健康。 | とあるインテリア・家具デザイナーのブログ

健康。

「健康は大事である」ということは誰もが知っているであろう。

しかし具体的な知識を保有している人間は驚くほど少ない。

私は5年前に生活を改善した。

具体的には毎日ジョギングをする(現在は15キロ、日本滞在時のみ)、

そして毎日の筋トレ(2時間、日本滞在時のみ)、そして玄米と野菜中心の食事

(ただし週に2度ほど外で食べるときはカロリーを気にせずに好きなものを食べる)、

といった内容である。

それから眠りも深くなり、サラリーマン時代の悩みだった頻尿や昼間に眠くなる

ような現象も全くなくなった。そして5年間病院にも行ってないし、薬も飲んでいない。

私が思うに健康とはつまるところ「自制心」である。

運動といった肉体にかける負荷、美味しいと思う食事を我慢すること、

これはつまり自制心なんじゃないかと。

また分かったことは健康とは「引き算」である、「足し算」ではない。

これはどういうことかというと、薬やサプリメントでは根本的な効果には至らない

ということである。私の友人の医者曰くこういった物の効果はやらないよりやる

ほうがいくらか違う程度のものであり、むしろ過剰摂取による人体被害が大きいので

注意すべきとのこと。

サプリメント等に依存している人はカロリーの高い食べ物が好きな傾向にあり、

サプリメントがそれを中和してくれると思っている人間が多い傾向にあるが、

それでは全く効果は見込めない。またすぐ病院に行く人やすぐに薬を飲む人も注意

が必要である。私は薬や根本的にその症状を完治させる物ではないと思う。

つまり症状の進行を止める効果があるものを薬という。症状の完治は人間本来が

持っている免疫力そのものがおこなうという考え。

だから重度の症状ほど薬は常に携帯し、飲み続けなければならない。

そして重度の症状に対応する薬は別の免疫力を破壊し、副作用を発生させる。

現代の便利な食生活は人間の健全な肉体を破壊させる。

また人間が美味しいと思う食べもの、食材はカロリーが高く、栄養価が低い傾向にある。

そして我々は1日の8~10時間くらいは労働に時間を取られるわけだから、

生活の維持という観点から食事はあまり重要視されないのであろう。

1日ラーメンを食べたところで容姿や体調に変化はなく、数年、数十年かけて

病気は進行していくものであるから。

だから私の中では健康は引き算。体に悪い物を口に入れない、そして身体に負荷をかけて

体力と免疫力を維持することなのである。

また私個人の中では性格の変化もあげられる。

以前のように外食が多く、不規則な生活をしていたときな感情の起伏がはげしかった

ように思う。サラリーマン時代には部下に必要以上に怒ってしまったりしたことも

あると思う。しかし今現在こういう生活を続けていると、まず物事を冷静に考え

相手を怒る際も、諭すように話ができるようになった自分を感じる。

現代の情報社会では自分に適合した情報を得、必要ない情報は捨てる事、

その中で「自制」して毎日の生活を送ること、これが大事なんじゃないかと思う。

そうすれば物質欲にまみれた生活に憧れなんか抱かなくなる。

自尊心、虚栄心で着飾って人にすごいと思われる人生より、社会の役に経つ人生

のほうがずっと有意義だと自然と思うようになる。

私でいえば自分のデザインで人間の生活に彩りを与え、感性を豊かにすることかな。

「自制」から考えさせられることは多い。