【はだしのゲン】原爆投下から70年に思う「日本の平和は完成しているか」 | アニメ映画情報ブログ【 ねじまき恋文のヤブレター 】

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こんな日だから・・・というのもあるんですが
夜中にアニメ映画「はだしのゲン」を見てました。

はだしのゲンのアニメ映画


原爆の落とされた広島に関して
「70年間、草も木も生えんてのは、本当かのう・・・」
というセリフがあって
まさに2015年の今、その70年後を迎えたんだなぁ、と
ハッと思わされました。










この70年間、日本が戦争とは本当に無縁だったのか。
70年間、日本が直接的に戦争に関わらずに済んだのは
日本だけの力で実現してきたものなのか。

そういうところを考えていくと
必ずしもこの70年間が
日本人だけが望んで作り出した夢の時代ではない
と思うわけで、
この70年の平和も実は欠陥だらけの幻想だったのではないでしょうか。






自衛隊の海外派遣はなんだったんだろうか、とか
散々お隣の国々とも揉めっぱなしで荒らされまくり、だとか
米軍基地は沖縄にガッツリなすりつけといて
困ったときは米軍任せで手は汚さない前提があるって・・・
ちょっと自分たちだけに都合の良い平和だったようにも思います。







そんなことを考えながら見る「はだしのゲン」は非常に複雑です。




炎の中のはだしのゲン


非武装国で戦力を持たない国でありながら
国民の平和を維持していくってどうにか実現できないのかな?

アメリカの力を借りないと日本は守っていけないのかな?

中国や韓国と喧嘩しなくなってもっと仲良くなれないのかな?



そういうところを突き詰めていくと、
まだ日本の平和は完成していないと思うし、
それを完成させていくべきは我々の世代だとも思います。



原爆投下から70年。
もっと平和に。
もっと良い日本に変えていきたいです。






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