今日車校で久しぶりに会った人がいた。

久しぶりに会ったその人との会話は弾んだけれど、
楽しくなかった。冷たかった。

この人はこんな人だったか。

いや、こんな人だったし、予想もしていた。

だから私は「同じ中学の人も何人かいるよ」と告げた後、
「誰?」と聞かれた問いに答えられなかった。

きっと否定される。容易に想像ができた。

容易に想像ができたのに、
なにか答えなきゃと思って私が口にしたその人は、
やはりばっさりと否定された。

苦笑いしか返せなかった自分に嫌悪した。


どうしてそんなに敵対心を持つのか、わからなかった。


その人の今までの経験がそうさせたのかもしれないし
もっと別の何かがあるのかもしれない。

でも、間違ってると思った。

その人のことは、もともと好きとか嫌いとかじゃなかったけれど
自分から必要以上に関わるのはやめることにした。
たぶん、いつか私が限界になる。


人の優しさに自分から手を伸ばす勇気がないから、
すべてを悪と感じてしまうんだ。


私の周りにいるどれだけの人が、
無条件に私を好きでいてくれるのかわからない。
そんな人はいないかもしれない。

でももしも、そんな人がいてくれたなら
私はその人に心から感謝したい。

私を認めてくれてありがとう。
好きでいてくれてありがとう。
私に手を伸ばしてくれてありがとう。


私はいま、
好きだと思うすべての人を抱きしめたい。

好きだと思う人たちのことが、泣きたいほど愛おしい。

こんなに大好きだと思える人たちとは
せめて両想いでありたい。

好きは一方通行では成り立たない。
あなたがくれた勇気のおかげで、
私はあなたを好きでいられる。

ありがとう。



中途半端である私と一緒にいるものだから、
彼女の立ち位置も中途半端。

ごめんね。

気づいてるのかな、どうだろうか。
気づいているかもしれないな。

もし気づいていても、卒業するまできっとこのままだね。



それよりねぇ。それでもねぇ。
私は大事にしたい人がいるよ。

最低だね。

全部一方通行だね。

悲しいね。


誰かの想いを踏みつけて、私は立っている。




あなたとあなたとあなたが好き。

平等に愛すことは難しい。

平等に愛すことができない。

「大事」に順位をつけてる時点でおかしいんだ。

大好きなのに。
大好きな気持ちは変わらないのに、
どうして同じように愛せないんだろうか。

抱きしめるための腕が足りない。


ただ、私はだれかの1番にはなりえない。

「あなたが好きよ」と言ったところで、
あなたの1番が私ではないんだから、ただ滑稽。

見返りを求めるわけではないけれど、
好きだと伝える相手にはそれ相応の気持ちがあるのに、
相手の中での私への気持ちはいかほどか。

だからたやすく好きだの愛だのを口にすることは憚られるんだろう。

形のないものを口先だけで転がすのは難しくないけれど、
やっぱり、愛し愛されたい。