どうも、ねへほもんです。
という訳で(?)、
ロマサガ2リメイクをクリアしました。
体験版に触れて好感触を持ち、世間での評判も上々のようなので安心して発売日に購入できました。
が、本当に驚いたのはプレイしてからでした。
神ゲー
僕が今年遊んだ中でNo.1の傑作だと断言できます。
今回は、そんな傑作「ロマサガ2 リベンジオブザセブン」の魅力を、3つの視点からご紹介します。
参考↓
1.手軽さ
今年遊んだ作品だと、ユニコーンオーバーロードとの比較になり、システムの深みでは甲乙つけがたい所ですが、手軽さという点でこちらに軍配が上がりました。
サクサク進められて遊びやすいのに、サガらしさ、その中でもロマサガ2らしさという個性がしっかり輝いている。
プレイする中で、
「やはりサガはRPGの老舗らしく面白いな」
「あれっ、サガってこんなに手軽に遊べるっけ?」
という2つの感想が交錯しました。
僕が初めてサガシリーズに触れたのはミンサガでした。
初代ロマサガのリメイクなだけあって、遊びやすく調整された作品ではありましたが、それでも「サルーインを倒す以外は完全自由」という奔放っぷりに何をして良いやら途方に暮れ、何周かやり直してようやくクリアできました。
それに比べると本作は、現代ゲーらしく「この街のイベントを進めるなら次はココ!」って感じて道を示してくれるので迷いません。
街の中で迷わない一方、広い世界地図を広げてみれば未踏の地ばかり。
指図されることなく、次にどの地域へ進出するかは自由に選べ、フリーシナリオらしく自律的に冒険している気分になれます。
漫然とサルーイン登場まで旅を続けるだけの初代ロマサガと比べると、七英雄という明確な目標がある分、自由だけど完全放任で途方に暮れるほどではなく、丁度良いバランスだと感じました。
歳を重ねると、重いゲームを遊ぶのが億劫になってくるので、手軽だが個性がしっかり詰まったゲームが一番合っているんでしょうね。
サガエメラルドビヨンドと同じ年に発売されたとは信じられない・・・
すまん、あのゲームはイラストとストーリーの意味不明さでぶん投げてしまった。
マニア受けするらしいが、サガのにわかにはキツイぜよ。
2.システム
「閃き」と「フリーシナリオ」というロマサガの2枚看板はそのままに、2ならではの目玉システムが存在します。
パーティーは皇帝プラス自由に入れ替えできる4人の計5人の構成で、皇帝だけは常にパーティーへ固定で入るのですが、その皇帝はずっと同じ人物ではなく、年代が経過すると別の職業に変更されます。
このゲームには「国力」という概念があり、剣や弓といった武器の熟練度や、炎や水といった術の熟練度の総合力に応じて国力が増し、戦闘時に得られる報酬が増えていきます。
そのため、皇帝の継承やパーティーの入れ替えを上手く駆使して多様な武器・術を使いこなして国力を増やす必要があります。
どうしてもRPGだと、中盤以降はこの構成が最強!って結論づけて同じ編成で突っ走りがちになりますが、このゲームは多様な編成を試す方がメリットがあるため、飽きずに色々な職業を試せ、そこから新たな発見が生まれることもあります。
七英雄等の特定のボスを倒した瞬間、突如100年以上年代がジャンプして皇帝が変わるとびっくりしますが、ただ目新しいだけではなく、多様なパーティー編成を試す誘因にもなるという意味で、皇帝継承というシステムは非常に面白いと感じました。
この皇帝継承システムが元のロマサガ2(1993年発売)にも存在していたというのですから驚きです。
ただ、不朽の名作FF5と6の間と考えるとそこまで驚きません。
せいぜい現代にかけてグラフィックが進化した程度で、ゲームシステムと音楽は当時から現代と遜色ない、むしろ勢いという意味では当時の方があったのだと思います。
3.女の子
サガに可愛い娘が居るなんて聞いてないですよ!???
七英雄の紅一点ことロックブーケさんはネットの評判でも大人気です。
が、ロックブーケさんだけでなく、上(最終パーティーの画像)でも分かる通り、全体的に現代ゲーらしく可愛い娘が多いです。
古風のRPGらしく、キャラの見た目は気にしないつもりでしたが、可愛い娘が居ると嬉しくなります。
「皇帝継承」みたいな個性あるシステムが主軸に据わっていれば、ガワは大衆受けする感じにしてくれれば良いんですよ。
さりげないですが、メニューに出てくる「勢力下の地域」や「倒した七英雄」の表示も、物語の進捗が理解しやすくなる上、徐々に攻略が進んだという達成感も得られて良い仕様だと思います。
ほんと、サガエメラルドビヨンドとは何だったのか・・・?
以上、「ロマサガ2 リベンジオブザセブン」の紹介でした。
サガシリーズは癖が強くお勧めしづらい、というか僕自身語れるほど遊んだ経験が無いのですが、本作は手軽に遊べる作りとなっており、「作品に思い入れのある人が、原作の良さを残しつつ、初心者でも遊びやすい仕様に昇華させた名作」と言えます。
これぞリメイクの理想形、ですね。
ほんっと皆さんにオススメしたい。
リメイクといえば、前にニンダイで発表された空の軌跡リメイクも期待しています。
黎の軌跡から導入された、フィールドはアクション&ボス戦はコマンドバトル形式が採用されるらしく、こちらも良いリメイク作品になったらええなぁと期待しています。
今年も残りわずか。周回プレイなり制限攻略なりで楽しめそうな作品なので、年内はこの作品を遊び尽くそうと思います。
では(^^)/