どうも、ねへほうもんです。

まもなくデュエリストカップですね。

土日はしっかり予定を空けたので、練りに練った本格派のデッキで勝ちまくってやりますよ~~~

という訳で、

 

 

先攻ワンキル

 

です。

対戦よろしくお願いしますwww

 

1.ボムフェネ君、何故禁止じゃないんだ

 

百聞は一見に如かず、まずは動きをご覧ください。

(ノロいので倍速推奨)

 


はい、ボムフェネを3発撃つだけの簡単なお仕事です。

ボムフェネ3発だけでは8000を削り切れない可能性があると考えると、ラクリモーサの1200バーンを世界一有効に使えるデッキなのではないでしょうか・・・?

 

先攻ワンキルの手順は単純で、

①スネークアイを展開して、盤面の数を稼ぐ

②プロキシーF+スネークアイ(炎族)1体+バリケイドベルグ(機械族)の盤面を作ってボムフェネを出す

③ボムフェネ1回目起動→咎姫で蘇生して2回目→ジーランティスで出し直して3回目のボムフェネフェネフェネでライフを焼き切る

 

です。

②の条件ですが、プロキシーFもバリケイドベルグもモンスター2体で出せ、リンク条件は緩いので、適当にモンスターを計5体並べれば条件を達成できます。

ワンキルと言いつつ、普通のスネークアイ展開よりも簡単かもしれません。

 

後はボムフェネ3発で削り切るための条件ですが、ボムフェネを出した時点で盤面8枚と覚えておくと良いでしょう。この場合、

ボムフェネ1発目→2400ダメージ

ボムフェネ2発目→2400ダメージ

ボムフェネ3発目→2100ダメージ(ジーランティスを出す時に1体減るので)

計:6900ダメージ

となり、ラクリモーサの1200バーンと併せて削りきれます。

 

動画では1発目の時点で盤面が9枚でしたが、誘発で妨害されると盤面が減る場合もあれば、手札の魔法罠を伏せて枚数を増やせる場合もあります。

普通に回せていれば余裕で8枚以上を確保できますが、誘発で妨害された時はダメージが足りるか計算する必要があります。

 

 

2.構築解説

 

 

では構築解説です。

デッキコンセプトとしては、

 

先攻:ドロー誘発ケアと手数を重視

後攻:1枚で相手に大きな制約を課す誘発に絞り込み、後は手数で捲る

 

という方針で組みました。

 

誘発を投げてくる相手に対し、こちらの妨害数は少し減るけど、相手の手札も減るから妥協展開で十分という展開デッキの戦い方が出来ず、とにかく8000バーンで焼き切らないと後攻で捲られる可能性が高いので、多少誘発を喰らっても展開し切って勝てるよう手数を重視しました。

 

具体的には、

・スネークアイ

・アザミナ

・千年

という3つのギミックを混ぜ込み、1枚初動18枚で安定させつつ、1つのギミックが潰されても他方で展開する、2つ目のギミックが潰されても、モンスターを2体並べてデモンスミスで突破するという作戦です。

 

元々デモンスミス登場以降、ヴェーラー等の1枚だけ止める誘発は貫通されやすい環境ではありますが、このデッキは更に貫通力が高いです。

一方、ドロー誘発には止まり所が無いので、素通しすると厄介で、以下の優先順位で対処します。

 

①うらら・墓穴・抹殺(いつもの)

②ドロール(俺もサーチできないがお前も潰す)

③無視(先攻ワンキル流)

 

③が強すぎる。

元々千年もスネークアイも、Gが通った瞬間に、妥協盤面なんぞ無く、そのまま止まって相手の事故やら手札誘発やらでお祈りするギミックです。

このデッキは更に極端で、大して役に立たないブレーキを掛ける位なら、限界までぶん回して止まるか突き抜けるかのヒリつく勝負をしようぜ、という発想です。

 

無理ゲーに聞こえるかもしれませんが、フランベルジュで相手の場に貼り付けることで泡をケアできるのが救いです。

現環境は、大量に誘発を積んで気合で止めるか、僕と同様手数妨害は諦めてドロー誘発で止まるお祈りするかで両極端に触れているので、後者の相手であれば十分にワンキルできます。

 

ここまで書くとお分かりでしょうが、天盃は不利対面です。

天盃にドローさせながら回し切るのはほぼ無理ですからね。誘発ではなく捲り札だけで勝負する型なら、むしろ必勝レベルまで相性が逆転しますがw

 

続いて後攻の話ですが、3ギミックも混ぜると当然枠を食うので、誘発は最小限にとどめています。それでも13枚を確保し、G・ドロール・ニビルといった1枚でターン中の動きを大きく縛るものを厳選しました。

誘発を1枚通して相手が3妨害程度の妥協展開となった所に、残った手札を投げつけて手数で捲るというのが後攻の勝ちパターンです。まぁ正直、他のデッキ同様後攻の勝率は低いです。

 

最後に採用カードについて、Xで見つけたこちらの参考リストとの比較という観点でご紹介します。

 

 

・ボムフェネ2連打VS3連打

参考リストでは、ボムフェネ2連打に絞り込んだ分、レイジングフェニックスとジーランティスの2枠が空きます。

更に、レギュラスが立つ分誘発ケアができます。

それだけ聞くと、2連打に絞り込む方が良さそうですが、2点問題があります。

 

①魔法罠ゾーンを埋める必要があり、相手の妨害が刺さりやすい上、メインデッキの枠を食う

ラクリモーサで1200バーンを入れた状態だと、相手の残りライフは1200。

残りライフは6800なので、1発当たり3400ダメージが必要で、ボムフェネだと12枚(3600ダメージ)が必要です。

自分の場だけで達成するなら、魔法罠ゾーン5枚、モンスターゾーン5枚、EXゾーン、フィールド魔法の全てを埋める必要があります。

 

これがなかなか大変で、モンスターは大量展開すれば達成できますが、魔法罠ゾーンは相当工夫する必要があります。

具体的には、メインデッキに以下の2つを採用した上で、相手の妨害の上からゾーンを全て埋める必要があります。

 

デモンスミスセット(魔を刻む2、トラク1枚、ルリー1枚)

スネークアイズディアベルスター

 

前者は、ラクリモーサ出現時にデモンスミスを回収して、トラクでルリーをサーチして墓地の光悪魔を1枚増やさないと、ラクリの1200バーンを使った上で、デモンスミスを蘇生した後セクエンツィアを装備して魔法罠ゾーンを埋めることができません。

後者は、貼り付け効果により、魔法罠ゾーンを1枠埋められます。

 

で、枠を食うことの何が不満かというと、魔を刻むデモンスミスが1枚初動にならないんですよね。

普通のスネークアイなら、ラクリモーサでLv6を2体揃えて、ベアトでエクセルを落とせば咎姫で釣って動くことができますが、このデッキでは咎姫をボムフェネの蘇生に使いたいので、初動の段階で使う訳にはいきません。

一方千年初動なら、展開途中でダムドドラゴンを出すので、ベアトで原罪宝を落とせば、咎姫を使わず展開できます。普通の展開型のスネークアイなら、エクセルを落とそうが原罪宝を落とそうが、最終盤面の妨害数が少し変わる程度で済みますが、このデッキだと8000を焼くか焼けないかの2択しか存在しないので、エクセルを落とす展開は使えません。

 

という訳で、僕は1枚初動になるスネークアイ・アザミナ・千年の3ギミックに絞り込み、デモンスミスはピン投としました。

 

②レギュラスが実は誘発ケアに使えない

最後までレギュラスを維持できるなら、アザミナ同様に誘発ケアとして優秀なのですが、参考デッキでは盤面の機械族がレギュラスのみとなるため、ボムフェネの素材に使わざるを得ません。

 

よって、ボムフェネ登場後までニビルを待たれると結局誘発を喰らいます。

先にアポロを立てればケアできますが、今度は誘発が足りるのかという問題があります。

あと、装備しているサルガスをダムドドラゴンの素材に使った場合、レギュラスが居る状態でニビルを使われても、レギュラスが墓地に行くのでボムフェネを出せません。

 

参考リストはEXに余裕があるので、アポロ+マスカレ+墓地咎姫みたいな盤面を組め、先攻ワンキル一辺倒ではない戦い方が可能ですが、通常のスネークアイと比べると妨害数が見劣り、後攻で捲られるリスクがあります。

 

 

・ジーランティスを入れる利点

 

続いて、ジーランティスを入れる利点について解説します。

ボムフェネ3連打プランのためだけにしぶしぶ2枠使うのは気が進みませんが、他にも使い道があります。

 

①妥協盤面

先攻ワンキル一辺倒とは言え、相手から泡ヴェーラー3発みたいな妨害の雨あられを降らされては、さすがにワンキルは実現できません。

そういう時は妥協盤面になるのですが、このデッキでは、

 

3アポロ

墓地咎姫

(あれば)シルヴィア

ジーランティス

 

という盤面になりやすいです。

ただの3アポロ+咎姫だと妨害数としては心許ないですが、ジーランティスが居るのが大きいです。

 

3アポロが心許ないのは、アポロが殴られて1妨害くらいしか使えないのが問題なのであって、アポロを3回使えれば、誘発を投げて手札を消耗した相手なら十分止められます。

そこで、バトルフェイズの除去効果を持つジーランティスが活躍してくれます。リンク4というと重そうでも、咎姫の炎属性縛りを解除するついでに出せると思えばお手軽ですね。

 

②後攻ワンキル

ジーランティスで盤面を出し直し、咎姫自身の効果で蘇生させ、レイジングフェニックスが復活してくるというスネークアイ定番の展開パターンが使えます。

後は、ジーランティスが対象を取らない破壊効果を持つので、8000バーンしか能が無いこのデッキでは除去手段としても貴重な存在です。

 

以上、ボムフェネフェネフェネ型スネークアイの紹介でした。

普通の山だと上手い人に勝てないので、こういう外道なデッキでワンチャンを狙って、結局裏目に出るというのがDCの毎度のパターンですが、たまには狙いがハマってくれないですかね・・・?

 

先攻ワンキルは決まると爽快ですので、興味を持たれた方は是非使ってみてください!

では(^^)/