【アングリーバード】の感想。意外と熱くてすごいぞ!食わず嫌いはもったいない傑作映画 | アニメ映画情報ブログ【 ねじまき恋文のヤブレター 】

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日本公開に合わせて感想書いてますが、

ワタシが鑑賞したのは初夏ぐらいの中国です。

 

 

 

アングリーバード

を見てきました。

 

 

 

 

 

 

 

世界的ヒットを叩きだしたモバイルゲームを3DCGアニメ映画化!

映画も堅実にワタシのいる中国を含め世界各地でヒット作となっております。

ただし日本では例外で、日本でこそ原作の知名度はあまり高くありません。日本では初週末興行で初登場10位だったりと、苦戦しているようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この映画を見てきた感想をざっくり一言で言わせてもらえば

 

 

 

 

 

 

傑作!

 

 

 

 

 

 

さすが世界レベルでヒットしている作品だけあってよくできた映画となっておりました。日本興行が苦戦している分、できるだけ応援姿勢で感想を書いていきたいと思います。

以下、もうちょっと詳しい感想。

 

 

 

 

 

 

 

 

●誠実なゲームの映画化作品なり!

 

 

まず、関心したのがゲーム原作物のゲーム映画としてよく出来ているというところ!

 

「アングリーバード」ってゲームには、『ブタが卵をうばったので取り返そう』ぐらいのストーリーしかないのですが、本作はしっかりそれに則った物語でありながら、重厚な中身に仕上げてくれています。

 

 

この一枚のビジュアルである程度の説明ができるぐらいの世界観。

 

 

 

そしてなんといっても関心させられるのが

アングリーバードのゲーム再現。

 

 

 

 

「アングリーバード」といえば“球体の鳥達をパチンコで飛ばす”ゲームなのですが、ゲームだとビジュアル的に結構地味で、これをどう大スクリーンの見世物にするのかというのが問題だと思いました。

が、この映画ではしっかり一番の盛り上がりのシーンで非常に気持ちよく、派手で爽快なシーンとして、見せてくれているのだから見事!ゲームに馴染みのある人がまさに期待していたような映画版「アングリーバード」がしっかりそこにありました!アンバランスな建物群を、勢い良くぶっこわしていくあの感じ・・・是非多くの人に映画館で味わって欲しいと思います。

 

 

しっかりと映像的おもしろさが味わえます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●社会的はぐれ者の物語としても、泣ける一作!

 

 

原作がシンプルな分、さまざまな肉付けもされているのですが、

その肉付けもよくできています。

 

特に主人公のレッドの怒りん坊という性格の使い方はうまい!

原作のタイトルに準拠した要素でありながら自然で、映画の笑いどころとしても生きていて、しかもしっかり物語を熱くて良いドラマにできている、見事なキャラクターだと思いました。(タイトルの入り方とかも最高)

 

 

怒りん坊というか、怒ってもしゃーない事態が起こる星に生まれた鳥。

 

 

生い立ちが不憫で、辛い成長過程を経てきたレッドをあまりウェットに描きすぎないところも上品で高ポイント!ビジュアル的にも明らかに酷い扱いに晒されているレッドには同情させられるし、感情移入せざるを得ません。

だからこそ、中盤の大きく物語が動く展開やクライマックス、そして最終的にレッドが島でどういう扱いになるのか・・・という物語には、非常に胸を打たれました。

 

ゲーム映画という部分を抜きにして見ても、しっかり傑作なのです。この映画。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●気にならないところは0ではない・・・

 

 

一方で気になるところももちろん有り。

 

中盤から登場するキャラクター、マイティイーグルさんがちょっとキャラクター的に映画から浮きすぎてないかという印象がありました。彼が出てくるあたりから話がダレ気味に感じるのも印象が悪い要因かも。

あとこの人のスカトロネタの“見せ方”はあんまり好きじゃありませんでした。

 

 

マイティイーグルさんは反則的な強さを誇る能力の持ち主としてゲームにもいます。

 

 

また、チャックがクイックシルバー並の(X-MEN)なんでもありっぷりなのは、言いっこなしにしても、ボムのドラマ部分には具体的な改善の理由がなくて、終盤のキーポイントながら、首をかしげる自体になっていたのは残念でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全体的に完成度が高く、山場は必見のウェルメイド映画。

海外ものとして、食わず嫌いするのはもったいない一作だと思います。

日本での興行もうちょっと良い成績であってほしいと思っているので、是非多くの人に映画館へ足を運んで欲しい一作です。

 

 

 

 

 

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