私が月2回通っている塾は、大人のための塾で

「横須賀」という名前の科目が有る。


先生には、

「いつも君の質問にはハラハラする。」とよく嘆いています。


だって知りたいんだもん。


横須賀は開国の中心になった土地。

明治政府が

「イギリスから船買ってくりゃいいじゃん。」

っていうのに対して、

江戸幕府は、「開国には技術が必要だ。船を買って済ますのではなく、自分達で船を作ったり、修理できなければ、この国は危ない。」


開国には、黒船、ペリー来航が有名ですが、

その何年も前から、各国から圧を掛けられていて

イギリスやオランダ、アメリカなど視察する人たちを

送ってたんだって。


ペリーによって、こじ開けられたのかと思いきや、

ちゃんと対策を練っていたというのが、

「あー、それでこの日本が在るんだ。」と思うと、

感動しちゃったんだよね。


1時間の授業はあっという間で、

学校に行ってた頃は、社会は暗記だと思っていたけれど、古典に近い。そして横須賀の歴史を学ぶにつれ、技術を伝授してくれたフランス、ヴェルニー、ティボティエさんへ感謝の気持ちは募るばかり。


先生にお誘いを受けて、ベルニー公園へ行き、出来たばかりのティボティエのお家を再現した展示場へ行ってきたんだけれど、小栗上野介がますます好きになりました。