
木製 茄子の茶入
一見するとただの木彫りのナスに見えますが、ヘタの部分が蓋になっている茶入です。

茄子本体が雄ねじに加工してありヘタが雌ねじに加工されているので、回すことによってヘタを外すことが出来ます。

内蓋を取ると中が空洞になっていて、ものを入れることが出来ます。

驚かされるのはヘタのスクリュー蓋を閉めると本体にピッタリと密着して隙間が全然出来ないところです。
ネジ式なのにヘタが茄子の形状に完全に一致!!凄い木工加工技術だと思います。

こちらの茄子も隙間なし!素晴らしい職人技。
これはオークションにて入手したのですが、出品者様も茶入とは知らないで出品していたようでした。商品説明欄に「親が昔購入した木彫りのナスの置物です。」と書いてありましたから。
確かにこれだけ密着しているとヘタが蓋になっているとは思わないで、ただの木製の置物だと思っちゃいますw

これは同じく木製の瓢箪型の茶入。形がかわいいのでついでに紹介。

こちらの蓋はネジ式ではないのですが、蓋がキツくも緩くもなく丁度いい具合に加工されています。

日本人は本当に手先が器用ですね!!