どうも、ねへほうもんです。
毎日CS 5-0ゆーしょー
— ねへほもん (@nehehomon) September 1, 2024
先攻ワンキルは正義 pic.twitter.com/ZD7aqCjIL5
毎日CS、優勝しました。
そろそろ2桁回数に届きそうなので、それ自体は恒例行事なのですが、久々の出場で一発優勝できたので嬉しかったです。
何よりヤバイのが、
先攻ワンキル
で勝ち抜いたことです。
これが地雷ではなく、まともに強いのがおかしいよ。
8月の弾は剥く気が起きず、カリユガ1枚だけ生成して幻影でマスター1まで到達し、後は普段の60GSで暇な時にレート戦で遊ぶ程度でした。
が、そろそろDCだし粛声対面勉強せんとなぁ、勘を戻さんとなぁと思って新たな山を組みたいと思ったのがきっかけです。
【60GSFTK】のススメ|harmix (note.com)
カオスルーラー禁止で一旦は封印したものの、7月のユベル新規をきっかけに組み直した60GS。
芝刈り、尋常じゃない展開力、増G相手にネクロフェイスでLOさせる勝ち方と、普通の山ではない†中毒性†があり、時間内に正しく回し切るには慣れな必要なこともあって、レート戦に無限に潜っていました。
そこに先攻ワンキル要素まで加わるとは、脳がバグってしまいそうです。
1.先攻ワンキル方法
百聞は一見に如かず、とりあえずご覧ください。
おおざっぱな手順としては、
①アトランタルでライフを4000に半減
②炎族を8枚以上除外した状態で、ヴァルカニック・エンペラーで4000以上のバーンダメージ
です。
事前準備の段階から細分化すると以下の通りです。
(事前準備)
①可能な限りスネークアイから展開し始めたい。Gを投げられたらフランベルジュで相手の場に設置でき、後続の泡影を封じられる。
②闇3体キュリオスで架け橋を落とし、ペルレイノ(ティアラ)か石壁(ホルス)の欲しい方をサーチ。その後キュリオス+1体でアポロを立てる。
(8000バーン)
③以下の条件を揃える。
・Lv4×2体→デュガレスを出した後墓地に送る
・Lv6×2体→アトランタルでライフ半減(事前に墓地にデュガレスが必要)
・公開領域に炎族8体とヴォルカニック・エンペラー
・墓地にシラユキ(展開札&炎族を除外する用途)
2.構築解説
先攻ワンキルという非常にシンプルな勝ち方だけあって、構築の方針も明確です。
・初動(特に、召喚権を使わず手数になるカード)
・8000バーンの条件達成を補助するカード
のどちらかを採用、それ以外は不採用とする。以上です。
例えば、原案の記事で採用されていたフェンリルはどちらにも該当しないので不採用です。ティアクシャサーチしても初動にならん。
ここでは、原案の記事から変更した点を中心に解説します。
(採用枠)
《ヴォルカニック・バレット》
最強
原案を一目見て採用したくなった1枚です。
・手札コスト
・炎族8枚
のどちらにも役立つ"一石二鳥"の1枚です。
炎族8枚を達成するために、炎族の絶対数を増やすというのは論外で、手札事故の確率が上がる上、墓地に落ちるかが運頼みになってしまいます。
バレットみたいに1枚見えれば3枚墓地に落とせるカードを採用することで、無駄な炎族の採用を抑えつつ、安定して炎族8枚を達成しやすくなります。
シラユキが1枚しか墓地に落ちないとランク4を作りづらく、デュガレスに加えてヘルフレイムバンシーまで作れない場合もあるため、素でヴォルカニック・エンペラーが落ちる前提ではありますが、バンシー抜きで炎族8枚が達成できると先攻ワンキルの安定感が増します。
ホルスと組み合わせることで、手札コスト供給の真価を発揮しますが、エクセルで簡単にサーチできるのも優秀です。
後はリムファイアから落とせる点も覚えておくと、たまに役立ちます。
初手でホルスとリムファイアを素引きした時に、リムファイアでエンペラーを落としても手札が足りず展開が苦しくなりがちなので、バレットを落として展開を補助し、最後にバンシーを作って(若しくは運よく山から落下して)エンペラーを落とす方が良いでしょう。
《ワンチャン!?》
バレットとワンチャンはピュアリィ時代からの名コンビです。
このデッキはスネークアイから展開することが多いため発動機会が多く、サーチ先の候補も多様です。
名称ターン1制限が無く、気軽に使える3枚採用できる点も優秀です。
という訳で、以下ではLv1のカード紹介が中心となります。
《ドロール&ロックバード》
動画では上手く決まりましたが、相手のGのドローをせき止めてワンキルの補助に使えます。
といっても、架け橋でホルスをサーチするまでは投げると自分の展開が止まってしまうので、相手に相当枚数ドローされてしまいますが。
気休め程度の働きではありますが、ワンチャンのサーチ先が余った時に抱えておくと、相手のデッキの奥底に眠る誘発を引かれずに済むかもしれません。
後は、絶望的に手札が事故った場合に、ドロール+ワンチャンでポプルスをサーチして、文字通りワンチャン初動になる場合があります。相手が1枚誘発を抱えているだけで瓦解しますが、祈りが通じるゲームがあるかもしれません。
何より後攻の誘発として相手次第ではぶっ刺さります。
というか、それが一番の採用理由です。
9月の新弾次第ではありますが、刺さる環境なら3枚、ダメそうならピン投に減らすのが良いかと思います。
《マジシャンズ・ソウルズ》
気軽に特殊召喚できて、色々と小回りの効く名脇役です。
・余ったフィールド魔法やスネークアイで貼り付けた永続魔法を手札に変換
・三戦の号でセットした架け橋を墓地に落とす
・闇属性なのでキュリオスの素材に
先攻だと三戦の号が腐りやすく、「こういう時にソウルズが居たらなぁ・・・」ってなりがちですが、このデッキだとワンチャンでサーチできるので、架け橋を落としてウマぶれる機会が多いです。
三戦の号を持っている場合には、ソウルズ・ワンチャン・ディアベルスターを温存しておいて、相手のGやうららに反応して架け橋除外をキメてやりましょう。
《俱利伽羅天童》
ワンチャンのサーチ先として採用しました。
初動、8000バーンの補助のどちらにも該当しないので正直自由枠ですが、後攻の打点確保という意味でアリだと思います。
従来の60GSだと、後攻でGを投げられ、8000打点足りるか怪しいのでLOを狙う場合がありました。
殴れる機会を逃して勿体なく思えますが、特に対ユベルだと戦闘破壊耐性とか、スピリットオブユベルが直接攻撃に反応するとか、ナイトメアペインで攻撃誘導されるしリトルナイトで除外したら直接攻撃できないとか、邪魔な要素が多すぎて8000打点の確保まで気が回らないことが多いです。
が、今回はヴァルカニック・エンペラーを採用したことで、墓地から湧いてくる3100打点&バーンダメージを叩き込めます。
相手が攻撃表示でモンスターを並べるようなら、バーンダメージを叩き込んだ後、リトルナイトでペインを除外して、縦のモンスターをぶん殴る、場合によってはデュガレス倍プッシュで一撃必殺を決めるという勝ち方もあります。
後は、バレット採用で手札が確保しやすくなったため、ホルス4軍のケベンセヌフまで採用しており、ホルスビートでも打点を確保しやすくなっています。
なので、後攻はバーン&殴りでワンキルするプランが実現しやすくなっています。
とはいえ、相手も先攻で妨害を敷いた上からのワンキル狙いなので、相当な妨害を受けてしまいます。
最後の一撃が届かんなぁ・・・という時に、相手を除去しつつ高打点でぶん殴れる天童が居れば勝てるゲームがあるかもしれません。
後攻の勝ちパターンが増やせ、欲しい時にエクセルとワンチャンで拾えることから、1枠割いても良いかなぁと判断しました。
あと、後攻だと三号で芝を撃つ機会が多いですが、墓地に落ちた原罪宝でサーチすることも可能です。
芝刈り以外で相手の妨害を踏み荒らし、最後に芝刈りの一打で大逆転、これだから辞めらんねぇ。
《フォトンロード》
ホルス4軍まで採用した最大の目的です。
通常の60GSだと、アポロウーサでモンスター効果を妨害する手数を構えつつ、隣にファントムオブユベルでモンスター、ルルカロスでニビル、バロネスで色々ケアすることで、同一チェーン1回というアポロの限界を補っていました。
それに比べると、原案の記事では誘発ケアをアポロ1点に頼り過ぎている印象を受けました。
同一チェーン上に連打されるだけで突破されるのはあまりにも脆いので、フォトンロードもあった方が良いと思います。
また、このデッキ固有の事情として、コイツがナンバーズだという点も光ります。
初手で妨害ケアのためにフォトンロードを出し、相手のうらら等を止めた場合、その後はリンク素材墓地に行きますが、それをアトランタルで装備させればデュガレスを出す必要が無くなります。
Lv4が少なく、かつデュガレスよりもバンシーを優先させたい場合がまぁまぁ生じるのですが、そういう時にフォトンロードが墓地に居ると役立つこともあります。
相手に誘発が無い地蔵モードの場合だと、フォトンロードを出してすぐにリトルナイトの素材等で捨てる場合すらあります。
《リングリボー》
ユベルがイヴリースで盤面をロック封殺してくるケースがあるので、対策として採用しました。
特に60GSだと、デッキ枚数を見た瞬間に手数勝負のデッキだとバレるので、相手目線だと手数妨害ではなく、イヴリースのような封殺系で妨害したくなります。
他14枚は先攻ワンキルでよくお世話になるので、ゼロヴォロスとの2択かと思います。
相手にきっちり展開をキメられると、リングリボーで一旦イヴリースを撤去しても、エルフで釣って墓地に落として再設置される場合もありますが、まぁ無いよりは勝率が高いかなと思います。
イヴリースが大流行するなら、比較的使用頻度の低いファイアウォールを抜いて、リングリボーを2投するのもアリかもしれません。(さすがに9月新弾でユベルのシェアは下がるでしょうが)
《パズロミノ》
どうしてもLv6が不足しがちなので、レベル変換用に採用しました。
「レベルが異なるモンスター2体」という他ではあまり聞かないリンク召喚条件で、盤面が塞がりがちな中でリンク先にモンスターを特殊召喚する必要があり、上手く運用するには慣れが求められます。
架け橋サーチまで終えた時点で、Lv6シグニが足りそうかを考えてみて、不足しそうならパズロミノを候補に入れつつ展開を進めるという感じで、ある程度の先を読む必要があります。
(不採用枠)
《γ&ドライバー》
後攻で1妨害だけ抱えても展開が止まるか微妙で、先攻で出してもシンクロに使えないんじゃ弱いと思って不採用にしました。
Lv6の絶対数を増やしたいなら、ビーステッドの方が素引きした時に能動的に出せて強いと思います。
さすがにマグナムートを入れるなら、後攻0ターン目で出した時にサーチ先となるドルイドも欲しいでしょう。
《トリッククラウン》
今回は墓地の落ち方次第で、デュガレスとバンシーの片方だけで済む場合もある構築にしており、Lv4の必要枚数が減ったので不採用としました。
墓地に落ちた瞬間に出す必要があり、タイミングを選べないのはゼピュロスに明確に劣ります。
パズロミノを絡める場合は場が窮屈になりがちで、不意に余計なモンスターが出ると邪魔物扱いされがちです。
《デストルドー・ライザー》
唯一のチューナーのためだけにEXを1枠割くのは勿体ないです。
キャンドルでも出せますが、キャンドル自身をLv6にすればアトランタルの素材は確保できます。
このデッキはバレットで炎族を確保できるので、Lv1の炎族を落とせる効果も役立ちません。
落としても効果が使えないのが難点ですね。
《副葬》
このデッキは炎族を墓地に貯める都合上、ほぼ確実にスネークアイが展開に絡みます。
スネークアイ展開は最後キュリオスに行き着くので、いずれ架け橋を落とすことになります。
なら別に要らんかぁと思って不採用にしました。
ただ、キュリオスが止まる場合もありますし、1枚初動として優秀なのは間違いないので採用価値は高いです。
天童を抜いて副葬はアリですね。
《グリーフ・トリヴィカルマ》
このデッキはシラユキさえ落ちれば、ティアラは展開上別に必須ではありません。
レイノハートやシェイレーンでLv4を、ガルーラでLv6を確保できるので便利ではありますが、キュリオスから落とすならほぼ架け橋で、2枠割いてまで欲しいケースは少ないです。
グリーフを素引きした時が悲惨で、このデッキはほぼティアラや水族が採用されていないため、基本的に1枚初動になりません。
トリヴィも素引きして切る手段が無いと腐ります。
《反逆の罪宝》
ディアベルスターとポプルスが被った場合に備え、罪宝魔法を2枚入れる必要がありますが、僕は邪眼神殿を採用しました。
1体置ける分炎族を墓地に貯めやすくなりますし、ソウルズ2ドローも狙いやすくなります。
後攻だと反逆の方が役立つ場面は多いですが、今は炎王を筆頭にこちらのターンでも展開してくるデッキは多いので、邪眼神殿も活躍するケースはあります。
《墓穴の指名者》
LOを狙わない以上、Gは止められた方が強いです。
ドロールと比べると、先攻は墓穴の方が強く、後攻だと妨害できる分ドロールの方が強いです。
誘発としてのドロールの評価次第で墓穴と使い分けられるかと思います。
現状はワンチャンとの絡みでドロールを優先しています。
《リーパー》
記事ではワンチャンLO狙いと書かれていましたが、最大10枚除外が狙えるネクロフェイス2投よりは厳しい印象です。
今は60GSが流行っており、Gを投げればLOされる危険性があることは相手も承知の上で、それでもGを投げるというのは誘発の物量に自信があるからです。
本家のLO狙いと比べると、ネクロフェイスの破壊力が無く、ムドラケルドウでリンクモンスターを戻して出しまくるような特殊召喚稼ぎがしづらく、どうもサブプランとしては弱い印象です。
どちらも誘発の嵐が降ってきたら勝ち切れない以上、8000バーンで勝てないが、LOなら勝てるというケースはほぼあり得ないかな、と。
それよりは8000バーンプランを尖らせて、成功率を高めた方が良いと思います。
以上、先攻ワンキル型の60GSの紹介でした。
とにかくバレットが強いのでお勧めしたいです。
少なくともFFVIIよりは活躍してくれます。
先攻ワンキル成分が足りない方は、是非使ってみてください。
では(^^)/