どうも、ねへほもんです。

 

 

いや~、強すぎてすみませんねぇwwwww

 

昨日は新弾山を持ち込んで構築戦は4-0(対1弾デッカー2戦含む)でした。

まぁ、昨日の交流会に居た方はお分かりでしょうが、

 

プレイ遅すぎガチ大会なら時間切れ

 

ってレベルの酷さでした。

皆さんご迷惑をおかけしました。

 

軌跡TCGはあり得んレベルで手札が増えて、あり得んレベルで盤面が展開されて、複数カードの効果でパンプされて状況がひっちゃかめっちゃかになって他と別ゲー過ぎます。

1弾はほぼ対人戦せずに終わってしまったので、久々で不慣れな状態でスムーズに回すのは厳しい。

 

今回は、2弾で有力と思われるデッキ3選の紹介と、今後の展望、最後に5月の公式イベントについて簡単にご紹介します。

 

 

1.デッキ紹介

 

・ミッドレンジ

 

 

昨日僕が使用したリストです。

アイテムで爆アド稼ぐのを前提として、その後の戦い方について悩みましたが、少ない枠で対面を妨害でき、リベール王国のギミックと一定程度噛み合いそうな結社と組み合わせました。

 

ルシオラ→方石2枚で無限ループ

カンパネルラ→アセンションで無限バーン等の対策

ヴァルター→ゴスペルで消せないBASE対策

レン→BASE(王国軍士官達との交流)でパンプすれば除去範囲が広がる

 

と、色々仕事してくれます。

爆アド取って相手を妨害して攻める余裕が出来たら、王国軍士官達との交流で全体パンプしつつ0コストで出せるティータや、1コスト3打点の一般兵を大量展開して殴り勝つという、自然な勝ち方を目指します。

打点が不足しがちなので、相手の妨害だけでなく殴り合いでもヴァルターは有用でした。

 

ちなみに僕は昨日初めて知りましたが、

 

 

拠点は場ではないのでゴスペルで消せない

 

です。

手札と墓地以外は全部場じゃないの!?????

偶然ながらヴァルターを採用していて良かったです。

 

採用枚数が散っていて、いかにも環境初日に迷走しながら組んだって感じのリストですが、今後環境が固まりメタ対象がはっきりすれば、結社の枚数比を調整して柔軟に組み替えられるのが利点です。

 

 

このカードが優秀で、王国軍士官達との交流で結社とリンクすれば結社も拾えます。

レンをピン投するのは微妙な気がしましたが、このカードのお陰で正当化されました。

何より昨日試して一番意外だったのは、

 

頻繁に無限ループを使う

 

ことです。

ゴスペルの投げ合い環境を想定しており、方石なんて設置しても無力化されるから、せいぜい方石は1枚しか残らず、1コストルシオラで2,3体させたらゴスペルで潰される程度かと思っていました。

が、後述するように昨日は自分の動きを純粋に押し付ける、特化構築とばかり対戦したので、必然的にこちらも派手に無限ループで盤面を追い返したり、ティータでライフを無限回復(上限40までだけど)する必要がありました。

 

方石は2枚でもラッセルおじいちゃんでサーチできますが、ルシオラは王国軍兵募集の5枚捲りか素引きお祈りになりがちなので、環境次第では枚数を減らしても良いかもしれません。

まぁ、素引きお祈りでも割と引けてしまう位、狂ったドロー性能があるのがアイテムの恐ろしさではありますがw

 

 

・バーン

 

 

 

交流会で対戦したZweiairさんが構築された、カプアを使ったバーンデッキで、無限ループでも話題に挙がりました。

ただ、ルシオラを使った無限ループと比べると、ループに至るまでの準備が大変なのと、

 

 

ループの準備のためにこのBASEでドローしまくる必要がありますが、無限ループに入ると強制ドローでデッキ切れ負けするので、結局無限にはループできないという問題があります。

 

何より、ライフ40を削るだけなら14回バーンすれば十分なので、実戦的には有限回のアイテム連打で問題ないです。

という訳で、デッキ内に大量のアイテムを突っ込んで、特攻を仕掛けるターンにアイテムを連打しまくってバーンを決めるというプランになりました。

 

ずっと俺のターンでバーンしきると聞くと恐ろしいですよね?

対処法は・・・ありまぁぁぁす!!!

 

 

大量バーンされた返しに無限回復

 

なんだ、この世紀末感溢れる環境は・・・

バーン側は、自分がイニシアチブプレイヤーのターンにバーンを仕掛けてしまうと、返しに回復されて負けるリスクがあるので、仕掛けるターン、もっと言うとじゃんけんでの先後選択が重要となります。

 

基本的に4ターン目にバーン連打の準備が整うため、じゃんけんに勝てれば先攻を選択し、4ターン目に相手にイニシアチブプレイヤーが回るように調整すると良いでしょう。

ちなみに僕が対戦した時はアセンション→リーヴス礼拝堂で回収して2連打して勝ちました。

流行ると簡単に対策されるのが難点ですね。

 

 

・アグロ

 

こちらもZweiairさんに使用されましたが、個人的にはこちらの方が驚きました。

僕の想像では、

 

 

でCP1のユニットをタダで大量展開して、

 

 

こんな感じで殴ってくるイメージで居ました。

が、現実は、

 

 

多すぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃっぃ

 

想像の3倍展開されて焦りました。

どういうことかというと、

 

 

王国軍特務兵[一般]12枚採用

 

展開された時はマジでビビりました。

「えっ、同名カードって4枚までじゃないの!???」

 

 

サブ名"一般"のUNITはデッキに何枚入れてもよい

 

あぁぁぁあぁぁぁぁぁぁん!?????

 

 

こんな+2/+1補正なんてぶっ壊れ効果持つ奴を一般扱いして良い訳ねぇだろぉぉぉぉっぉお!?????

 

あぁあれだ、芸能人の結婚報道でよく語られる「一般人」と同じやつだ。

一般なんて言って俺たちとは違う高次元から見下しやがって許せねぇ。

 

ここまで聞けばお分かりでしょうが、

 

全面バウンス+無限回復された返しのターンに大量展開して、ライフを一気に40削り切る

 

ことで勝ててしまいます。

元々ルシオラはアグロにとっての天敵で、それを無限に出せるとなればアグロ終了のお知らせとなりそうですが、それを超えた展開力で制圧してきます。

く、狂ってやがる・・・

 

 

2.攻めもアイテム、守りもアイテム

 

以上が昨日の交流会で使用されたデッキ3選です。

まず共通点ですが、

 

アイテムやばすぎぃぃぃ

 

に尽きます。

 

現環境では平均4ターン目に派手なアクションを起こして自分の動きを通し切った方が勝つというゲーム性になっています。

が、素引きだけだと初手4枚プラス毎ターン2ドロー×4で、12枚しかデッキを掘ることができません。

50枚中の12枚、つまり全体の4分の1のカードだけで戦うとなると、欲しいカードを安定して引くのはまぁ無理です。

 

遊戯王だとサーチを連打して特定の展開プランを通すのが一般的な戦い方ですが、このゲームはサーチにEP等のコストを要する一方、狂ったようにドローができてしまうので、欲しいカードが3種類あるなら3回サーチカードを使うよりも、デッキを引き切って素引きを祈る方が早いです。

そのドロー力で狂っているのがアイテムギミックなのですが、その主犯がこちらです。

 

 

ターン1制限がありません。バカです。

当然ですが2枚設置すれば2枚ドローできます。バカです。

 

1弾の凶悪ドロソとして名をはせたロジーヌは、BASE発動時にドローする効果ですが、BASEは拠点に置ける数に限界があり、1体でせいぜい2,3ドローが限界です。それでもヤバイけど。

一方アイテムは、CPコストを払える限り何枚でも設置でき、なんならCPコストも

 

 

0コストのアイテムとか、

 

 

軽減野郎のお陰で踏み倒し放題です。

 

アイテムを設置してドローしたら次のアイテムを引いてドロー連鎖、なんてこともザラです。

 

 

青単ムートピアかな?

 

で、アイテムギミックで狂ったように手札を増やして、大量展開して殴るのがアグロ、アイテムを使うという行為自体をダメージに変換するのがバーンというデッキタイプになります。

後は、アグロやバーンの狂ったムーヴを止めるべく、アイテム関連以外の枠を結社のような妨害に割く、僕が使ったような若干コントロール的なミッドレンジの3タイプが現状では主要なアーキタイプと言えそうです。

 

僕の構築は展開力、妨害力共に1弾対比では相当強化されていますが、アグロ・バーンの破壊力には見劣りするため、アグロと戦った時はギリギリライフ1で耐え、返しに大量バウンス→展開でギリギリライフを削り切って勝利という辛勝となりました。

アイテムギミックがぶっ壊れているのだから、自分が大量ドローする以外は対面の妨害札に集中して、相手に好きな動きをさせないという発想は悪くないと思いますが、相手の破壊力があまりにも高すぎるので、しっかり環境を読んで相手に刺さるメタカードを積む必要があると感じました。

 

で、具体的に考えられる対策は以下の通りです。

 

・VSアグロ

 

「壁を立てる」

 

参考リストでは「紅蓮の塔」を採用しており、スクラム攻撃ができません。

そのため、ビッグシールドガードナーを立てれば相手は分厚い壁を破れず、耐えきれる可能性が生まれます。

 

 

僕のように結社入りの構築だとノバルティスが扱いやすいでしょう。

とはいえアグロ側も壁への対策は可能です。

 

 

暗躍を付け、壁をすり抜けて攻撃することが一案です。

ただし、下手に使うとノバルティス等の暗躍持ちを+10/+10の壁にされてしまうので、先に暗躍持ちでノバルティスに殴り掛かって暗躍持ち以外が+10/+10補正されたのを見てから突撃するとか、月下の聖女で全体の半分は暗躍無し、半分は暗躍持ちと2部隊に分けるといった工夫が必要です。

展開力がやばすぎて、戦力を半分に分散させてもライフ40を削り切れてしまいます。なんでやねん。

 

 

・VS バーン

 

 

こちらは実戦で僕が使った通り、アセンションでカプアを無力化すれば止まります。

とはいえ、導力バイクで無力化されたカプアを引き揚げて出し直す等、圧倒的な手数を活かして突破してくる可能性があるので、僕の実戦のようにリーヴス礼拝堂で拾うか、採用枚数を増やす等の工夫が必要となります。

 

僕目線だと、一見頭が悪そうですが、特定の1枚に依存せずに波状攻撃を仕掛けてくるアグロの方が、アセンション等の1枚で止められないので厄介な印象です。

 

 

3.賞金10万円!?初めての公認大会

 

第1回 軌跡TRADING CARD GAME GRANDPRIX開催のお知らせ

 

スゴイ情報が飛び込んできました。

今までショップ大会ですら、1月1~4日に福島県のとある1店舗でしか開かれたことが無いという前代未聞の過疎ゲーこと軌跡TCGですが、なんと初の公認大会が賞金制であることが判明しました。

 

そもそも参加者16人も集まるのか・・・という冷ややかな、というか割と現実味のある懸念も聞こえてきますが、10万円という当然大手ゲーには敵わない水準ながら、プレイヤーの規模を考えると現実的に狙える割には豪華な賞金で驚きました。

 

が、賞金に釣られてはいけません。

落ち着きましょう。

この大会、はっきり言って意☆味☆不☆明です。

「拠点は場ではない」等の独自概念を押し付けてくる軌跡TCGの対戦ルールも理解するのが非常に大変ですが、対戦ルールだけでなく、大会ルールも相当複雑です。

公式サイトを読んで、思わず「日本語でおk」と言いたくなるほどの専門用語を理解しないと本番で戸惑って対戦に集中できなくなります。

 

軌跡TRADING CARD GAME GRANDPRIX イベント概要のご案内

 

僕もさっぱり理解できていないので今回は割愛しますが、僕が初めて見て「???」となった単語の数々を並べておきます。まだ本番まで3ヶ月近くあるのです、今は大会ルールもちゃんと理解しないといけないんだなとだけ頭に入れれば十分でしょう。

 

・チップ

・レイトレジスト制度

・リエントリー制度

・大会参加者が4人以下になる

・制限時間は無制限だけど、1つのアクションに対して思考できる時間は30秒

・タイムチップ

 

大会ルールなんて、スイスドロー4回戦→予選上位4名で決勝トナメみたいな単純なルールだろうと舐めていたので、初見で頭を抱えました。

 

見覚えの無い単語の数々にも面食らいましたが、「大会参加者が4人以下になるって、金田一みたいに消されるってコト!?」って思ってしまいました。

 

1アクションに30秒というルールも相当謎で、このゲームは双方がいつでも出来る動きが多すぎて、頻繁に優先権が移り変わるのですが、そもそもどちらの思考中なのかが混乱するという事態が起こりそうです。

最初に2ドローしてドローした側がじっと何もしないと思ったら、対戦相手の思考中という扱いで、アクションがあるかを待っていただけなんてこともあり得ます。

将棋部の僕にはお馴染みチェスクロックで手番と秒数を管理するのかもしれませんが、秒に追われる中で対戦する経験に乏し過ぎて焦りそうですし、優先権の移り変わりが頻繁で、その度にチェスクロックを叩くのは見るからにテンポが悪いです。

 

普通賞金が付くなら、優勝しようというモチベーションになると思われるかもしれませんが、僕的にはトラブルの原因になる懸念しかないです。

参加者全員がフロアルールをちゃんと読んで参加するとは思えませんし、真面目にフロアルールを読んだとしても、ルールが難解だと勘違いする懸念があります。

ちょっとルールを読んだだけで完璧に理解できるならみんな司法試験に一発合格できます。

 

本番一発勝負はどう考えてもトラブるので、1回くらいは予行演習的なミニイベントはやったほうが良いんじゃないかなぁ・・・?

ちなみにですが、

 

僕は出場しません

 

・単純に開催日(5月25日)に用事がある

・下手くそで制限時間内に勝てる気がしない

・カードが無い

・どう見てもトラブりそう

 

元々用事があるので、キャンセルしてまで出場するか悩んでいたが、交流会で自分のプレイスキルの無さに絶望し、大会当日の難解なルールについて行ける自信も無いので、4枚ずつ集めた方石とゴスペルを箱を共同購入したあんしゃさんに託し、僕は辞退することにします。

方石とゴスペルは4枚確定採用という訳ではないので、少し追加購入できたらサブイベに出ても良いかなとは思っていますが、カードすら揃わん状態で賞金制の大会に挑む気にはなれません。気楽に交流会へカラーコピー参加するのが丁度良いのよ。

 

というか、他の人も方石とゴスペル等の必要なカードをちゃんと揃えられるのか・・・?

ほぼシングルを取り扱っていないせいで、「カードを買い占めよう」ムーヴを決めるだけで大量のライバルを0回戦敗退に追い込める気がします。

 

無限ループ等のぶっ飛んだテキストだけでなく、大会ルールでも驚きを提供し続けてくれる軌跡TCGの今後の展望について、気楽な立場から低みの見物とさせていただきます。

10万円に挑む猛者の皆様は是非頑張ってくだされ。

 

では(^^)/