■第22回上海国際映画祭開始!今年のポスターは一味違う?
中国・上海にて第22回上海国際映画祭が昨日6月16日よりスタートしました。
注目して欲しいのは今年の映画祭ポスターです。
今年は中国アニメ映画の古典作品「大暴れ孫悟空」こと「大鬧天宮」をモチーフにしたビジュアルとなっています。
滝のようなカーテンをサルたちが開こうとすると、奥から齊天大聖が覗いているというデザイン。
おしゃんてぃーでございます。
「大鬧天宮」は、中国の古典アニメーションでも、一番といって過言ではないほどの著名作品。
1961年・64年に前後編に分けて公開された作品ですが、それから時が流れて2012年1月、「大鬧天宮3D」のタイトルで、色彩デジタル化上映されるという、長期間にわたって愛されてきた作品です。
Googleのロゴに起用されたり、日本ではサントリーの烏龍茶のCMに起用されるなどもしてきたので、本編こそ観たことはなくても、その姿自体は観たことがある、という人も多いのではないでしょうか。
見た目シンプルですが実は動きます。
貰えるアイテムに時代を感じる。
■実は画期的な変更?これまでの上海映画祭のポスター
実は今年のポスター、方針がかなり大胆な方向へ舵を切っていたりします。
ここ数年のポスターを観てみるとわかるのですが、最近の上海国際映画祭のポスターはかなりシンボリックで抽象的なイメージのものが採用されていました。
これはこれでオシャレかもしれないですが、マンネリ感は否めなかったので、今回大きくデザイン方針を変えたのはかなり良い選択だったのではないでしょうか。
ちなみにこの形がなにかというと、映画祭のトロフィーを模したもの。
分かりやすいといえばわかりやすい・・・けど、さすがにこう並ぶと「もうええわ」感でますわな。
変化することを恐れず、どんどん良い方向へ向かって欲しいです。
とはいえこの週末、中国・・・というか香港では逃亡犯条例の改正案を巡って大規模なデモが行なわれるという、実はただ事じゃないスケールのことが起こっていたりします。
短絡的に“変化するのが良い”とは言えないので、変化するなら変化するでしっかり慎重に・・・ということも忘れないでいかないとですね。
すごいスケールのデモです。
https://www.asahi.com/articles/ASM6B55LXM6BUHBI02D.html
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