どうも、ねへほもんです。

100億年ぶりのWIXOSS記事です。

今回は先日名古屋のGPに出場してきたので、当日の模様と、出場までの経緯をご紹介します。

 

 

3月下旬

 

14歳JK氏が北海道赴任のため、北の大地へ引っ越しすることに。

出発前日、送別会の場で固い約束を交わしました。

 

「次は名古屋で会おう」

 

 

4月29日

 

新弾発売日。

紙隠居勢の僕はもはや恒例となった、JKレシピ乞食をして、手持ちデッキ(ユキ)の中で入れ替え枚数が少ないという理由でリメンバを選択。

 

(裏:ハイティ)

 

当日は会議室を借り、グルメ部メンバーで調整会を開催。

ところがどっこい、さっぱり勝てない。

色々な方の意見、何より自分の使用感を照らし合わせた結果、

 

遅すぎる

 

ことが発覚。

 

リメンバは鯖ガードに追加エナ要求をしてプレッシャーを与えるルリグなのに、ライフを削るスピードが遅いと、

「ルリパン1点?まぁ別に通していいし。」

と軽くあしらわれます。

 

また、長期戦になればエナは余りがちになるため、エナの追加要求をしようと容易に支払われてしまいます。

レシピ乞食の立場でありながら、制作者をディスっているように思われるかもしれませんが、

 

14歳JK「前に渡したレシピ、全然別モノに変わったんで」

 

おい。

バクチク等を採用し、序盤から火力を高めるのが正しいようです。

ただ、個人的には白ルリグで攻める方針には抵抗感がありました。8000打点ノヴァ棒立ちで相手のバクチクを避け、相手のペースを鈍らせてから、3グロウ後はガチガチの盤面で耐えきるのが好きだったので、半端に低打点のシグニを入れるのはなんか違和感が。

 

後、調整会後は絵師100人展に行くという用事があり、翌日セレモニーを控えている状況で、LOVITやアキノを買い足すのが面倒というのもありました。

そこで考えました。

 

「リメンバの構築を(ルリグデッキ込みで)半分入れ替えた奴をリメンバって名乗ったら良くね?」
 

 

はい。

 

 

4月30日

 

 

おっぉぉおっぉおぉぉぉぉぉぉおぉっぉchdjkさ

 

何か下振れたとか、言い訳の余地があるならまだ良いです。

単純に欠陥構築なのが辛すぎる。

レシピの裏向き(デウス4枚目)を借りてまで大会に出たのに、これは酷い。

 

失意のあまり、4回戦の相手が知り合いだったのを良いことに、開始前に

「負けで良いので、フリー対戦にしませんか?途中中断して天皇賞を観たいので」

と言い出す始末。

 

実績解除「セレモニー会場で大会中に競馬中継を観る」

 

日本初(自称)というか、実際日本初じゃないですかね?

 

色々欠陥はありましたが、「新弾のカードが弱かった」に尽きます。

大会後にてらたか氏に「新弾のカード採用したらイマイチだったんですが?」と相談したら、即座に弱点を指摘されました。

 

 

デウス

 

これだけは強かった。

ノヴァとセットで8000打点コンビ。トップ捲り抽選は1回だけで済み、ターンを跨いでもずっと8000打点なのも良し。

強いて言えば、「8000打点に拘り過ぎてイシガメを削った」ことが欠点でしょうか。

 

ハンデスペースがくっそ遅いのに、ハンデス対面以外では自分は手札超過を連発するという不具合が発生していたので。

無駄なハンドがあるならイシガメで投げた方が良いです。

 

 

ラグエル

 

1コスで1体バウンス。

序盤のエナが不足しがちな時期のバウンス除去だし、8000打点だから盤面強度も保てる。

強い!と思いました。

 

ただ、元々覚悟していたことながら、2ターン目にしか使えない点が弱かったです。

3ターン目以降はLv3ユキでバウンスできますからね。

別に8000打点の置物として設置すれば良いやと思っていましたが、Lv3以降の8000打点は非常に脆く、アキノに手札を1枚捨てられるだけで退場してしまいます。

自身も周りも強化できるギロチンはやっぱり強い。

 

 

コーヒー

 

これぞ新規ユキの軸!と言わんばかりに気合いの3枚採用でしたが、まぁ不発でした。

 

・1面しか殴れない→別にええやんと思っていましたが、ゲームスピードを勘違いしていました。

・ハンデスが遅い→2枚使って1枚ハンデス。自分がドローできて凍結できて、色々できるのは間違いないですが、ハンデス単体で見ると物足りない。これに関しては、コーヒー自体の問題というよりは、序盤のハンデスをサボって3以降に回したツケというべきですね。

・ドーナと同時に使えない→これまた火力が落ちた要因。やはり攻めが遅い。

・打点が低い(10000)→ラグエル同様、低打点だと軽く突破されてしまいます。

 

以上を総合すると、

・自分の攻め→遅い

・相手の攻め→中途半端なハンデス、中途半端な打点の盤面なら軽く突破される

という2点から、6回戦で2-5というタコ負けをかますこととなりました。

 

 

5月1日

 

北の大地で大人数の大会に出づらい14歳JK氏に、レシピ提供の御礼に実戦の使用感を伝えるべく、セレモニーのレポートを送るという約束をしていたので、本記事の下書きを書いていました。

 

貰ったレシピ使ってないけど

 

土日は負け続き、「6回戦で2-5ウェーイwww」とかネタにしまくり、セレモニー後は飲み会で適当にダベり、気にしないように振る舞っていましたが、やはり内心はツライもの。

絶頂期との落差に絶望したというのが、紙から隠居した最大の理由ではありますが、GPに出ると決めた以上、泣き言は言っていられません。周りは使用ルリグを決め、更なるレシピ改良や実戦練習に励む中、放っておくと差が開くばかりです。

 

といっても、何のルリグを使えば良いのか。

・ユキ→前弾のままというのは味が無いし、僕の力量で30分勝負は厳しい

・リメンバ→知り合いが2人使用していたが、戦績は振るわず。多少レシピをいじっても厳しい?

八方ふさがりに思えましたが、1つのツイートを目にしたことで、「GPの目標を変える」という裏技を閃きました。

 

 

ウムルを使おう!

ではありません。カード足らんし、テキストすら知らんし。

そうではなく、

 

ルリグ賞狙い

 

これでええやん。

そもそも入賞を狙うのが間違いだった。

 

不慣れな環境デッキを使ったところで、せいぜい3-2や4-2の善戦マンが限界。

それなら、2-2程度でもルリグ賞が狙えるルリグで挑む方が賢明というもの。

さすがに「クソ雑魚デッキで使用者1勝ち取ったったwww」と言う程腐ってはいないつもりですが、身の丈に合った目標設定をしようと思いました。

 

競馬でも、僕は人気馬の1着より、大穴の3着の方がアツくなれるタイプです。

馬主の立場なら、5着とか8着でも出走手当が割り増しされるらしいので、「伏兵の入着狙い」は賢い戦術です。

 

となるとルリグ選択の幅が広がりますが、求められる条件は以下の通り。

 

・強すぎず弱すぎず

・僕が使用経験があり、紙も揃っている

・(可能なら)僕らしい、使うモチベが上がるルリグ

・(可能なら)新弾の要素を取り入れたい

 

色々条件を書いて、全ルリグを精査して選ぶ・・・までもありませんでした。

始めから決まってたんや。

 

 

金アイヤイ

 

これしか無いでしょう。

11月のGPでは5-1ルリグ賞。

あの頃はルリグ自体に脂が乗っていた上、相当運が味方したのは間違いないですが、今でも2-2くらいは狙えるはず。

 

使用者が多いことが予想されるディソナ勢、にじさんじの直前の、中途半端な時期の登場ということで、競馬的に言うと「人気の盲点」となりそうなルリグです。

ルリグは2打点生成する能力を持ち、穴ルリグの中では実力も十分です。

 

何より、全セレクターの中でも僕だけは、大舞台でアイヤイを使う合理的な理由があります。

ルリグ愛から使用したということにしておけば、本音を悟られずに済みます。

 

まぁこの記事を書いた時点で台無しですが

 

最後に新弾要素ですが、新弾緑子の戦いを見て、やってみたいギミックが1つありました。

 

 

もう、相手依存の戦い方はやめたいな、と。

半端なハンデスでは相手は止まらない。半端な盤面では突破される。

それなら、相手の戦力に関係なく、盤面自体を封殺した方が良いです。

 

みどめもはディソナでは無いのが、新規緑子と噛み合わない点ですが、それならむしろアイヤイの方が取り入れやすいとも言えます。

ルリグ賞という競馬ルールの下では、ルリグ自体のパワーではなく、人気対比での実力で評価されるため、新弾ルリグである緑子よりも、アイヤイの方が相対的に有利という訳です。

 

ルリグ賞狙いという後ろ向きに前向きな理由でルリグが決まりましたが、ここからは本気です。

ハッキリ言って2勝すら大変です。

環境デッキ相手でも互角に渡り合う気概を持って、真剣にレシピを練り、実戦経験を積む必要があります。

 

ここからがスタート。5日は名古屋観光、4日は組長と事前調整の予定なので、2・3日しか残されていません。忙しい・・・

 

(後編に続く)