どうも、ねへほもんです。
安田記念指定席当たってて歓喜。
— ねへほもん (@nehehomon) May 27, 2023
今回は期限逃さず買えた。
というわけで、本気の競馬予想、していきたいと思います。
久々のGⅠ現地観戦なので気合が入っています。
去年のヴィクトリアマイル以来かな・・・?
今年のヴィクトリアマイルも指定席が当たっていたのですが、購入期限:日曜13時/当選に気づいた時:日曜14時だったので逃しました。マジで泣いた。
1.レース傾向
2年連続馬券内だとシュネルマイスター、インディチャンプ、モーリス等、リピーターがよく来るレースとは言われますが、今年は去年とは2つの点で相違しており、必ずしも去年通りには決着しないのでは、と考えています。
①馬場状態
ちょうど今台風が来ていますが、東京も雨が降っています。
土曜の午前まで降り続き、以降は止んで乾き始めるので、ドロドロの不良とはならないとは思いますが、去年の上がり最速32.6秒のような高速馬場にはならないかと思います。
良馬場で高速時計をバンバン出す馬が多数居る中で、時計が掛かった方が良いタイプも一部には居るので、そういった馬にとっては若干有利な条件となるでしょう。
②ペース
去年は良馬場クッション値9.5というどう考えても高速決着になりそうな条件で、1分32秒3と過去5年で最も遅い決着となりました。
上がり最速こそ32.6秒と非常に速いのですが、1000m通過が58.7秒と、GⅠマイルとは思えないほどのドスローな展開でした。マイルCSも58.5秒とスローなGⅠが続いているのですが、今回はある程度ペースは流れると読んでいます。
(逃げ候補)
2 メイケイエール
3 ジャックドール
17 ウインカーネリアン
2000m戦とはいえ、逃げ中心で戦ってきたジャックドールは他に居なければ逃げたいでしょうし、2走前に1000m57.1秒で逃げ切ったウインカーネリアンも、ジャックドールが中距離のノリでゆったり進めるならハナを奪うこともあり得ます。
この3頭は1200・1600・2000mと異なる路線からやって来て初対戦なので、お互いの作戦が読みづらく、
・逃げ予定が2頭居て競り合う
・最初誰もハナに立たないため、二の足でハナを奪おうとしたら突然競り合いになる
・メイケイエールが暴走
と、事前の作戦が立てづらく、スタート直後のアヤでペースが上がるパターンが色々考えられます。
また、メイケイエールとジャックドールの外にはソダシが控えており、ソダシ自身はハナを狙わずとも、ノロノロ走るとぴったりマークされてプレッシャーを掛けられることが予想されるため、ある程度ソダシと距離を置きたいと考えるかもしれません。
時計の掛かる馬場でペースが上がるとなれば、終盤に先行勢の脚が鈍り、差しが届く展開になるのでは、と期待しています。
2.本命
今回の安田記念ですが、「ずば抜けて強い馬も、危険な人気馬も居ない大混戦」と考えています。
上位人気馬はいずれもケチを付ける要素はあれど、消すほどの欠点は抱えていないし、そもそも消して意味があるほど群を抜いて人気する馬も居ないと予想されます。
そうなると、個々の馬を吟味して、この馬は買い、この馬は消し、と1頭1頭判定して3連複を買うよりは、「この馬は条件が好転して狙える!」という本命に絞るのが良いかと思いました。なので、
・実績馬
・今回の安田記念に合う
の2点から、本命馬を考えました。
◎ ソウルラッシュ
去年のマイラーズカップのゴボウ抜きが衝撃的で、当時稍重だったことから、道悪巧者としてある程度認識することが予想されます。ただの道悪巧者で実力不足なら、過剰人気を掴む羽目になりかねませんが、他にも変える要素は多いです。
・近3走の安定感
富士Sは斤量3kg差のセリフォスに0.1差、マイルCSは0.3差、マイラーズカップはシュネルマイスターに0.1差と、GⅠ馬相手に差のない走りができています。
全て良馬場、特に前走は1.31.6の高速決着に食らいついての3着ですから、評価できます。
・今年2戦目
前走は実績を認めつつも、半年ぶりで馬体重が+8kgだったことから切りました。
高速決着は合わんし、休み明けだとなおさら付いていけないだろう、と。
調教事情には詳しくありませんが、馬体が絞れ、良い感じに調教できているとは聞いているので、前走よりは良い状態で出てきてくれそうだと期待しています。
・枠
前走は内で先行したシャイニーロック・マテンロウオリオンが健闘したように、開幕週らしく内が伸びる馬場状態でした。
その中でソウルラッシュは大外枠、スタートが順調だったのと、外を回すのは不利と見たのかソウルラッシュにしては前目に位置を取り、最終直線は真ん中辺りをキープして3着に付けました。
最後こそ不利はないものの、序盤に内に寄せようとして前目の位置取りになったのは、脚を使わされた可能性があります。今回は10番ですし、府中・雨上がり・内が荒れ気味の状況で無理に内に寄せる必要はないので、位置取りに苦労することはなく、絶好枠だと考えています。
中団外目に控えて、最終直線で馬場が良く、かつ前が空いたところを狙って走れば十分勝機があるのではないでしょうか。去年は後ろ過ぎたのと内に入り込み過ぎたせいで前が塞がりましたが、松山騎手なら後ろ過ぎない位置で、前が塞がらずに全力を出してくれるものと期待しています。
〇 人気馬 大勢
うーん、なんだろう、特にケチを付ける気はないです。
大荒れはなく、人気馬は安定して掲示板内を確保するのではないでしょうか。
気になる点は列挙しますが、消しというほどの馬は居ない気がします。
・シュネルマイスター
勝ったNHKマイルカップやマイラーズカップの時計から、高速決着に強い印象です。
手塚調教師のコメントでも良馬場希望と言っていました。
とはいえ日曜はある程度馬場が乾くでしょうし、安田記念は2年連続馬券内で、前走外から強く差し切った走りっぷりを見ても、有力馬の1頭であることは間違いないでしょう。
・ソダシ
ペース的に先行馬が崩れる可能性があります。
札幌記念やフェブラリーステークスで好走したように、パワーの要る馬場もこなすのでしょうが、桜花賞レコードのような高速決着に強い印象で、ハイペース+道悪でどうなるかは見通せません。
ただ、自身が外過ぎず、メイケイエールとジャックドールを内に見ながら運べる位置取りは先行にとってベストポジションなので、川田騎手がうまくペース配分すれば十分有力だと思います。
ヴィクトリアマイルから中2週の間隔も懸念材料ですが、まだ今年2戦目で使い減りがないことを考えれば、抜群の安定感を持つ府中1600実績から消せない。
・セリフォス
GⅠ馬で、外から強く差し切ったマイルCSの走りを見ると当然有力です。
鞍上はマイルCSと同じくレーン騎手、先週はダービー→目黒記念と重賞2連勝を決めて好調です。
良馬場経験しかないのと、ダイワメジャー産駒が4歳でどこまで伸びるかが疑問な所はありますが、正直いちゃもんレベルです。
・ソングライン
昨年の勝ち馬で、前走もGⅠ勝ちと、府中1600の実績ではナンバーワンです。
ヴィクトリアマイルから中2週で大外枠と不安要素がある分、実績の割には人気しないでしょうし、消し評価にはならないでしょう。
不完全燃焼に終わった去年と比べると、今年は調教でみっちり仕上げてヴィクトリアマイルを勝ち切っており、上積みがあるようには思えませんが、前走並みに走れれば十分勝負になるはずです。
・ジャックドール
高速決着向き(去年の金鯱賞、前走大阪杯)、初のマイル、ペースが流れそうな展開と、懸念する要素は多々あり、世間からも、個人的にも疑問視しています。
が、多分人気しない
ので、オッズ的には過剰人気にはなりえないと思います。
マイルの実績馬が名を連ねる中で、初マイル挑戦なんてあからさま過ぎる消し材料ですからね。みんなが「危険な人気馬」と囃し立てて、危険かどうか以前にそもそも人気しない、そんなパターンな気がします。
ガイアフォースは初マイルで大健闘しましたし、怪しさ満点ですが、むしろ不人気になったらオイシイかもしれません。
とここまで、どの馬もケチは付くけど消せないという、馬券予想には全く役に立たない見解となってしまいました。
じゃあどう馬券を買うねんという話ですが、
複勝 ソウルラッシュ
ワイド ソウルラッシュ+穴馬
だけで勝負します。
皆有力なら誰も買わない。ただソウルラッシュを買うためだけのレース。
3.穴馬候補
・イルーシヴパンサー
去年1番人気ですが、その勢いは最近すっかり影を潜めてしまいました。
去年の安田記念はドスローで、上がり最速だろうが最後方じゃ届くわけねぇというレースでした。
そうなる気がしたので僕は切って本命シュネルマイスターだったのですが、今年は狙っても良い気がします。
ソウルラッシュと同様今年は差しが届きそうというプラス材料がありますし、年始は京都金杯を勝っています。前走は内ラチ沿いに押し付けられる致命的な不利があったことを考えると、実質GⅢを勝って乗り込むようなもので、去年と変わりありません。
去年の東京新聞杯は上がり33.1秒と、2位(33.9秒)に大差を付けています。去年の安田のように32.6秒をたたき出しても勝てない展開ならともかく、ある程度ペースが流れ、パワーの要る馬場ならしっかり末脚を発揮することで他馬を追い抜けるのでは、と期待しています。
枠もソウルラッシュ同様で良い感じ。
懸念は割と致命的なのですが、GⅢ実績しかないことですね。京都金杯0.1差勝ちはさすがに物足りず、GⅠ勢と互角に戦ってきたソウルラッシュからは評価が落ちる印象です。大穴なら狙いたいですが、GⅠ常連勢並みに人気するなら切るかもしれません。
・ナランフレグ
高松、スプリンターズ、高松と時計の掛かるスプリントGⅠで3回連続掲示板入りしています。
去年の安田記念は大外枠から0.4秒差と健闘しており、マイルもこなせそうです。
距離延長で脚が持たない懸念はありますが、最内枠なのも心強いです。内に先行馬が集まり、差しのナランフレグとしてはゆったりと走れそうで、皆が外伸びの馬場を選ぶ中、内で部分的に伸びる部分を選んでナランフレグが突っ込んでくる、なんて展開があるかもしれません。
イルーシヴパンサーは「去年一番人気だし~」のノリで人気するかもしれませんが、こちらはさすがに伏兵扱いでしょう。
後はオッズを見て、ウマそうな所を買おうと思います。
GⅠ馬が10頭居れば、過小評価されている馬も出てくるでしょうよ。
オッズを見過ぎて本命がぶれるのは本末転倒なので、◎ソウルラッシュは固定して、ワイドの相手はオッズと睨めっこして決めようと思います。
当たったらいいな~
では(^^)/