食 in 上海 | とあるインテリア・家具デザイナーのブログ

食 in 上海

みなさんは中華料理にどういう印象を持ちますか?

もちろん、美味しいという人がほとんどでしょうが、

こっちに来て生活してみると、まず日本の中華料理と

本場の中華料理は違います。

それはなぜかというと、要するに日本の中華料理は日本人の

味覚に合うように若干改良されているようです。

ですので、中国人が日本の中華料理を食べると、味が薄くて

美味しくないという人がかなりいます。

日本人は生ものを多く食べるので、素材を重視します。

ですが中国では味付の文化ですので、その部分を重視します。

あと、みなさん辛い物が大好き!本場の四川料理の麻婆豆腐を

食べた時は山椒と唐辛子でしびれて口の中が麻痺してしまいました。

でも味はさすがに美味しかったですよ。

上海での日本食は相対的に高くで味も.....という感じです。

ですので、安くて美味しい、尚かつさっぱりした味の中華料理屋を

探してしまうんです。四川、広東、上海、北京、湖南など各地方の

レストランがあり、もちろん各料理の特性もさまざまでとても奥が深いです。

しかもローカルになればなるほど奥が深いような気がします。

まあ、高くて美味しいのは当たり前ですから。

ただやっぱり食材の質だけは気になってしまいます。

食材が美味しい、美味しくない、の問題ではなく、その食材が健全な物

であるのか、要するに農薬であったり健康を害することのないキチンとした

物なのか?その部分は非常に心配です。

とはいえ奥の深い中国の料理文化。

打合せの合間に美味しい4元(約60円)のラーメンを食べながら

こういうことを考えてみたりするわけです。