どうも、ねへほもんです。
100時間プレイ
という訳で、最近めっちゃハマっているゲームをご紹介します。
始めてまだ2週間ちょいなのですが、ここまでプレイ時間が伸びていて驚きました・・・
今も記事を書く裏で起動してますし、待機時間込みだから伸びたのだと思うのですが、それでも驚きです。
ローグライクカードゲームの金字塔と言われるくらい有名な作品なので、ご存知の方も多いかもしれませんが、知らない方に届いてくれぃ!という意図で記事にしました。
1.生成AI使用の話題作
ローグライクカードゲームにハマったきっかけはこちらを遊んだことでした。
このゲームに触れたきっかけも別にあるのですが、それは今月下旬にご報告します。
AIでカード画像を生成するという独自システムがあり、ローグライクカードゲームというジャンルも触れたことが無かったため、最初はかなりハマりました。女神転生風のキャラデザも良し。
が、リリース直後でカードプールが少ないせいで、高階層のダンジョンに登るシステムでも登場するカードパワーがすぐ打ち止めになってしまい、途中で飽きを感じてしまいました。
世間的にはどういう評価なんだろうとレビューを覗いたら、僕と似たような感想を持つ方も居ました。
「Slay the Spire」と対比して深みが無いとレビューされている方も居て、それならばと本家をやることにしました。
定価2,800円、今ならSteamサマーセール中で700円とお安いので、この後の紹介文で興味を持たれた方は、試しに触れてみてはいかがでしょうか?
ちなみに僕は0円で遊びました。なぜなら・・・
昔買って積みゲーにしていた
Steamあるあるだ。
2.どんなゲーム?
ターン開始時に5枚ドローし、ターン終了時に捨て、また次のターンに5枚ドローし・・・という流れを繰り返します。
3/3と表示されているように、1ターンにつき合計3コストまでカードを使用でき、↑の画像だとストライク・防御共に1コストなので3枚使えます。
画面の右に敵がおり、敵の頭上に予定行動が表示されています。
左の敵は青い炎が燃えており、攻撃はせずに自分にバフを掛ける予定、右の敵は攻撃で8ダメージを与える予定だと分かります。
相手の攻撃予定を見つつ、攻撃してきそうなら防御を使用、攻撃してこないなら防御は不要でひたすら殴る、といった判断をしながら敵のHPを0にすることが目標です。
最初は、「ストライク:敵に6のダメージ」「防御:自身にガード値5を与える」といったシンプルなカードしかありませんが、戦闘後の戦利品(ランダムに表示された3枚から1枚を選ぶ)等でデッキを強化できます。
最初は「敵にダメージ+毒を付与」等、ストライクや防御に軽いおまけを付けたカードが中心ですが、ゲームが進むと大量ドローや大量マナ追加、追加ターン獲得等の派手な効果も出てきて、運よくカードを揃えられれば無限ループに近い動きで1ターンで敵のHPを0に削り切ることも可能です。
遊戯王等、構築戦のカードゲームだと無限ループにハメたら終わりのクソゲーと言われてしまいますが、こちらはローグライク形式です。
どのようなカードが手に入るかは運次第で、ループを狙うには「手札を増やすカード」と「マナを増やすカード」をバランス良く揃える必要があり、将来の最終構築を見据えて序盤のカードピックを選ぶ必要があります。
「最終構築を見据えてピックを工夫し、最終構築に仕上げる過程の中ボス的な戦闘を乗り越え、完成品で無双してラスボスを葬る」という一連の過程を楽しめるのがこのゲームの魅力と言えるでしょう。
運が絡む分、なかなか派手な動きに仕上がらないことも多いですが、だからこそ決まった時の爽快感が格別というものです。
3.Slay the Spireの魅力
最後に、このゲームの魅力だと感じた要素を3点ご紹介して締めるとします。
①レリックの存在
このゲームはデッキだけでなく、「レリック」も戦闘に影響を及ぼす重要な要素です。
↑の画像だと「ひび割れたコア」が該当します。
戦闘開始時に味方の強化・敵の弱体化によりスタートダッシュを決める効果もあれば、「毎ターン1マナ増やす」といった永続的に効果を及ぼすもの、「1ターンの間に3枚アタックを使った場合」のような条件付きで効果を発揮するものもあり様々。
「毎ターン1マナ増やす」のような汎用的な物ならともかく、「1ターンの間に3枚アタックを使った場合」のような条件付きのレリックであれば、アタックを連打して速攻撃破を狙う構築と組み合わせる必要があり、防御をガチガチに固めて毒と反射ダメージだけで倒すような陰キャ構築とは合いません。
また、レリックは通常の敵に勝っても手に入らず、エリートと呼ばれる少し強めの敵に勝つ必要があります。
序盤からエリートを狩りまくって大量のレリックが揃えば終盤楽になりますが、当然強敵なので負けてゲームオーバーになるリスクも負います。
ピックしたカードだけではなく、手に入ったレリックも含めて最適な構築を考える必要がある点、そもそもレリックを入手するためにリスクを冒すかを判断する必要がある点から、レリックというシステムがこのゲームをより一層戦略的にしてくれていると思います。
②無限に沼る「アセンション」モード
何故100時間も遊んでいるか、その最大の理由が「アセンション」モードの存在です。
このゲームには4キャラ居ますが、いずれも1,2,3の3つの階層を進んだ後、条件を満たせれば最後の裏ボスの階層に進めるというシステムに変わりません。
(ローグライクなので、3つの階層を進むルート分岐は毎回変わりますが)
が、アセンションモードだと、上の画像にある通り、味方が弱体化される or 敵が強化される要素が1つずつ追加され、徐々に攻略難易度が上がります。
上の画像は最高レベル(20)のもので、不利な要素が20個積み重なって訳わかめ状態になっています。
ようやく1キャラでレベル20を突破したのでトロフィーを入手できましたが、残り3キャラも完全制覇するまでにはまだまだ掛かりそうです。
③「カードを増やさない」という選択
ローグライク方式の構築で最も面白いと思うのが、「そもそもカードを増やすかどうか?」という判断です。
バトルに買ってカードを集めると言えば、ゲームボーイ版の遊戯王のように、集めたカードプールの中から必要な枚数を選んで構築する形式をイメージされるかもしれませんが、このゲームは持っているカード全てがデッキを構成します。
なので、道中のカードピックにおいては、強いカードやデッキコンセプトに合うカードを揃えるだけでなく、弱いカードや合わないカードを選ばないことも意識する必要があります。
バトル時の戦利品は、さすがに初期の「ストライク:敵に6のダメージ」「防御:自身にガード値5を与える」よりは強い効果を持っているのですが、初期札を強さ1とすれば、序盤の戦利品は強さ2くらいでしょうか。
強さ2のカードを収集し続けると、デッキ内の弱い初期カードの比率が減る分最初はデッキ強化になりますが、中盤以降強さ3とか5といった強力カードが登場してくると、今度は強さ2のカードがデッキ内での邪魔物になってしまいます。
目先のデッキ強化を取るか、最終構築を見据えてコンセプトに合うカードだけに絞るか、最初は適当にカードを収集して突破できても、アセンションのレベルが上がる中で何度も壁にぶち当たり、その度にカード選択が上手くなったと実感できるのが面白かったです。
以上、「Slay the Spire」の紹介でした。
ローグライクカードゲームのジャンルでは有名な作品ですが、そのジャンルに触れたことが無い人、少し古いゲームなので名前だけ知ってプレイしたことが無い人も居ると思いますので、そういう人が興味を持つきっかけになれば幸いです。
セール中で700円なので、お気軽に1度触れてみてはいかがでしょうか?
では(^^)/