中国ー日本というビジネスモデル | とあるインテリア・家具デザイナーのブログ

中国ー日本というビジネスモデル

多くの企業が実践している、中国に生産拠点を持ち

日本に輸出する、というビジネスモデルについて、

その多くが物価格差における利益の獲得であることが

大きな理由であることは、皆様も知っていることであると思う。

現在中国も沿海部を中心に急速な発展をとげ、

世界一の人口を保有するその人的スケールメリットとその

例を見ない国家の統治体制、また内需拡大優遇政策の促進から

外国資本企業が年々ビジネスをしずらくなっている状況がある。

法整備の不備(汚職や賄賂)も手伝って傾向的にクリーンな日本企業

がますます不利になってきている傾向がある。

中国は基本的にはDNA的に覇権国家である。

「一番が最も好ましい」国なのである。

他国の資本を導入し、有る程度経済発展した今

「利用し終わった外国の技術や企業は用済み」なのである。

リオティントの社員逮捕事件のように中国国家対外国資本多国籍大企業

との折衝において都合が悪くなると、機密漏洩と最もらしい理由を

つけて逮捕。

また日本の景気の悪化によるデフレからのマス購買力の低下もあり、

中国で商品を生産、そして日本へ出荷し販売、というビジネスモデルも

業態によっては通用しなくなっており、ベトナムなど東南アジアに

新たに生産拠点をつくりなおす企業も増えている。

結局のところ、考え方は簡単で、国家間の経済発展の格差を利用して

商品を製造し、収益を上げるビジネスモデルにすぎない。

つまりこのビジネスモデルを構築し続けるには、経済発展していない

第3国が常に必要となる。

中国の次は東南アジア、そしてその次はアフリカ?

このサイクルが終わる時、世界は劇的な変化をするはずである。

それが良い方向へ向かうか、悪い方向へ向かうか。

そして我々自身もどこへ向かうかは分からない。

10年後のスパンでなんてビジネスを考えられない。

5年後で精一杯。

もちろん予測があるが、製造工場で莫大な設備投資が必要である以上

選択の間違いはすなわち倒産である。

とくに中小企業はなおさら。

日々着々と、しかないんです。