【インサイドヘッド】ムカムカって感情なんだよ!って思ってたけど割と実際の脳内に忠実な存在だった | アニメ映画情報ブログ【 ねじまき恋文のヤブレター 】

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本日は「カーズ/クロスロード」の上映も控えているということで、「インサイドヘッド」の地上波初放送の日となっております。多分このブログを書いているうちに放送始まってるのかな。(別に自身が見るわけではない)

 

 

 

 

 

 

以前のフジテレビの「アナ雪」地上波放送の時は、フジテレビナイズされたオリジナルエンディングが流れてプチ炎上しておりましたが、この「インサイドヘッド」では、劇場上映時に、冒頭に一般人の写真とドリカムの『愛しのライリー』が流れる謎の演出が用意されてまして、今回の地上波放送ではそれがおそらく流れないと思うと、地上波放送補正のおかげで逆に原版に近くなるという逆の事態となるわけですね。なんだか変な話です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地上波放送するってことで、この映画を公開当時に見たことを思い出し、その時に疑問に思っていたままだったことをふと思い出しました。

 

 

それはメインとなる5つの感情へ対する違和感。

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリ。

 

『喜怒哀楽』なんてワードもあるので、日本人的にはなんでこの5つなんだろうと疑問に思った次第でございます。特に“ムカムカ”なんて、喜びや悲しみとは違って名前の時点でうまく言語化できてないじゃん!ってツッコミを入れたくなりますよね。

 

 

 

 

 

 

で、ちょっと調べてみましたが厳密にはムカムカって嫌悪や不快に相当する感情な様です。

 

 

参考

興奮、快、不快から分化する幼児、赤ちゃんの感情の発達と成長

 
 

 

 

「インサイドヘッド」を観ていると、喜びや悲しみなどの感情が“芽生えていく”ような表現になっていますが、厳密には“分化していく”というのがより正解に近いようです。

 

ただの興奮だった気持ちが、快か不快かの二つに分かれ、そこからさらに怒りや嫌悪、恐怖といった不快のディテールが生まれてくるんですね。

 

 

 

 

映画では、勢力的に陽の喜びと、陰のその他四感情みたいな印象を受けますが、実はその印象も間違いではなく、悲しみ・怒り・嫌悪・恐怖はいずれも不快な気持ちから派生して生まれていくものなので、元を辿れば兄弟みたいな存在でその4つはより近い存在なのです。

 

快という気持ち自体は発生は早いものの、派生は不快の気持ちの派生よりも遅く、不快の気持ちから恐怖の感情が派生した以降に、やっと得意や愛・厳密な喜びへとディテールが生まれてくるそうです。

 

 

 

 

 

 

ムカムカってなんだよ・・・って思ってたけどコンセプト的には結構再現性の高いものだったわけです。さすがピクサー、ツッコミいれてすみません。アンタが正しい。

 

 

ちょっと頭がよくなる映画、「インサイドヘッド」

まだ観てない人は、チェックしてみてくださいませ。

 

 

 

 

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