【ボルケニオンと機巧のマギアナ】の感想。今年は良い!!・・・かぁ?正直言って今年も微妙だろ! | アニメ映画情報ブログ【 ねじまき恋文のヤブレター 】

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「ボルケニオンと機巧のマギアナ」がポケモン映画の最低興行収入記録を『更に』更新したことに関するホニャララってとこでも、私のツイートが取り上げられていた因縁の一作ということで、公開館数が絞られている中、頑張って行ってきましたよ。

 

 

 

ポケモンザ・ムービー

ボルケニオンと

機巧のマギアナ

を見てきました。

 

 

 

 

ポケモン映画シリーズ最低興収はほぼ確実な状態となっておりまして、ポケモンGOがあれだけ流行っている中、元気のない一作です。ポケモン映画でも傑作の部類というTwitterの声もいくつか見ていて、少し期待も持ちながら行ったのですが・・・

 

 

 

 

 

 

見てきた感想をざっくり一言言わせてもらえば

 

 

 

 

 

 

 

普通に微妙。

 

 

 

 

 

 

ポケモン映画らしい、微妙な一作でした。

もう少し詳しい感想を書いていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

●ゲストポケモンのキャラクターは悪くない!悪ないよ!

 

 

今回登場のゲストポケモンには好印象!

 

じんぞうポケモンのマギアナは可愛いとは言い難いデザインながら、特徴的な言動でしっかり可愛いのだから見事!早送りのガッちゃんみたいな鳴き声は、機械じかけながら、未来的すぎない絶妙なバランスだと思います。あれを考えた人、偉い。

 

 

 

 

私の大嫌いな「テレパシー!?」の一言で喋りださせる戦法を使用したボルケニオンも、これまた性格や動きなど魅力的なキャラクター。江戸っ子気質で気むずかしいんだけど、いざという時に頼れるアニキ役としてこれまでのポケモン映画に意外にもなかった役柄として見ものでした。

 

 

 

 

映画が終わって、どちらのポケモンも「好き」になれたのはキャラクター映画として見事だと思います。ただ、市川染五郎さんの演技は良かったとはいえ、やっぱり特別な理由がなければポケモンをペラペラ喋らせて欲しくない派としてはボルケニオンを喋らすのには反対。台詞がなくてもこれだけマギアナを魅力的に動かせるなら、ボルケニオンの台詞部分を鳴き声だけにしても意外とこの映画成立するんじゃないかなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●既視感しかない哀しい物語・・・

 

 

ただ、キャラクターとしては魅力的だったものの、

あくまでそれは映画上の  。

線 として見た時にこの映画がどうかというと正直褒めがたい出来。

 

すごい力を秘めたポケモン・・・それを狙う悪役たち・・・

危機にさらされる野生のポケモンたち・・・

中身としてはぶっちゃけ今までのポケモン映画と変わってなくてがっかり

 

 

 

 

サトシとボルケニオンがくっついちゃいました!って展開も面白くなるかなぁ・・・と思いきや、ボルケニオンとサトシ一行を無理やり同行させるためだけのアイテム以上の役割を感じなかったです。

 

クライマックスもこれまたイマイチ!

取ってつけたようなパーフェクトジガルデなんかは「出すって言っちゃったし出しました」ぐらいのやっつけ仕事みたいな出番。「シェイミ」の時のレジギガスみたいに、告知動画が一番かっこよかった状態でした。

クライマックスでボルケニオンが自らを犠牲にしようとする流れも、“どうしても犠牲にならざるを得ない展開”にしっかり見せてからじゃないとあんまし意味ないし、その後のマギアナの状態が“どういう理由”“どう変わった”のかもぼんやりしてるから、私は感動はあんまりできませんでした。

 

感動的な音楽を流したり、登場人物ポロポロ泣かしとけば『それっぽい演出』にはなるんだろうけど、中身の部分でうまく感じないと、そういう泣かせ演出に弱い私でも大したひっかかりはありませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●これがシリーズラストでいいのかなぁ・・・

 

 

その他言いたいこともいろいろ・・・

主題歌の映画バージョンとか、ゲームで馴染みのある戦闘曲のアレンジとか、熱いBGMはアガるものでした。が、画として映ってるものが、話の中身には一切生きない練習試合だったり、展開的には一時退散する逃げのシーンだったりと、BGMの活かし方も下手くそ。

 

 

映画特典だったり、意味深にエンディングに一カット用意されていたゲッコウガも後付けだったにしろ、一応今シリーズの主役級のキャラなんだからもっと活躍させても良かったのではないかなぁ・・・。

 

 

なんも悪いことしてないロケット団が酷い目にあって、笑いのポイントにされるの嫌い。

 

 

そもそも本作がシーズン的にはXYシリーズの映画の最終作だというのに、なんだか淡々と終わってしまったことにもびっくり。「ラストだから」みたいなファンサービスも特になかったし、なんか辛辣ぐらいに感じるほど悪い意味で通常営業なポケモン映画でした。

 

「今年は良い」って話も聞いてもしかして・・・と思ってきた分、結構がっかりでしたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけで全否定まではしないけどトータルで子供だまし映画の域を出なかった印象でした。昨年の「光輪の魔神フーパ」は、興収の低さがもったいない出来だと思っていましたが、本作は悪いけど最低興行収入もしょうがないんじゃないかってぐらいです。

(まあ、興行収入に関しては、出来だけの理由じゃないんだろうけど)

 

 

 

 

来年はポケモン映画としては20作目のアニバーサリーイヤー。

心機一転、ポケモン映画を見直すことができるような傑作を期待してます。

ありがとう、XYシリーズ!

 

 

余談だけど、DSの電池切れててゲッコウガもらえなかった。悔しい。

 

 

 

 

 

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