不確実性。 | とあるインテリア・家具デザイナーのブログ

不確実性。

世の中は不確実性の時代に突入した。

マクロ規模の需要に供給が打ち勝てば、さまざまな分野でその

将来的展望は不確実となる。

そして現代はそのほとんどがグローバル化し連動する時代。

その連動に伴う分散はリスクヘッジにもなりうるが、

こういった状況では脚を引っ張りあう結果にも当然なる。

すべての決まり事は確実性を担保として策定される。

ゆえに不確実性が連鎖する時、時として対応不能の結果が生まれることに。

そして「仕組み」とは言葉のごとく「仕組まれた取り決め」であるからして

そこには享受者と非享受者が生まれる。

ネットによる不要な情報の氾濫で、我々は画一的思考を植え付けられ、

その「仕組み」の本質に気づかない。

原発や消費税の議論も政治家、一般国民共にあまりにも思考が一元化

しすぎていて、もはや末期ともいえる。

議論に値する知識、見識をもたない発言者が多すぎる。

このような人間の積極的関与は正確な判断を遅らせる。

感情に訴えるロジックが特定の利益にすり替わる瞬間。

正解なんてないのだが、さもこれが正解などという議論そのものが無意味。

歩む道筋は自分で決めないと。