありました。(デザイン以外も悩みでしたけどw)

数値で素晴らしく美しいものもあるけど、有機的な不安定さ、だからこそもたらす居心地の良さ、「グレイ」で「まあまあ」のニュアンス。これらをデザインに落とし込むことが、自分にとって心地がいいし、美しいし、素敵なのではないか。

そのような、自分の中のデザインにおいての価値観が、出来上がったのでした。

助けてくれたのは「花」でした。
生け花やアレンジメントを構成するように視覚的な心地よさを取り入れること。絶妙なバランスだったり、感覚的な前後感、ポイントとなる場所、抜く空間、寄り添いのアイテム。「花」を生ける時に大体なんとなくカタチにしながらも、自分がそういったことを見ながら作業していることが分かりました。

デザインする時に言葉にならないですが、この感覚的な「美しいバランス」を探す作業。これは感覚で構築し、また感覚に表現、伝えることが出来るのです。言葉は一旦左脳に入りますが、感覚表現は感覚のままに。もちろん、受取手の経験や価値観によっても捉え方はそれぞれですが、人が感じる「ベース」のことを抑えておけば、それはセンスとして伝わることなのかもしれません。

感覚に伝える表現が込められていますか?
単純に数値で合わせたものは簡素で事務になってはいませんか?
絵やアート的な表現はざっくり散らかってはいませんか?

合わせて抜いて、表現する。
これがネジポケットのやり方となったのでした~~~。(^0^)*





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