【Kubo and The Two Strings】のカッチョイイ英国アカデミー賞受賞の仕方

英国アカデミー賞の表彰式がありまして、受賞結果が明らかになりました。

トロフィーが怖い。

このブログとしてはやっぱり長編アニメ部門の行方が気になるわけですが・・・今年のノミネート作品がかなり面白いことになっております。ノミネート作品は以下の4作。

・ズートピア

・ファインディング・ドリー

・Kubo and The Two Strings

・モアナと伝説の海

見事に「Kubo」以外がディズニー作品で占められているという状態に！

確かにディズニー作品はどれも高品質なのは間違いないのですが、笑っちゃうぐらい圧巻のアニメ部門占領っぷりに驚く次第です。そんな中、見事アニメーション賞の長編部門を受賞したのは・・・

「Kubo and The Two Strings」でした！

強敵であるディズニー3作品に対し、見事LAIKAが孤軍奮闘で受賞・・・

この受賞はかなり熱い！

今年の映画賞のアニメ映画部門は「ズートピア」VS「Kubo」の装いがあり、このブログでは年間ベストに「ズートピア」を挙げたこともあり、かなり「ズートピア」贔屓気味ではあるものの、この結果には素直に『良くやった！』と思わずにはいられません。

アニメ制作において今や王座に君臨するディズニー。そんなディズニーが圧倒的な有利な状況で、『アニメつくってんのはお前だけじゃないんだよ！』と打ち勝った「Kubo」の大逆転には、アニメ映画界・・・面白いなぁ、と改めて見せつけられたような思いです。

英国アカデミー賞の発表ごとに、ついつい、「あれ？アカデミー賞の発表ってもうやるんだっけ！？」と毎年のように勘違いするんですが、こちらのアカデミー賞はイギリスの方。アメリカはこれからです。

ある意味、米国アカデミー賞こそ、ここを取るか取らないかが一番注目される賞ですので、最終的にここに視線が向くわけですが、果たして大本命「ズートピア」が取るのか、それとも英国で打ち勝った「Kubo」が取るのか、本当にわからなくなって参りました。非常に授賞式が楽しみです。

ここでサラッと「レッドタートル」とかが持ってったらそれはそれで面白いけど、空気的にはさすがにそれはないだろ・・・と思っております。（空気なんて読むのが本来映画賞のあり方としては間違いなんですが。）

アニメ映画情報ブログ【ねじまき恋文のヤブレター】