どうも、ねへほもんです。

 

 

今日は休暇を取って、KADOKAWAの株主総会に行ってきました。

KADOKAWAは株主優待が優秀で、持株数や保有期間に応じたポイントが付与され、

 

・本

・アニメ円盤

・ゲーム

・ムビチケ

 

など、様々なグッズと交換することができます。

ある年はSEKIROを貰って2時間で攻略を断念し(アクション音痴)、去年はムビチケ+ラノベ数冊を貰いました。

ラノベは安いので数を貰えてお得感があります。

 

優待からも分かる通り、本・アニメ・ゲーム・ニコ動と、オタクを360度包囲する業界大手企業で、趣味と事業内容が近いこともあり、興味があって株主総会に出席しました。

 

今日は総会の2時間前に会場に到着しました。

えっ、意識が高いって?

そうじゃないんです。

 

 

ところざわサクラタウン

 

で開催されたからです。

ついでに観光、いや、観光ついでに総会に出てきたようなものです。

中でも名物が「角川武蔵野ミュージアム」で、オタク文化、いやオタクという単語が登場する以前からの文化が展示されています。

 

角川武蔵野ミュージアム

 

①本棚劇場

 

 

上から回るとまずインパクトが強いのがこちらの「本棚劇場」です。

とにかく高い!!!

アニメやゲームで長老キャラが隠居して主人公達に助言するとか、世界の過去を調べるために主人公達が立ち寄る図書館とか、「そんな上まで手が届けへんやろ!」ってツッコミたくなるあの高さです。

 

動画撮影禁止だったので、これは現地でお確かめいただきたいのですが、定期的にプロジェクションマッピングが行われます。

部屋が暗くなり、本棚が照らし出される演出は圧巻でした。

文字では伝えきれないのでこれは是非見てください!とだけ。

20分おきに行われ、時間通りを調整して行かないといけないというほどのレアイベントではないのでご安心ください。

 

 

 

この本棚は4階と5階にまたがって設けられているのですが、5階から4階へ降りる階段の横にも色々な歴史ある本が飾られています。

「リボンの騎士」は読んだことは無いものの、巨匠の有名な作品なので現物を拝めて嬉しかったです。

 

 

 

基本的には本の展示が多く、座って読めるスペースすらあるくらい本のアピールが強いのですが、それ以外の臨時の展示もあります。

こちらは「昭和100年展」で、昭和の家庭環境が再現されています。ちゃぶ台だ~~~

昭和レトロの代名詞こと黒電話もあり、祖父母の家で昔見たなぁって懐かしくなりました。

 

 

②マンガ・ラノベ図書館


 

本棚劇場はじめ、4,5階は一般向けの展示が多かったですが、こちらは入口でケロロ軍曹に迎えられるからも分かる通り、完全にオタクの世界です。

1階はマンガもあるので平日でもそこそこ一般の方が居ましたが、

 

 

だ~~~~~~~れもいない

 

本屋のラノベコーナーって普通1,2区画くらいしかないので、1フロア全部ラノベの世界に「ワクワクもんだぁ!」ってなりました。

リンゼしか知りませんでしたが、異世界スマホって31巻も出てるんですね。すごい。

 

 

③浮世絵 RE:BORN

 

スタンダードチケットが1400円だったのに対し、浮世絵展にも入れるチケットだと3300円に跳ね上がったため、何事かと思いましたが、まぁ衝撃的でした。行って良かった。

 

僕にとっての浮世絵は、中学の日本史の授業で出てきて、主要な浮世絵師と作品名を覚えて定期テストで書くだけの暗記対象でした。

一般的な美術展のように、飾られた絵を見せられても、歴史や風情を感じるなぁ程度の感想で終わるのでは?と懸念していました。

が、全然違いました。

こちらも動画撮影禁止で、文字だけで伝えられないと不安になりましたが、公式動画がありました。

 

 

「体感型デジタルアート劇場」の名に恥じない没入感でした。

360度に浮世絵のムービーが流れ、音声ガイドの解説を聞きながら背景が移り変わっていきます。

風景画といえば葛飾北斎、美人画といえば喜多川歌麿、役者といえば東洲斎写楽と、日本史で学んだなぁという過去の記憶を呼び起こしつつ、浮世絵の世界や人物がダイナミックに動きます。

 

以前FFXの歌舞伎を鑑賞した時にも感じましたが、昔から大衆娯楽の精神が受け継がれてきたのだと改めて実感できました。

ただの暗記対象とみなすと何の面白みも無いですが、見せ方や題材を変えることで現代人でも楽しめます。

この浮世絵展は来年1月までのようですが、その次も違う題材で「体感型デジタルアート劇場」を見せてくれるとなれば、また来るしかありませんね。

 

 

角川武蔵野劇場を堪能した後、株主総会に出てきました。

去年ニコ動が停止する規模のサイバー攻撃を受けたこともあり、その話題が多かったです。

デート・ア・ライブの四糸乃役の野水伊織さんがナレーションをされており、どこまでもオタクへの意識の高い企業だなと感じました。

 

結論「来年も行きます」

 

今日は展示の入れ替え中とのことで、ミュージアム3階の「EJアニメミュージアム」が見られませんでした。

後、総会2時間前というギリギリ(?)の到着だったこともあり、興味を持った本の表紙をペラペラめくる程度で、じっくり読む時間がありませんでした。

 

次回は朝イチで入場して、図書館に入り浸ろうと思います。

あ、浮世絵展の次の展示も当然いきます。

 

という訳で、ところざわサクラタウン内の角川武蔵野ミュージアムの紹介でした。

皆さんも是非行ってみてください!

では(^^)/