どうも、ねへほもんです。
遂に、遂に、来ましたよ!
僕が今年一番待ち望んでいたゲームの発売が迫っています。
空の軌跡 the 1st
今回はなんと、体験版が配信されているため、体験版を遊んだ感想をご紹介します。
体験版って今まであったっけ・・・?
僕のように予約済のガチ勢にとっても、セーブデータを製品版へ引き継げる仕様なので、単純に先取りで遊べるだけでも嬉しいです。
50時間以上掛かるゲームを一気にプレイするのは大変だからね・・・
先取りできて助かる。
(体験版では序章の終わりまで、10時間程度遊べます)
公式サイトに沿ってご紹介したい所ですが、既存のゲームのリメイクなので、難しい話はしません。
まずは単刀直入に結論を。
約束された神ゲー
思い出補正もあるかもしれませんが、軌跡シリーズを抜きにして、様々な側面から単体のコマンドRPGとしても高い完成度なのではと期待させる出来でした。
①ストーリー
軌跡シリーズの中でも、圧倒的に万人にお勧めしやすい作品です。
最大の理由は何といっても、「過去作のキャラが出てこない」ことです。
去年の株主総会で近藤社長から聞いた話でもあるのですが、軌跡は完全にコアなファン向けのシリーズと化しています。
空3作品、零&蒼、閃3作品、創、黎2作品、界と、クリアまでに50時間以上掛かる大作が計13作品あります。
物語の舞台は変われど、ゼムリア大陸という1つの世界でずっと物語を展開する以上、過去作のキャラが頻繁に登場します。
シリーズファンとしては嬉しい要素なのですが、一方で新規勢にとっては、知らないキャラが多すぎて物語について行くだけでも苦労します。
直近の最新シリーズだった黎の軌跡ですら、新シリーズで大量に新キャラが出るといっても、過去作キャラもぞろぞろ出てきました。
そんな心配が一切無い、シリーズの第1作なので、初見の方でもかなり理解しやすいストーリーになっているはずです。
当然僕はプレイ済なので、空 the 1stの結末まで知っているのですが、単体として締めつつも、めっちゃ続編が気になる!!!って締め方になるので、是非クリアまでプレイしてほしいです。
後は、ストーリー等の物語本編に関わる要素として、リメイクでの変更点についても触れておきます。
・グラフィック
僕はあまりこだわりを持たないのですが、通常の軌跡クオリティ、現代ゲーとして十分気にならない水準だと思います。
めっちゃ金の掛かった大作と比較されたら困りますが、十分綺麗な現代のゲームと言えるでしょう。
・ボイス
体験版の範囲だけですが、ボイスは普段の軌跡よりも豪華だと感じました。
普段の軌跡は、開始1時間くらいはフルボイスか!?って勢いで喋りまくるのですが、途中から口数が減る印象があります。
単にボイスが入る箇所が減るだけなら良いのですが、2人の会話で片方だけがボイス付とか、「なるほど」みたいな、テキストと関係ない汎用的なワードを被せることもありました。
フルボイスならじっくり聞くし、テキストだけなら×ボタン連打でさっさと流すから良いのですが、中途半端は嫌いです。
が、今回はシナリオ本編に絡む箇所は割とボイスが付いている印象があります。
サブクエストの会話のようなどうでも良い所はテキストだけになっていて、メリハリが付いている印象です。
以前声優さんが交代されると話題になったのですが、昔の声優さんだと今や大御所になられて高く付くので、交代させてコストを抑え、その分ボイスの入る箇所を増やしたのかもしれません。
僕は声優さんも無頓着で、どのキャラが交代されたかも気付いていないくらいなのですが、そこまでこだわらない方、初見の方にとっては、ボイス入りの箇所が増えるのは嬉しい仕様だと思います。
とはいえ、体験版の範囲では未登場ですが、クローゼ(元CV:皆口さん)の声は好きなので聞くと違和感を持つかもしれません。
テイルズオブエターニアのファラとか、ミンサガのクローディアとか、色々な作品で印象に残っています。
皆口さんは20年前でも有名声優さんだったはずですが、当時よりも更に高騰しているんですかね・・・?
・ファストトラベル
20年前でもゲームによってはあるシステムで、軌跡でも15年くらい前の零には導入された、今や当たり前のシステムですが、今回のリメイクにより、空の軌跡にも導入されました。
やはりあると快適ですね。
最後に上記を総括しておきます。
・過去作キャラが出ないから軌跡初プレイでも安心!
・原点にして至高と言われるくらい、王道でありつつ、ラストまで急展開のあるストーリー
・リメイクにより、グラフィックやファストトラベル機能等は現代仕様に進化
②ゲームシステム
僕は黎の軌跡から導入された、「フィールドはアクション戦闘、ボスはコマンド戦闘」というシステムが、近年のコマンドRPG業界における最大の発明という位評価しています。
僕はアクション音痴なので、ボスまでずっとアクションゲーなのは困りますが、そうはいっても道中の敵までシンボルエンカウントで、触れたらコマンドゲーでチクチク倒すのは面倒です。
道中の雑魚はアクションゲーでサクサク逃げ、たまに気が向いたらアクションモードで攻撃ボタンを連打して倒す、というくらいの気軽さが丁度良いです。
50時間以上掛かる軌跡くらいの大作だとなおさら、気軽にサクサク進められる要素が重要です。
システム自体は黎の軌跡ですが、最初の作品らしく使える技や追加システムは絞られており、軌跡にしてはシンプルなシステムなので、シリーズ初心者の方にとっても遊びやすいと思います。
僕のようなガチ勢目線でも、シリーズが進むほどインフレが進み、ぶっ壊れ要素を連発するだけで簡単にボスを撃破できる作業ゲーに陥りがちなので、初心に帰ってシンプルなシステムで遊べるのは嬉しいです。
後は難易度ですが・・・
体験版だけで累計約30回全滅しました
僕が毎回、最高難易度の†NIGHTMARE†で遊んでいるのが原因ではありますが、それにしても今作は難しいです。
Lv1のエステルとヨシュアが初期HP400程度で、最初はこんなもんだよねぇと思って最初の雑魚敵と戦ったら、
「ボコッ、230のダメージ」
おい、1発しか耐えられんやんけwwwってなりました。
雑魚敵は火力で押し切れば良いのですが、ボスになると敵HPが多く、ゴリ押しでは勝てません。
といっても、持久戦をしようにもダメージがデカすぎて回復が追い付かず、かなり苦戦させられました。
僕はコマンドRPGガチ勢なので、数回負ける程度の手応えで、戦いの中で戦術を工夫しつつ少し運の上振れを拾えれば勝てる程度のバランスが好きで、そういう意味では空の軌跡 the 1stくらいの難易度が丁度良く感じました。
難易度は5段階あるので、初心者の方は無理せず難易度を下げるなり、レベル上げをするなりして進めましょう。
体験版でも話が進むとキャラの成長や装備品等で最大HPが増え、敵の火力も増えるといってもそこまでの伸びではないため、後の方が楽に感じられます。
先のことは知りませんが、もしかすると序章の序盤が最難関で、それ以外はNIGHTMAREでも別に大丈夫って感じになるかもしれません。
後、これはシリーズファン向けのコアな推しポイントですが、「属性値の合計で使えるアーツが決まる」というレトロな要素が復活しています。
軌跡シリーズ共通として、穴にクオーツという石をセットしてキャラを強化するという要素があるのですが、例えば下図で「ソウルブラー」というアーツ(魔法のようなもの)が使えるのは、ソウルブラーを使うためのクオーツをセットしたからではありません。
「行動力1」という、スピードを上昇させるクオーツをセットした時に、そのクオーツが時×1という属性値を持っているので、それと対応するソウルブラーが使えるようになったという訳です。
なので、行動力1以外でも時の属性値を持っているクオーツをセットすればソウルブラーを使えます。
序盤は大して面白みを感じない要素ですが、物語が進むと複数の属性の絡む強力アーツを使うためにクオーツの編成を工夫でき、「キミだけの最強のクオーツ構成を編み出せ!」というお楽しみ要素に発展してきます。
以上、簡単なご紹介でしたが、いかがでしょうか?
空の軌跡という初期の名作に現代の要素を取り入れ、より快適に、より面白く遊べる神ゲーに仕上がっているはずです。
本作は軌跡未経験者でも楽しめ、何より体験版でタダで遊べるので布教しやすくて助かります。
とにかく読者の皆様へのお願いはたった1つです。
体験版で遊ぼう!!!
ゲームには向き不向きがありますからね。
まず体験版で遊んで、気に入った方はお買い上げいただけると嬉しいです(ダイマ)
僕は今回も、発売後1週間クリアを目指して発売日(9月19日)は休暇を取る予定です。
今までは木曜発売で、木金と2日休暇を取って仕事にしわ寄せがきていましたが、今回は体験版で少し進められたので1日休めば十分でしょう。。。
またクリア後に感想文を書くと思います。
では(^^)/