衣服と趣向 | とあるインテリア・家具デザイナーのブログ

衣服と趣向

上海に住んで、約9ヶ月。

私は服を上海で購入したことはありません。

この街には安い服が氾濫しています。

七浦路という場所にいけば、圧倒されるほどの規模で

服の市場があります。日本では考えられない値段(物価格差を

考慮しても)で服が買えるのです。

もちろん上海にも海外ブランド品、中国自国の人気ブランドはあります。

でも私は日本に帰国すると、その季節の服を持ってくるのです。

私は例えばLOUIS VUITTONやGUCCI等の有名ブランドには全く興味が

ありません。こういう職業柄でしょうか、やはり少数生産のこだわった

物が好きです。日本ではRIP VAN WINKLEというブランドの服をよく

購入していました。今、気づくとそこで購入した2、3年前の物をまだ

着ているんですね。ですので、ここ1、2年はお店に行ってないのです。

日本に帰国した際、時間があったら買いにいきたいんですけどね。

今のところそうもいきません。

あれだけ好きだった服が、海外に来て生活をするとあまり気にしなくなる。

まあ、歳をとったのもあるのでしょうが、こうも気にしなくなるのかと。

また、上海には私の好みの服が全くありません。

例えばジャケットをしわ加工してみたり、墨汁で染めてみたり、

そんな物が出て来るのはまだ数年後なんでしょうか。

まあ私もちょっと変わっているんですけどね。

普通に洗濯できない服ばかり持ってますから。

そんな事を考えた今日このごろです。