どうも、ねへほもんです。

今日で33歳の誕生日を迎えました。

 

昔は30過ぎたら趣味のやる気が失せるとか、体が動くなくなるとかと聞いてビビッていましたが、全然そんなことはないです。

数年前のコロナ自粛時期は無策でぼけ~っとしていたので心身ともに鈍っていましたが、家にエアロビバイクを置いて運動習慣を付けるとか、自動調理器具を買って自炊するとか、対策すれば現状維持できています。

今後も現状維持を目標に、少しずつ新しい趣味を広げていけたらええかなと思います。

 

で、33歳最初の話題ですが、

 

 

プリキュア

 

です。

うーん、誕生日に相応しい話題なのだろうか・・・?

 

この時期は現行作品が最終回に向けて盛り上がり、2月からの新作情報が出始めてそちらの期待も膨らむのですが、今年は過去作「魔法つかいプリキュア!」の続編も放送されます。

ちょうど今日の深夜からスタートということで、久々に誕生日プレゼントを貰えた気分です。

 

1月3,4日にまほプリの一挙配信をしていたので、家に引き籠って計20時間掛けて全50話を視聴しました。

えっ、ガチ勢は21年分の全シリーズ全話視聴してるってマジ・・・?

 

(こっちは来月開始するやつ)

 

で、今回は、どのシリーズやキャラが推しかとか、宗教戦争に発展しそうな話題ではなく、「アラサーのおっさんがプリキュアを視聴する意義」について真面目に語ろうと思います。

あまり世間では語られませんが、別の視点から布教するのもアリかなと。

 

 

①癒し

 

女の子が出る作品なら、まずはコレが最重要でしょう。

1本の記事で偉そうに語ろうとしていますが、僕が視聴を始めたのはわずか2年前、ひろプリからです。

 

(僕がAIで生成したイラスト)

 

キュアプリズムという僕イチオシの娘が居て、一目見た瞬間に虜になってしまいました。

調べると加隈さんがCV担当ということで、WIXOSS勢の僕にとってはある種の運命を感じました。

元々キュアブロッサムとか、キュアミューズとか、見た目が好みの娘は居たのですが、女児向けの作品を、朝起きて毎週30分掛けて視聴する気にはなれず、毎年「こんな子が居るんだなぁ~」って眺める程度でした。

 

が、明確な推しが出来ると事態は一変します。

試しに1話観て、好きになったら次の話も、その次も・・・と視聴しているうちに1年が経過しました。

ちょうどAIイラスト(Pixiv)に手を出した頃だったので、一生ましろちゃんを推し続けていました。

今のわんぷりや、次のキミプリもそうですが、本当に好みの可愛い娘が多い。

 

 

こちら次回作の主人公です。

可愛すぎて秒でいいねして画像保存してケータイの待ち受けにしました。暇を見てセカンドモニタに投影してニヤニヤしています。

「心キュンキュン キュアキュンキュン」という、某心ぴょんぴょんを彷彿とさせる後輩ちゃんも居るらしく、楽しみが止まりません。

 

後は学生モノのアニメ全般に言えることですが、「中学時代」という自分にとって一番美化されている時代が題材なのも良い。

「さすがにアニメほどキラキラしてはいなかったけど、毎日友達と通学して、アホな話してマンガ読んでゲームして、一番活気があったなぁ・・・」

って懐かしさに浸りつつ、子供向けの平穏なストーリーを追っていると自然と癒されます。

思えば「まんがタイムきらら」に手を出した時点で、プリキュアに至るのは必然だった気がします。

 

 

②早起きの習慣

 

心身の健康と2つセットにされがちで、アニメは前者の心への作用が大きいと思われがちですが、プリキュアは後者の身体の健康増進にもなります。

 

油断すると日曜日はダラダラと遅くまで眠ってしまいがちですが、朝8時半からリアタイ視聴するにはその前に起きないといけません。

今のご時世見逃し配信が充実しているので、いつでも見返すことは可能ですが、放送直後にX(旧Twitter)でトレンドをチェックして、「やっぱり皆この展開は震えたよなぁ~~~」と世間のファンの皆様と共感するのも楽しみの一つなので、いつのご時世でもリアタイが最強なのです。

 

で、これは完全に個人的な拘りなのですが、8時半ギリギリに起きて、寝ぼけた頭で視聴するのは作品に失礼なので、朝風呂で身を清め、朝食を準備してニチアサっぽい雰囲気を整えてから視聴するようにしています。

朝食は基本、前日の残りを温めるだけではありますが、それでも10分程度は必要です。割と風呂にはのんびり入る方なので、朝7時過ぎには起きて、時間に余裕を持ってリアタイを迎えるのが理想の流れです。

 

日曜起きる習慣が身に付いたせいか、昔ほど「月曜起きて仕事するのつれぇぇぇ」とはならなくなりました。

33歳元気の秘訣・・・?

なので一言モノ申したい。

 

 

深夜2時はやめるんだぁぁぁ

 

生活習慣がぶっ壊れるので、さすがに録画します。

ちなみにガチ勢の対応はこちら。

 

Q.深夜2時にまほプリを視聴した後に寝ると、8時半のわんぷりまでに起きられる自信がありません。

A.徹夜してわんぷり視聴してから寝る

 

つ、強すぎる・・・

 

 

③アラサーに刺さる理由

 

ここまでは一般的なプリキュアの良さについて語ってきましたが、次はアラサーに向いているのかという話です。

向いてる!!!と思う理由を2つご紹介します。

 

・対象年齢

大前提として、当然女児先輩向けの作品ではあるのですが、ある程度は大人が視聴することも想定されています。

これも当然の話で、親子揃って視聴することもあるので、教育上好ましくない表現があればテレビ局にクレームが殺到してしまいます。

間違っても独身オタクのおっさんが視聴することは想定されていません。あしからず。

 

では昔話の絵本のような、何の起伏も無い話で良いかというと、そんなこともありません。

我々の世代は子供の頃からアニメ・ゲーム・マンガと「クールジャパン」の代表コンテンツにどっぷり浸かってきた世代です。子供がアニメを視聴することへの抵抗は無い一方、本当に話がつまらないと、子供ともども面白くないという理由で観てもらえません。

分かりやすいシンプルなストーリーというのは大前提ですが、時々意外な展開とか、少し工夫して敵と戦うとか、キャラクターの成長とか、ただ不思議な力で最強ぶっぱして終了では済ませない程度には練られています。

 

あと、この程度の方がアラサーにも丁度良いという事情もあります。

「クールジャパン」の代表世代みたいに語ってしまいましたが、この歳で大量に登場人物が出てくる複雑な話を追うのはしんどいです。

他にもアニメ・ゲームで扱うコンテンツが大量にある時代背景を踏まえても、頭を空っぽにして視聴できる作品は適していると思います。

また、Xのトレンドを追っていると、たまに「この浄化技はドラゴンボールの〇〇やんwww」みたいな投稿を見掛けます。大人にしか分からない、昔からのアニメのあるある要素を入れて話題を作るのも、大人の視聴者を意識されているのかなと思います。

 

・素直に推せる年頃

初めて視聴するのに31歳まで要した経緯として、「女児向け作品を楽しめないと思っていた」と書きましたが、率直に言うと恥ずかしいというのもありました。

 

昔は現実で好きな女性が居る時期もありましたし、ねへほもんとしても「WIXOSSブロガーの代表格で世界王者」というピッカピカの看板を掲げた時期もありました。

ある程度周囲の目を意識して趣味や触れるコンテンツを選んでいた気がします。

が、ある時気づきました。

 

「あれっ、誰の目を気にすればいいんだろ・・・?」

 

仕事は私生活関係なく処理速度やプロジェクト管理といった経験値と能力でドヤるだけ、現実の女性は皆NPCにしか見えない、WIXOSSは一線を退き孤独のグルメ部長を務めるだけ・・・もう何にも縛られません。

博打への偏見を無くしてウマ娘経由で競馬を始めたのも、女児アニメへの偏見を無くしてプリキュアの視聴を始めたのも、自分の趣味の幅が広がって良かったです。

孔子先生も40歳で不惑とおっしゃいましたし、生活の基盤さえ整ってしまえば、後は思うがままに生きれば良いのです。

 

 

④長寿IPとしての強み

 

最後のプリキュアの推しポイントですが、

 

サ終しない

 

これに尽きます。

21年継続という安心安全の実績です。

アニメだと3ヶ月1クールで終わってしまいますが、プリキュアはシリーズこそ変われどずっと日曜朝8時半に放送され続けます。

継続は力なり。一生推せる。

 

女児向けのIPだと少子化の影響は無視できず、数十年後には致命的な問題となるでしょう。

が、プリキュアには毎年数十万人×20年という巨大な歴代のファン層が居ます。

プリキュア以外の長寿IPにも言えることですが、最近は新規開拓だけでなく、復帰勢の獲得も重視されています。

 

タカラトミー勤務のしみずきさんと仲が良いので話を伺える機会が多いですが、WIXOSSも10周年を迎えて新規流入に苦労しているが、アーツのような懐古要素を出すと復帰勢を呼び込めたと聞きました。

新規ファンを獲得するには、まずどういうコンテンツなのかを理解してもらう過程を踏む必要がありますが、新しいコンテンツを理解し、既に形成されたコミュニティに飛び込むのはなかなか負荷が大きいです。

それに比べれば、昔のファンならコンテンツに対する理解もありますし、昔馴染みが続けていれば、復帰してもぼっちになることはありません。

 

プリキュアだと以前プリキュア5の続編が放送され、今回まほプリの続編が放送されたため、当時のファンを再び呼び込む効果が期待できます。後はオールスターズの映画で過去作のキャラが出てくるので、気が向いたので映画館に行ったら、そのまま現行作品のファンに復帰するということもあるかもしれません。

 

後は、シリーズの放送後に感謝祭というイベントがあり、昼はファミリー向け、夜はプレミアムという名目の大人ファン向けの回に分かれています。

感謝祭では色々なプログラムが組まれており、子供向けのヒーローショーだけでなく、声優さんや歌手を全面に押し出してライブ、主題歌、お疲れ様の花束贈呈といった盛り沢山の内容です。

 

僕は去年のひろプリ感謝祭をリモート配信で観ていましたが、

「ヒーローショー、子供の頃の遊園地以来で懐かしいなぁ・・・あれっ、記憶が無いけど観たことあったっけ?」

という、懐かしいような、そうでもないような、不思議な気分になりました。

 

女児向けという名目ながら、声優さんや歌手もイベントで出てくるのはある程度オタクコンテンツの影響があるのかもしれません。

感謝祭は復帰した大きいお友達が楽しめる大人気のイベントです。人気なのは非常に喜ばしいのですが、

 

人気過ぎてわんぷる感謝祭の抽選に落ちたのは許せない

 

はぁ、今年もリモートかぁ。。。

 

以上、2025年、そして33歳になって初めての記事でした。

アニメの紹介だとキャラやストーリーの魅力に焦点が当たりがちですが、敢えて違う観点から、アラサーの視点で紹介してみました。

 

まほプリ&キミプリが始まり、視聴を始めるには丁度良い時期ですので、興味を持たれたらまずは1話いかがでしょうか?

では(^^)/