いためしやさん。 | とあるインテリア・家具デザイナーのブログ

いためしやさん。

昨日の夜はお客様の現地駐在物と某超有名日系家具小売店の

社長のせがれと3人で食事。

場所は噂にあがっていたバー街にあるイタリアン。

着いてみると内装はそこそこ、外人の客も多い。

メニューを渡されてみて見ると、色々なメニューがあり期待してしまう。

そもそも东莞に来てからというもの、イタリアンなんて行ったことがないので、

そこそこ美味しければ大満足、なんて感覚を持っていたのだが...

生ハムとオリーブの身はなかなか美味しい。

生ハムはヨーロッパからの輸入品とのこと。

しかしその後がくない。

パスタは麺茹ですぎ、チーズの質が悪いからか味にコクがない。

すべて調味料でごまかしている感じ。

リゾットもお粥くらいご飯がやわらかい。

金額的には3人で800元(約1万円ちょっと)したので、

日本のファミレス以上リストランテ以下の業態とあまり変わらない。

中国の物価でいうと25000円くらいかな。

なので中国では高級店の部類。

最後にマネージャーが「お味はどうですか?」と聞いてくるので、

「(理由を説明して)もう次は来ないかな...」と言うと、

「今日はイタリア人のシェフがいないんです」とのこと。

この国の人間はサービス業の根本を理解していない。

いないからどう、とかではない。

その瞬間瞬間が来店した個人が思う評価となる。

いない時点で味が美味しくなくなるような管理のずさんなレストランには

なおさら行きたくない。

アラビアータなんかはサイゼリヤのほうが美味しいレベル。

いくら中国で展開してるからといって、

パスタ1品70~90元でこんな料理を出してはね...

秦关面道の油泼面の方が美味しい、9元と安いしね。

上海や広州とちがって东莞で美味しいパスタを食べるのはやはり

無理があるのかな...

その後、マッサージにいって帰宅。

余炜、いつも迎えにきてくれてありがとう。