わたくしの渡伊も11月8日と近づいて参りました
最後のワンピース二品の製作を、スタッフで総力をあげ同時進行しています
最初に仕上げたショート丈は、今か、まだか、と出番を待っている様です
ダリア柄の小紋はタックを施し、同系色の鮮やかな緑の道行きコートでまとめました
柿色は金彩の散る訪問着の袖部分を使い、オレンジの小紋と合わせた淑やかな雰囲気
ミドル丈の二品目は見事な変身です
これが羽織だったのかしらと思うほどの、たっぷりとしたセミサーキュラーです
歩くと揺れて美しく、ついクルッと回りたくなります
先にご紹介したモダンな黒の帯地品と、この華やかな紫のミドル丈は、見応えがありそうです
メンズの二品目も、描いていた形に辿り着きました
男性スキニーの上に腰巻きというイメージを貫き、孔雀の配置も敢えて天地を変えてみたりという挑戦作です
そして残すはワンピース
今日は瞬く間に明日になります
容赦なく経過してゆく時間に焦らされることなく、追い掛けられることなく、丁寧に、大切に、仕上げます
…携わる皆の想いが形になってゆきます