どうも、ねへほもんです。
週末は大阪杯ですね。
エイプリルフールなので一言。
— ねへほうもん (@nehehomon) March 31, 2022
週末の大阪杯に2万入れます。
諸事情あって、本気です。
GⅠですし、先週はウィクロスで忙しくて1円も賭けられていませんし、景気よくいきましょう。
という訳で、今回は大阪杯の予想をしていきます。
多分当たらないので、参考にしない方が良いかと思いますが、それでも良ければご覧ください。
1.単勝1万再び?
推しのG1馬が単勝17倍も付くのでぶっ込んだ pic.twitter.com/OXRCibyvZI
— ねへほうもん (@nehehomon) March 13, 2022
僕がぶっ込む時は、基本アカイイト絡みです。
私情を挟むと予想とは言えないので、まずはアカイイトを軸で買うと宣言しておきます。
エリ女は3連単339万で、僕が観たGⅠの中では一番大荒れしたレースで未だに強く印象に残っています。
そのせいでフロックとか言われることもありましたが、外的要因半分、実力半分だと思っています。
メンバーレベルが低いとか前が崩れる展開は確かに味方しましたが、大外枠から延々と外を回らされながらも、他の差し馬(ステラリア)2馬身差を付けたのは実力でしょう。
その後も、
有馬記念7着:メンバーレベルが高く、適性外の距離の割には健闘
金鯱賞3着:レコード決着の早い時計でも、しっかり前に食らいついたのは見事
と順調に進んできました。
金鯱賞の陣営コメントや周囲の予想を見ていると、「叩き良化型で、金鯱賞は本調子ではない。だから来ない。」と言われていました。
それでも3着に来たのですから、大阪杯では上積みが見込めます。
エリザベス女王杯や金鯱賞といった、前脚質の馬が早いペースでレースを進め、最後消耗戦になるような展開で好走している所を見ると、大阪杯の展開見込みとも合いそうです。
馬券圏内は十分にアリ、展開が向けば1着もワンチャンあると思っており、軸として十分相応しい1頭だと思います。
2.予想のポイント
アカイイト購入宣言をした所で、本格的な予想に入りましょう。
個人的に意識するポイントは以下の3点です。
①阪神の馬場状態
②展開
③金鯱賞組の評価
①阪神の馬場状態
僕がうっすらアカイイト軸で考えていた予想に、バッチリはまる解説をしてくれる動画がありました。(netkeiba)
今回の阪神競馬は8週連続で同じコースを使用しており、内側の馬場が荒れています。
具体的には、ずっと内枠の経済コースを確保して逃げ切る馬には向かないということになります。
昨年も同じような阪神の開催日程だったらしく、参考に昨年の大阪杯のレース動画を観ました。
最初は、逃げたレイパパレが勝ったという情報から、最終直線もずっと内でベッタリだったのだろうと思っていましたが、実際には逃げのレイパパレですら内を捨てて外寄りを走っていました。
今年も同様に、最終直線はみんな外寄りに進路を取ることが予想され、内寄りを確保しやすい先行馬には向かない馬場状態だと思われます。
②展開
いつも展開予想をする時は、逃げそうな馬の名前をググるとか、netkeibaの掲示板を見て陣営コメントを探しに行くのですが、今回は以下3頭が逃げの候補に挙がります。
4番 ジャックドール:当然前寄りでは進めるのだろうが、逃げにはこだわらないというコメントあり。
12番 ショウナンバルディ:金鯱賞では差す展開となり、逃げ一択ではなく脚質に自在性はあるものの、前々で進める展開が得意というコメントあり。
15番 アフリカンゴールド:外枠にはなったが、前走も外側から行っているし、形としてはハナにこだわりたい。(netkeiba掲示板より、元は東スポ?)
普通に考えれば、4戦連続で逃げ切り、枠も内に入ったジャックドールが逃げそうですが、アフリカンゴールドが逃げに意欲ありそうなコメントをしているため、正直読めません。
大穴のアフリカンゴールドが本気でハナを奪ってくるなら、勝利候補のジャックドールが無理に追随するとは思えないので、ジャックドールが2番手より手前に控える展開もあるかもしれません。
よってペース予想は絞れませんが、
・アフリカンゴールドが先頭に立ち、スローペースに。
・スタートの良さと枠を活かしてジャックドールが先頭に。金鯱賞同様のやや早めで逃げのペースを作る。
・仕掛けたアフリカンゴールドに対し、ジャックドールもハナを確保しようとハイペースに。
のいずれもあり得そうです。
③金鯱賞組の評価
僕の本命アカイイトを含め、以下の通り計6頭が3週前の金鯱賞に出走していました。(金鯱賞のレース動画)
直近のレースということで、力関係を計るには最適と言えるでしょう。
上述の馬場状態・展開を含め、個人的に大阪杯ではどう評価しているかを述べます。
1着:ジャックドール
3番という、逃げには絶好の内枠からハナを奪い、そのまま逃げ切って勝利しました。
あまりの圧勝ぶりから、大阪杯でも同様の展開に持ち込め「れば」、エフフォーリアに対抗できるかもしれません。
ただ、個人的には懸念材料が多く、結論からいうと切ります。
・状態
2走連続で2000m1分57秒台という高速時計をマークし、特に前走はレコード決着。
賞金面で大阪杯の出走が問題なかったレイパパレ・アカイイトと比べると、本気で勝ちに行く必要があり、実際にレコードの走りで勝利したジャックドールの方が消耗は大きく、大阪杯への上積みは見込めなそう。
金鯱賞のパドックで入れ込みと発汗が目立ったという噂もあり、金鯱賞は何とか走り切ったが、今回反動が来る可能性も。
・馬場適性
過去の5連勝のレース結果を見ると、逃げ勝ちながら上がり3ハロンが35秒以上掛かるレースはありませんでした。
最終直線が長めの東京・中京かつ良馬場で、高速時計の出やすいコースに強い印象があります。
今回は最終直線が短い阪神内回りで、かつ内側の馬場が荒れています。上がりが35秒以上掛かるタフな展開が見込まれ、普段通り飛ばし切ろうとすると途中で息切れする懸念があります。
・展開
逃げ宣言をするアフリカンゴールドにどう対処するかが問題となります。
金鯱賞では最内1番のショウナンバルディのスタートが決まらず控えたため、無事単騎逃げを決められましたが、今回も同様となるかが問題です。
いつも通りハイペースで逃げる→最後に息切れするかも
アフリカンゴールドにハナを譲り、スローペースな逃げに付き合う→普段のジャックドールのペースにならず、途中で苛立って掛かるかも
・斤量
ジャックドール・ポタジェ・ショウナンバルディ 56㎏→57㎏
アカイイト 56㎏据え置き
レイパパレ 56㎏→55㎏
となります。
ジャックドールにとっては初の斤量57㎏で、この辺りも最後息切れする原因となるかもしれません。
2着:レイパパレ→本命◎
アカイイトを除けば、最も推したい1頭です。
金鯱賞では比較的内寄りの経済コース&綺麗な馬場を走れており、ジャックドール同様有利な環境に居たことに違いはありません。
それでも大阪杯の本命に推す理由が3つあります。
・リピーター
昨年の勝ち馬ということで、大阪杯の条件には一定の適性があると思われます。
具体的には、阪神内回り2000mの形状や、開催日程が進んで内側の馬場が荒れた環境は今年も同様なので、そういった環境面への適性はジャックドール以上でしょう。
天気予報の降水確率は微妙ですが、更に雨が降れば去年の環境再現となります。
・斤量
金鯱賞組では唯一の斤量減となります。
対ジャックドールでは2㎏分有利となります。前走でも2㎏差が埋まれば逆転していたかもしれません。
・状態良化
前走は香港帰りの休養明け、陣営コメントを見た感じでは、GⅡを叩いた後の今回は更に上積みありという印象を受けました。
過去に前走から1ヶ月以上空けずに出走した経験はありませんが、状態の良さを評価してのことだと思います。
エリザベス女王では内ラチ沿いで揉まれて折り合いに苦労した経験があり、金鯱賞は外枠から2着に入ったため、大阪杯でも14番で問題ないでしょう。
netkeiba掲示板の噂レベルですが、外から抜かれると掛かる(?)らしく、隣にアフリカンゴールドが居るのが懸念かもらしいです。
総評としては、「ジャックドールの化け物のような勝ちっぷりからは素質を感じるが、大阪杯への適性を加味するとレイパパレと良い勝負」程度かと思っています。
エフフォーリアとジャックドールの2強対決のようなオッズになれば、レイパパレに旨味が出そうです。
3着:アカイイト
ここでは軽めのコメントに控えます。
過去の追込直線一気とは異なり、金鯱賞は先行集団からそのまま前残りで3着に滑り込みました。
ジャックドールの早いペースの逃げにもやや遅れ程度で追随できたのは評価ポイントと言えます。
ジャックドールに追随したのはレイパパレと同様ですが、アカイイトは最終直線入口で前が塞がるという不利を受けていました。
入口ではレイパパレのすぐ後ろ辺りを走っていましたが、前が塞がっている隙に2馬身以上差が開き、その後進路を確保して何とか(対レイパパレで)1 1/4馬身差まで詰めたことを考えると、単に前残りの流れに乗っただけとは言えず、十分評価に値すると思います。
4着:ポタジェ→対抗〇
結果として先行馬が3着まで残ったレースで、上がり最速の差しで4着に入ったのがポタジェでした。
普段先行馬なのに、前有利の中京2000mでそもそも追込を選択した理由が謎過ぎますが、展開に乗れずともしっかり4着に食い込む辺りは馬の実力を感じます。
レース動画でコース取りを見ても大外を回らされており、外回りのロスの上から4着に入っているのですから、かなりの評価に値します。
東京ばかりで右回りコースの経験が少ない点、太り気味?(netkeiba掲示板情報)と懸念材料はありますが、全くの不人気となるなら買いたいです。
脚質が先行~追込とアカイイトに近く、展開が向けば2頭一緒に来そうなのも個人的に気に入っています。
6着:ショウナンバルディ
3連単236万の中日新聞杯の1着馬。僕は1・3着馬を馬連で買ったせいで紙屑にしたという苦い思い出があります。
最内1番にも関わらず、岩田騎手コメントではスタートに失敗したらしく、控える展開となりました。
差す競馬でも6着なら立派かと思いかけましたが、最終直線は最内を塞がれることなく突進できており、展開の利を受けて6着ならうーんという印象です。
大阪杯でもし逃げるなら、ジャックドールと競合しますし、内側の馬場は荒れていますし、やはり苦しい印象です。
11着:ステラリア
netkeibaの動画では、「金鯱賞は外回りの差しで不利な展開」「叩き良化型」という2点で穴候補に推されていました。
金鯱賞は2着以下が割と接戦のレースで、11着と言ってもレイパパレとは0.8秒差と、滅茶苦茶には離されていません。
個人的には、大穴程度に不人気なら買っても良いと思う一方で、まずは過去のレースで掲示板内を安定的に確保しているポタジェを優先すべきだろうと思っています。
3.買い目
当然ながら、当日オッズを見つつ決めます。
候補は以下で、単勝1万円一本勝負!とは言わず、真面目に分析して決めます。
単勝
複勝
馬連(相手:レイパパレ、ポタジェ、ステラリア+α)
金鯱賞はアカイイト単勝1点買いでしたが、正直アカイイトを侮っていた面がありました。
「中京2000mは前脚質有利。アカイイトが勝つなら、早い展開でジャックドール&レイパパレが共倒れする展開しかあり得ない。だから単勝オンリー」
その後、好位から最終直線で不利を受けつつも、3着に食い込む強い走りを見て、これなら大阪杯で安定して掲示板内には入るだろうという自信を持ちました。それなら、馬券の買い方にも幅を持たせて良いでしょう。
馬連の相手に関しては、金鯱賞組以外では以下を考えています。
・エフフォーリア:昨年の年度代表馬。素の地力が高いことと、先行~差しで自由に展開に乗れることから、安定して1,2着には入ると予想。有馬記念以上の調子ではあるらしい。
初の阪神ながら、短い最終直線・ゴール直前で急坂という形状の似た中山では皐月賞・有馬記念の実績あり。関東からの輸送が不安な程度?
・レッドジェネシス:神戸新聞杯は雨の不良馬場で2着。馬場が荒れたら買う?
・ウインマリリン:前走エリザベス女王杯は、発熱明けで状態が悪い?と言われる中での16着。前走だけを見てオッズが下がるなら大歓迎。2走前は4ヶ月明けのオールカマーで勝利しており、休み明けでも走れるはず。
ただ、先行脚質で、展開的には向かない気がするのであくまで大穴扱い。
・キングオブコージ:1年休養明けから、9着→5着→1着と着実に調子を上げている。2000m超のレース経験が豊富で、消耗戦に強そうなのも高評価。脚質や得意な展開がアカイイトと似ており、2頭セットで馬券内も十分ありそう。
というところです。
エフフォーリアは単勝は付かんが馬連で2着OKにするとオッズが旨味あるとか、他の相手候補馬が想定外に不人気とか、オッズを眺めつつ、当日のパドックを眺めつつ、馬連5頭以内に絞ろうと思います。
我ながら、昔よりは多面的に予想できるようにはなったのではと感じています。
まだ実際の馬券勝ちには結びついてはいませんが、ここで一つ、当たりませんかねぇ?
では(^^)/