でも本当は、

誰かを大事に思って

誰かに大事にされたい。



ゆっくりゆっくり話をしたい。

背中合わせでもいいから、
ゆっくりゆっくりお互いの想いを話せるような。

そうやって、あったかい関係を誰かと築きたい。

大事に想い想われて、
私をあなたを好きになりたいんです。

そういう人に会いたい。

自分を好きになりたい。
好きだと言ってあげたい。



自分が嫌い。

偽善者。

死んだらいいとは言わない。
どうせ死なない。のうのうと生きる。

死にたいと思うくせに生きてる。
歯車はいつまでも噛み合わない。

嫌い。

お前なんか嫌い。嫌い。
嫌い。

いい顔して、たいしたことなんて考えてもいないくせに
まるでたいしたことを考えているように錯覚して。

ばかじゃないの、本当に。

好かれるはずもなく。
もしこんなやつを好きだと誰かが言ったなら
馬鹿じゃないのかと言える。

馬鹿じゃないの、騙されて馬鹿じゃないの。

人をひっかいて、血だらけなんじゃないか。私の手。

自分をひっかいて血だらけになればいいのにね。
いつでも頭の中で私の手は真っ赤。

いつまでも汚い。誰の血かは知らないけれど。


だめだね、だめだ。
本当にダメ。漠然とダメなことだけわかる。

ひとりぼっちでいいです。
みんな、嫌ってくれていいです。
だってもう、自分を好きになる方法がわかりません。

泣きたい、けど、まだだめ。



あなたが好きよ、好きよ。

この気持ちに偽りはないのです。

けれど私にあなたは必要でなくて
あなたに私は必要がないのです。

あなたがいないことは寂しいですが
あなたがいなくとも生きていけてしまうのです。

だから忘れようと思うのです。
いつしかあなたのことは、あなたを好きだったことは。

けれどやっぱりあなたに会えば、
好きだと感じ、同時に嫌いだと感じるのです。

毎日毎日飽きるくらい。
毎日毎日、1分1秒ごとにあなたが好きであなたが嫌いです。

自分でもどうしようもないくらい、
めまぐるしく心の中は変わるのです。
好きと嫌いで満たされるのです。


私が口にする「好き」を、流してくれてかまわないので。
いつもみたいに笑ってくれれば幸せなので。

今この時は、あなたの笑顔の近くで
あなたの存在に感謝しながら、あなたがいないと生きていけないと、錯覚させてください。

私がいないと寂しいと感じてくれると、夢を見させて。