雨。
中国は広東省の东莞は毎日雨、雨、雨。
今日は香港から戻ってきたが、バスに乗っている間は豪雨。
まあもうそろそろ梅雨も明けるとおもうのだが...
というわけでホテルから10キロほどのところにある会員になったジムにも行けてない。
加えて私が設計顧問を勤めている中国の2工場は日本からクライアントが毎日来社し、
もうひとつ今私が一番力を入れている日本の某有名家具ブランドとの商品開発も
サンプル製作進行中、来月にはソファ7点くらい発表できるかな。
ここの社長さんは昨日からイタリア出張のため、私が中国で中国人スタッフと毎日折衝。
彼らも良く動いてくれているので不安は無い。
明日は1週間振りにPRO FURNITUREの叶总と日本料理に行こうと画策中。
私はサラリーマンではなく所詮個人なので、忙しいほうがいい。
それだけ必要とされているということ。
ただ最近仕事は選ぶようになりました。
色々と声をかけていただくのはありがたいのだが、
日本の企業はえてして意思決定が遅い。基本的に経営者が中国の事情を理解していないので、
進むプロジェクトも事情を理解していない人間の横やりが入って遅くなってしまう。
結局私はデザイン、商品開発をしてなんぼなので、別の客にその決まらなかったデザインを
だして売れると、その客は「なんで」となる。
正確な判断力、知識、見識がないから、意思決定が遅くなる。
そしてほとんどの企業は在庫を持ちたくないから、プロジェクトが遅れる。
今、家具業界で勢いのある企業は工場に迷惑をかけない。
買った分は売り切る体制を構築し売り切る。
うまくいかないところは出口(販売力)が弱いからこうなる。
それは小売店であればお店の販売力や企画力、各種サービスであったりするわけで。
単純に発想の転換なんですよね。
今は中国の事情を理解せず出張し、貿易会社にホテルまで迎えに来させ工場を回り、
家具を仕入れるやり方では企業はすでに成長しなくなっている。
こういうやり方では現状維持がいいところ。
我々は自社企画、私がデザインをすべて監修し、直接工場に言って中国語で打合せをします。
私は中国の雑木から木材の卸材料価格、大手生地メーカーの生地の価格、
Sバネ、ウェービングテープ、ウレタンの仕様、価格まですべて把握しているので、
工場も嘘はつけない。また工場と仲良くなることも重要。
それには中国語を話せないといけない。そして中国人はおしゃべり。
仲良くなると別の日本の客の情報を彼らは聞かなくても教えてくれる。
そして自社で検品を行い、直接取引をするのは当たり前。さらに日本では物流を構築し、
少しでも安いコストで配送できる仕組みまでつくらないと競争に負ける。
日本経済は20年前に発展が終わり、成熟の時代に入って久しくなる。
そこではどれだけ企業努力でコストを落とせるか、どれだけ現地に入り込み、
深く関わり仕事をするか、の時代になってきた。
社員を疲弊させることでしか運営できない企業はブラックとなる。
もちろん社員に深く洞察させる仕事をさせ、その環境を与えるのは経営者の仕事であろう。
まあ私もサラリーマン時代、それに嫌気がさして、今こうして個人で
色々な企業のデザイン顧問をしているわけだが...
今年の新しい顧客とのプロジェクトは忙しいが、ものすごく中身が濃い。
来月、再来月の商品発表に期待です。
今日は香港から戻ってきたが、バスに乗っている間は豪雨。
まあもうそろそろ梅雨も明けるとおもうのだが...
というわけでホテルから10キロほどのところにある会員になったジムにも行けてない。
加えて私が設計顧問を勤めている中国の2工場は日本からクライアントが毎日来社し、
もうひとつ今私が一番力を入れている日本の某有名家具ブランドとの商品開発も
サンプル製作進行中、来月にはソファ7点くらい発表できるかな。
ここの社長さんは昨日からイタリア出張のため、私が中国で中国人スタッフと毎日折衝。
彼らも良く動いてくれているので不安は無い。
明日は1週間振りにPRO FURNITUREの叶总と日本料理に行こうと画策中。
私はサラリーマンではなく所詮個人なので、忙しいほうがいい。
それだけ必要とされているということ。
ただ最近仕事は選ぶようになりました。
色々と声をかけていただくのはありがたいのだが、
日本の企業はえてして意思決定が遅い。基本的に経営者が中国の事情を理解していないので、
進むプロジェクトも事情を理解していない人間の横やりが入って遅くなってしまう。
結局私はデザイン、商品開発をしてなんぼなので、別の客にその決まらなかったデザインを
だして売れると、その客は「なんで」となる。
正確な判断力、知識、見識がないから、意思決定が遅くなる。
そしてほとんどの企業は在庫を持ちたくないから、プロジェクトが遅れる。
今、家具業界で勢いのある企業は工場に迷惑をかけない。
買った分は売り切る体制を構築し売り切る。
うまくいかないところは出口(販売力)が弱いからこうなる。
それは小売店であればお店の販売力や企画力、各種サービスであったりするわけで。
単純に発想の転換なんですよね。
今は中国の事情を理解せず出張し、貿易会社にホテルまで迎えに来させ工場を回り、
家具を仕入れるやり方では企業はすでに成長しなくなっている。
こういうやり方では現状維持がいいところ。
我々は自社企画、私がデザインをすべて監修し、直接工場に言って中国語で打合せをします。
私は中国の雑木から木材の卸材料価格、大手生地メーカーの生地の価格、
Sバネ、ウェービングテープ、ウレタンの仕様、価格まですべて把握しているので、
工場も嘘はつけない。また工場と仲良くなることも重要。
それには中国語を話せないといけない。そして中国人はおしゃべり。
仲良くなると別の日本の客の情報を彼らは聞かなくても教えてくれる。
そして自社で検品を行い、直接取引をするのは当たり前。さらに日本では物流を構築し、
少しでも安いコストで配送できる仕組みまでつくらないと競争に負ける。
日本経済は20年前に発展が終わり、成熟の時代に入って久しくなる。
そこではどれだけ企業努力でコストを落とせるか、どれだけ現地に入り込み、
深く関わり仕事をするか、の時代になってきた。
社員を疲弊させることでしか運営できない企業はブラックとなる。
もちろん社員に深く洞察させる仕事をさせ、その環境を与えるのは経営者の仕事であろう。
まあ私もサラリーマン時代、それに嫌気がさして、今こうして個人で
色々な企業のデザイン顧問をしているわけだが...
今年の新しい顧客とのプロジェクトは忙しいが、ものすごく中身が濃い。
来月、再来月の商品発表に期待です。