学校の専攻科授業で、コンピュータジャカードを教えています。
今年の専攻科の学生は
織りを専攻している生徒がいないので
いきなり組織の話が出来ず、
まずは、組織図の見方と作り方
織り機と組織図の関係を話し
どういう関係があるのかを実践を交えながら教えました。
学校にあるコンピュータジャカード機は
絵を描いて、その上に組織をのせれば直ぐに織ることが出来ます。
紋紙が不要で、入力した組織の通り磁石で綜絖を上げてくれるので、後は自分で考えた通りに緯糸を入れるだけ!
超カンタンに難しい事ができる
スグレモノです。
ま、ま、
色々ジャカードのいいとこだけいうとね。
結構不便なところも多いのですが、書き始めたらキリが無さそうなのでそれは置いておいて、、、
一年生で組織図を習っても、
実際には皆んな同じサイズで同じ織り方で作品を作るので、
殆ど頭に入っていないのがほんとのところ
なので、
ゼロからの説明。
織物組織とは?
組織図とは?
完全組織とは?
三原組織とは?
からはじまり
特別組織、二重組織(多重)
添毛、捩り
など一通りの説明
私の織りサンプルと
事前に私が機掛けしておいた
織り機で
二重織り
紗と絽
ベッドフォードコード
コーデュロイ
を織って
なんとなく組織図が
わかったような感じまで
持っていきます。
たった
180分で
このスピードで
一般の方にワークショップが
出来たら
きっと皆さん涙を流すでしょう
我ながら
素晴らしい( 自画自賛)
一通り説明をした後
いや〜
織物組織ってさ
分かってくると楽しいよ
私なんか 今朝も満員電車で
おじさんのワイシャツ
を見て、
お!破れ斜文!
とか
あっちはワッフル!
こっちはしじら!
とか
凄い見ちゃったもん
……変態ですね(生徒)
はい!いただきました〜
久しぶりの"変態"
やっと私の正体が、わかったか
それはそうと
学校の生徒以外に
このくらいの内容のワークショップが出来たらな〜
楽しいだろうな〜と
考えてしまう日でした。