中華思想。 | とあるインテリア・家具デザイナーのブログ

中華思想。

中国政府の高圧的な態度、そして海外旅行をする中国人のマナーなどなど、

それは中華思想に起因し、儒教思想に結びつくものである。

そして毛沢東時代に彼らが受けた文明とは逆行した政策が

彼らのマインドを決定づけたと思う。

自分さえ良ければいい、だからパブリックスペースでツバを吐いたり、

ゴミを平気で捨てたり、列に割り込んだりする。

これは他人を信用していないことの証明でもある。

中国人は基本的に政府を信用していない。

そして彼らには規律が無い。

規律というものは、一般常識やマナーを構成するうえで重要な要素である。

最近は日本の若者にも規律の無い者を多く見かけるが...

だから今問題になっている環境問題に関しても、

公的な問題にほとんど関心をよせない、これは脈々を続く共産主義の暗部である。

抑圧は自己保身しか生まない。

また彼らは一定以上の教育を受けていないため、

海外旅行をした際、その国にはその国のマナーがあることすら理解できない。

だから海外でもマナー違反が多数見受けられる。

儒教思想は官僚思想と同義である。

そのため権力があればなんでもできるというのが彼らの思想である。

私は中国での生活も含めて8年ほどの経験があるが、

中国ではお金さえあれば基本的になんでもできる、不可能な事はない。

ここ数年人道的にはなってきているが、それでもそこは変わらない。

中国人でビジネスマンと食事をすると、思うことは彼らはびっくりするほど

政治に興味が無い。さらに言うと、教養の高い人は有る程度お金をかせいだら

外国に移住することを考えている人が多い。

誰も中国の未来に期待をしていない。有る意味当然であろう。

国民を抑圧して、人権を奪い、富の分配という意味では国民から搾取しているのだから。

私はもう慣れたが中国で仕事をしている時には、

日本では考えられないような事が良く起こる。

◯エレベーター内や非常場所などの禁煙場所での喫煙
◯列の割り込み、これは日常茶飯事
◯公な場所で騒ぐ、大声を出す、喧嘩する

文化が異なるので我慢しているが。

そして彼らは先に要求する。

メンツのためには嘘も100回つけば本当になる。

自分を良く見せるために物事は大げさに言う。

などなど。

日本人はここ数年の一連の中国政府の横暴かつ幼稚な対応に頭を悩ませている。

中国を知らない日本人は「なぜ彼らは常識が無いのか?」と思うのだろうが、

中国で長期的に生活をし、中国語も話せるようになり、

中国人の友人もでき、共産党系の人間と食事をする機会があるような

人間になれば彼らのマインドが良く理解できる。

やはり民主化されないと「個人レベルでの人間性の本質的な成熟」は

なされないんだと思う。

もちろんそうでない人間もいる。

だが彼らは海外に行った経験があり、異文明に触れ感化された人間がほとんどである。

だからいくら文明を義務化、法律化しても意味をなさない。

それは本質的な問題だからである。

そしてそれを義務化、法律化すればなんとかなると思っている政府自体が

大きな問題であり、思考の浅はかさを表す結果となってしまう。

中国共産党とは「国民の物理的幸福という責務を負、それを組織、運営する政府」

ではなく、「表面的には文明国家を模倣しているが、共産党のメンツ、利権を保持し、

その為には国民を犠牲にする組織」である、現状では。

ただ今はネットで真実が手に入る時代である。

一般国民も真実を知っている。

抑圧をするのには、さらなる抑圧が必要である。

個人的な見解だが、共産党は15年以内には打倒されるだろう。

現時点でも国民の不満は高まっているが、今後予測される深刻な不況は

人民解放軍をおさえきれない暴動に発展すると考える。

5年以内では難しいだろうが5年~15年の間に起こると私は考える。

そこで民主主義体制に移行するかどうかは分からない。

チベットとウイグルは独立し、漢族圏地域でも分裂があるかも知れない。

そして毛沢東の紙幣は廃止されるだろう。

こうなって始めて天安門の呪縛から脱却することができる。

意思表示をしただけの人間を殺害する国家がどこにあろうか。

中国という国はいまだ国民を抑圧し続けながら、国内という体内に

癌細胞を増やし続けていくのである。