患者さんから、


「ねぇ、貴方にチップあげることは出来ないの❓」


「え、どうして❓」


「あげたいのよ。トイレ連れて行ってくれたじゃない❓本当大変な仕事だよ。」


「車椅子押して行っただけの事だよぉ。

まぁ、チップを貰うって事は出来ないけれど。

そう思ってくれたの、とっても嬉しい。ありがとうね。その気持ちを頂きまーす。」


入院が長い患者さんにとっては、

話す相手が限られる。

カーテン1枚で仕切られている自分のプライベート空間には、他人の排泄の臭いや、うめき、暴言、

視界は遮られても、筒抜けのモノが沢山。


そんな環境での自分が発するものの影響ってとても大きいと思っている。


っていう「自覚」してる部分が伝わったのかなぁって思った。


欲しているだろう事に、ただただ応えるだけ。